「夜の・・・」と書いたからって、怪しいものを期待しないでおくれ!
夜にアントワープを歩いただけだから・・・
水曜日、アントワープ在住の「日本語を習いたい」ベルギー人女子高生との日本語レッスンの予定だったが、都合でキャンセルになった。
僕はアントワープに行ったついでに中華街での食料買い出しの予定だったし、そのまたついでに、日本からロンドン経由でアントワープに来ているという知人と中央駅で落ちあう予定も入れていたので、メインの予定が消えてしまったが、残りの「ついでの用事」を2つ決行するために出かけたのだった。
知人とは無事に会うことができて、ぶらっと、雨のアントワープを歩いたのだが、途中からはすっかり夜になっていた。
アントワープに行ったらやっぱりこのビール!
そしてこのCafe Quinten Matsijs、週半ばのせいか、雨のせいか、この日は客足もボチボチで、マダムQさんもおしゃべりに加わり、楽しい時間を過ごさせてもらった・・・ラ・ショフも飲んで、またボルケを飲んで、2時間ほど滞在。
外に出ると、雨上がりの石畳が艶やかに光っていた。
市庁舎前のフロートマルクトに行くと、雲の隙間から満月が現れた!
大聖堂の周りをぐるっと回ってから帰途に着く、アントワープの中心からちょっと離れたモルセル(Mortsel)にホテルをとっているという知人をトラム乗り場に連れて行くと、直ぐにトラムが到着、話をする間もなく「バイバイ!」
1人歩いて中央駅に戻る。
知人はロンドンから夜行バスで出発して、朝にアントワープに着いたらしい・・・
バスはイギリス島からトンネルでベルギーに渡るんじゃなくて、フェリーに乗って渡るのだそうだ、料金は40€弱・・・、「そうか、そんな手があったのか!」これって安いよね、飛行機に乗る苦痛もないし、寝てる間に海を渡ってベルギーに着いているなんて、素敵ではないか!(僕のように、どこででも寝られる人には特にね)
知人はバスで来たものだから、駅を見みていない・・・、僕との待ち合わせの場所がアントワープ中央駅だということで、駅を探していたが、「この大きな建物は宮殿かモスクに違いない」と、周りをウロウロしたが、駅らしいの見つからないので、道行く人に尋ねたらしい・・・すると、「あれが中央駅だよ」と言われ、愕然としたらしい。
やっぱり偉大なアントワープ中央駅。
写真中央の、石のアーチの門は前回紹介したロイヤル・カフェ。
22:00に駅に着いたのに、次の電車は20:31と、久しぶりに30分も駅で過ごすことになった。
ロイヤルカフェに入ろうかと思ったが、閉店準備中だった・・・・下のスタバ(コーヒー)も閉店済みだった・・・
この時間の駅はちょっと寂しい・・・、自販機から缶ビールを1本買って、出発ホームヘ行くと電車車両は待機していたので、車内の柔らかい椅子でくつろぐことが出来た・・・ホームにある椅子(ベンチ)って、石か木の板で出来ているから、硬いし冷たいんだよね。
ま、そんな事でアントワープで夜を過ごしたのであった。
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