ブリュッセルには 「世紀末美術館(Fin-de-Sièclemuseum)」 なんてのがあるんだねぇ ・・・ 知らなかった。
でも、日本のガイドブックにも紹介されているから価値のあるものなんだろう。
「世紀末」なんて聞くと、おどろおどろしいイメージがするのだけど、それはフランスにおいて19世紀末は、没落期で退廃感が漂っていた時代から来るものらしい。
ところが、ベルギーのブリュッセルは、その時代に文化の最先端を行く中心地として輝いていたらしいのだ。
そこで、王立美術館では、近代美術部門を分離して「世紀末美術館」として、2013年に開館した。
アールヌーヴォーの家具や工芸品、クノップフやアンソールなどの絵画作品が見られるが、絵画に疎い僕にはそれらの解説は出来ないので、勘弁してください(笑)
広々とした展示空間。
その時代のブリュッセルの風景。
ポートレート
アンソールの静物画
エドワード・バーン・ジョーンズの作品
フェルナン・クノップフの「スフィンクスの接吻」
3Dの箱があったりした。
?
「マグリット美術館」は、3階からスタートして下へ降りて行ったが、この「世紀末美術館」は、0階からスタートして下って行くと、なんと地下8階まで来ていた!
地下8階まで来たところで午後5時で閉館の時間となり、エレベーターへ案内された(笑)
これ以上の地下があったのかは謎である。
ところで、僕はこの「世紀末美術館」に入る予定ではなかった ・・・ が、人々の流れに付いていったらそこに入ってしまったのだ(笑)
ホントは「王立美術館」の古典部門(15-16世紀)でブリューゲルやルーベンスの作品を見たかったのだけどねぇ。
見たかったルーベンスの絵が見られなかったネロ少年の気分です(笑)
ま、またいつか機会はあるだろう。
「世紀末美術館」写真はこちら↓
Fin-de-Sièclemuseum, 01 Mar 2017
半日で「楽器博物館」「マグリット美術館」「世紀末美術館」を回ったわけだけど、時間が全然足りましぇん!
「王立美術館」も第一水曜日無料の日なので、見てみたかったが無理な話だった ・・・ 無料の日は午後1時からの解放なので、物理的に全部回るのは無理だと思っていいだろう。
音楽好きな人なら「楽器博物館」で1日を過ごしても十分楽しめると思う(レストランも付いているし) ・・・ 閉館後にブリュッセルの街歩き?
いつもは美術・芸術には興味がないつもりでいるが、見てしまうと結構時間をかけて見るのでこんな事になる(笑)
おもしろかったら ・・・ こちら→
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