18.7.19

ブルージュを歩く

「ブルージュへの日帰り観光」

去年買って使っていた国鉄の「RAIL PASS」(長距離回数券)が、残り4回分あって、使用期限が7月18日に迫っていたので、「嫁と二人でブルージュまで行って使い切ってしまおう!」という、軽い動機から出かける事にした(笑)

嫁と二人で1時間38分の電車旅・・・
旅の友は数独とビールと日本から持ってきた「あられ菓子」

数独を4問ほど解いたらブルージュです(笑)

町全体が世界遺産というブルージュ・・・
写真でどこを切り取っても「世界遺産」です(笑)

真っ直ぐに中心部へ向かうのじゃなくて、ちょいちょいと回り道をしながら、もったいぶって歩く。

それでも駅から30分ほどでフロートマルクト到着・・・午後2時ごろだったので、水曜日のマーケットが開かれていた広場は片付け(ゴミ掃除)の最中だった。

さて、どこへ行こうか?

思いつくのは「ビールの飲める場所」である(笑)

マルクト広場の、緑色のテントが並んでいるレストラン群の右へ進んですぐの所にあるカフェ・・・

Bierproeverij Café Cambrinus(カンブリヌス)
ビール試飲カフェ?

20種類の樽生ビールがあり、試飲後(もちろん有料)1リットルの瓶に詰めてもらって持ち帰る事が出来るそうだが・・・高いよ~!!

メッヘレンのビール1杯だけにしとくよ(笑)
 
カンブリヌスを出て、再びマルクト広場を通り抜ける。

聖母教会の前も通り過ぎ・・・


たどり着いたのは、町中にあるビール工場!
Halve Maan brewery

ブルージュの地ビールを造っている工場のカフェで「ブルグセ・ゾット(Brugse Zot)」を楽しむ・・・先日、アントワープでカフェ巡りをしたブルージュ在住のAさんと再会・・・ここは彼の庭みたいなものである。
 
ビール工場のテラスから出た後は特に行きたい場所もないので・・・街歩き~ぶらり

「やっぱりビールを飲む以外の目的はなかったのかぁ~」て事になるけど、目的もなく「ぶらり」ってぇのもいいもんだよ(笑)

 かわいらしい家の並ぶ通りをぶらり

馬車の行きかう通りをぶらり

ブルージュはショコラティエが多い・・・
アイスクリーム屋も多くなったような・・・


運河に架かる古い石橋
 
運河観光ボートもひっきりなしに通っている

石橋

僕の背中には「巴志(はっし)! 歩かんと!!」
という日本語が書かれている。

これ、10数年前の役場健康課の「健康啓発Tシャツ」で、肥満防止のため1日10分以上歩きましょう! というキャンペーンで、無料で頂いたもの。

「ベルギーまで啓発活動に来てやったぞ!」 って、誰も読めやしない(笑)。

 ブルージュの写真スポット


公文書館(旧裁判所)

聖血礼拝堂(キリストの血が入ったカプセルが奉られている)

マリー・ド・ブルゴーニュの像
ベルギーの歴史を語るうえで欠かせない存在なので、僕はいつもこの像に会いに行き、写真に収めている。

僕が住んでいるリール市の教会で結婚式を挙げたフェリペ1世、僕が良く通ったメッヘレンのマルガレータの宮殿の主、マルガレータの母であり、神聖ローマ皇帝カール5世の祖母にあたる。

 ブルフ広場のアイスクリーム売り。

マルクト広場でワッフルを焼いていたお姉さん。



僕らはフリッツを買って食べる(今回の滞在で初)


こんな風景を見ながら食べるフリッツもいいものだ。

(コバエがいたり、馬糞のほのかな香りもするが)

鐘楼の時計を見ながら、撤退時間も見計らう。
15分ごとに鳴るカリヨンの音も楽しめるよ。

駅への帰り道に「ベギン会修道院」に立ち寄る。

そして「愛の湖公園」の湖畔に建つお城・・・今はレストランかな?

ブルージュ駅からリール駅まで、1日1本だけの直行電車が18:17にあるので、それに間に合わせた(通常は1回乗り継ぎが必要)。

なぜ1本だけなのかって、不思議に思ったのだけど・・・夏の間だけ、ベルギー内陸部にあるネールペルト(Neerpelt)の町から、海岸の町ブランケンベルグ(Blankenberge)の間を朝と夕方で1往復だけしているのである(それがリールとブルージュを通過する)。

夏季限定の特別列車だ。


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

MOMOちゃんはお留守番だったのですか?

まさゆき さんのコメント...

匿名さん
Momoは沖縄で「犬合宿」で奮闘中です。