ベルギー到着4日目(日曜日)
僕がベルギーに来るのを待ちかねていたかのようにブルージュのAさんからお誘いがあり「アントワープでビアカフェ巡りをしよう!」って事になっていた。
ブルージュからビールを飲みに来るのだから、車じゃなくて電車利用・・・なので、待ち合わせはアントワープ中央駅。
僕も電車で予定より30分ほど早めに着いて、中央駅を散策・・・、まぁ何度も見てるし、写真も撮りすぎるくらい撮っているのだけど、それでも興味は尽きない中央駅です。
正午3分前に、予定通りにブルージュからの電車が到着して、Aさんが現れた。
ベルギーの国鉄が定刻通りに到着した事に拍手したい(笑)
「久しぶり! では早速行きましょうか」
手ぶらで来たAさんだが、僕はパスポート(カメラも)必携なので、小さなショルダーポーチを持っていた。
普通に、観光客やショッピング客が歩くメインストリートを中心街に向かって歩く・・・われら二人、意外と速足である・・・ブラブラしない(笑)
早くビールを飲みたい一心かっ!
なので、途中の街角写真がない・・・日曜日なので店は閉店、ショッピング客がいなくて、ちょっと閑散とした感じがしないでもないホコ天だった。
メインストリート(Meir)途中で、「ルーベンスの家」方向へ左折する・・・ルーベンスの家を通り過ぎて右側にあるのが目的のカフェ「オウド・アルセナール(Oud Arsenaal)」だ。
もう少し先には土曜日の朝市が開かれる広場がある。
ここではお決まりの「ハウスビール」
店オリジナルのビールで、この店の最安値(2.2€)
毎年0.1づつ値上げされるんだよね~、でも仕方ない。原材料費の値上げで、決してオーナーがそれ以上に儲かろうとしている訳ではないのだ。
そのオーナー、僕の顔を見ると「ワンちゃんは?」と聞くのである・・・Momoを覚えていたかぁ~(笑)
ここはワンちゃんも歓迎で、水をサービスしてくれる。
さて、次なるターゲットは農民カフェ!
「Boer van Tienen(ティーネンの農民)」というカフェ。
典型的なブラウンカフェで、昔の雰囲気を楽しめるから大好きなカフェだ
ここでは樽生のWestmalle Dubbel(僕)、TANK7(Aさん)
Westmalleは自宅で瓶ビールをよく飲んでいるが、樽生はやはり旨い!
TANK7はホップが効いてちょっと重い感じで好きなタイプだった。
大聖堂近くにあるフィリップビスケット支店でAさんがお土産を買う。
市庁舎前の広場フロートマルクト到着・・・駅を出てからここまで約1時間半・・・普通に歩けば20分の所なのに(笑)
広場から大聖堂を見上げたら、あらら・・・時計の部分が修復工事中で隠されている!
広場から市庁舎を見たら、あらら・・・中央部が修復工事中で「絵」が描かれたカバーで覆われている(笑)
「こんな時に、一生に一度のベルギー観光に来た人がいたら可哀そうだねぇ」なんて思いながら広場を後にする。
小径へ入り・・・
最終目的地のカフェ「Quinten Matsijs」
このブログでは何度も紹介しているカフェなので説明不要かと思うが、「アントワープで一番古いカフェ」という前置きを付けて紹介されるカフェだ。
ここは食事もできるし、ベルギーの伝統的おつまみも堪能できるので、ぜひビールと共に味わってもらいたい。
これはビッテルバレン(Bitterballen)肉団子のようなコロッケのような、ちょっと辛みのあるボールで、マスタードを付けて食す・・・オランダ人には、なくてはならない一品(笑)
ビールのつまみには最高です!
いよいよアントワープのトリプルビール・・・TRIPLE D'ANVERS
この丸まった重量感のあるグラスに、樽生の飲みごたえのあるビール。
ショフも樽生
オーナーのスヴェンさん
バーマンとして、いつも丁寧な仕事をしている。
Aさんも「De Koninck を飲むなら、このカフェが一番おいしい」と太鼓判を押してます。
「さて、電車の時間に間に合わせて帰ろうか!」
と、Aさんと中央駅へ向かう・・・この時も脇目も振らず、速足である。
しかし・・・タッチの差でドアが閉まり、ブルージュへの電車は逃げてしまった(笑)
まぁ、こんなこともあるサ
でも、心配することはない。
すぐそこにゴージャスなカフェがあるじゃないか!
ロイヤルカフェ(Le Royal café)
「次の電車時間まで暇つぶししよう」
ここは、昔(蒸気機関車時代)の一等席乗客用の待合室だったというのだから、昔は一等席と二等席には大きな隔たりがあったんだろうね・・・今は一等は座席(車両)が指定されているので「必ず座れる」くらいの価値しかないけどね(笑)
僕は「ベルギーの蒸気機関車に乗った」事がある。
このカフェのメインビールはチェコのビール(Pilsner Urquell)
差別化するために敢えてベルギービールを採用していないのだろうか?
さ、今度は余裕で乗れそうだ、Aさん(笑)
Aさんを送り出した後、僕は駅を出て・・・
中華街の手前で左折して、PITA屋へ行く。
PITA屋というのはトルコ料理屋で、ケバフのテイクアウトが出来るので、僕はたまに食べたくなったら立ち寄るところ・・・看板に「PITA」と書いてあるのでPITA屋と呼んでいる(笑)
という事で、持ち帰ったケバフでKatrienと二人で夕食にするのだった。
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