「欧州熱波」という災害級の熱波に見舞われたベルギー(ベルギーだけではないが)、沖縄の暑さから逃げるようにベルギーに来て、ビールを飲んでいる僕への天罰か?
沖縄の過去最高気温は35.6度だというのに、ベルギーで記録した今回の最高気温は、なんと41.8度だって!
それを記録した場所はBegijnendijkで、Katrienの姉が住んでいる町・・・幸いというか姉たちはバカンスで海辺へ行っていたそうだけど(海辺でも暑かったらしい)。
1947年6月27日の36.6度の記録よりも5.2度も高い。
その上、1994年以来ベルギーの年間最高気温は30度以上を記録し続けている事も興味深い事だろう。
今年、欧州では2度目の熱波・・・3度目、4度目もあるかもしれない。
高温により、鉄道の線路が変形したり、高架線がたるんで運行に支障をきたした例もあったようだ。
そんな最高気温を記録している同日に、ある場所では悪天候になり雹が降り、風も吹き荒れ、スーパーの屋根が抜け落ちたというニュースもあったから大変だ!
7月24日、25日、26日のLier市の気温予報・・・実際は最高気温はプラス1度くらいだった。
欧州を襲った熱波はアフリカのサハラ砂漠から、南風に乗ってやってきた。
大問題を引き起こしている難民に続き、熱波もたびたび襲ってくるようでは欧州(EU)各国もたまったものではないね。
アメリカの情報機関が発表する未来予測があるが、15年以上前に僕は熱心に読んでいたことがある・・・それが恐ろしいことに、この10年くらいで現実化してきているのである。
気候変動、民族移動(難民)、食糧難・・・
(注:この予測ではバカな指導者が出現する事は予測していない)
真剣に対策を考える時(既にやっているとは思うが)
まぁ、一般人はのんきに「まるで去年バカンスで行ったギリシャのようだわ」ラッキー!
と、この異常な熱帯気候を「バカンスのプレゼント」のように喜んでいるようでもある(笑)
かくいう僕も「40度超えの気温なんて沖縄でも体験できないから、ちょいと外へ出て体験してくるよ」と、散歩をしてきたのだった(笑)
確かに沖縄では決してあり得ない、乾燥した空気での高温は初体験だった・・・湿気を帯びた高温(33度くらい)は沖縄で体験出来て、立っているだけで汗が噴き出すが、この乾燥高温は、暑さを感じているのに汗は流れない(汗は出るけどすぐに乾燥するのか?)、妙な感覚だ。
熱波最大の峠を越えた26日、僕らは午前中にテニスをした・・・別にもう1組がプレーしていた。
峠を越えた午前とはいえ32℃位はあったんじゃないだろうか?
3名で約15分交替でラリー練習・・・という事は1人30分連続プレーか・・・かなり厳しい。
やはり、汗はかいた先から乾くからかシャツはそれほど濡れない・・・沖縄ならシャツを脱いで汗を絞れるくらいなのに(笑)
プレー終わって、たまらず冷えたビールプリーズ!
「ドゥーヴェルチェ!」
夕方には暑さも和らぎ、テラスで夕食(28℃位)
とんかつを作ってみた!
熱波は台風のように去り、土曜日(27日)からは普通のベルギー天気になり、22~24℃で雨(笑)
僕は雨の中、アントワープへ向かったのでした。
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