ルクセンブルク大公国から帰宅して、翌日はブルージュへテニス遠征! ・・・ タイトルに「?」が2つ付いているのは 「?1.観光」「?2.ビール飲み」 になるであろう。
もう、何度も行っているブルージュであるが、電車で1時間半くらいの車窓を眺めるのは今でも楽しい ・・・ 先日のワロン地方、ルクセンブルク大公国とは違う、どこまでも真っ平らなフランドル平原をベルギー国鉄がゆく!
ベルギー国鉄(NMBS)では夏休みの間、サマーチケットなる「国内何処から何処へ行っても7.50EUR(平日のみ)」というチケットがインターネットで買える ・・・ 同じようなチケットで年中使える、RAIL PASS という10回回数券が76EURであるが、それを僕は常に持っている。
往復で0.20EUR安くなるから「ネットでサマーチケットを買ってから行くか!」 と、考え NMBS のサイトで購入を試みたが、なにかの不具合で代金支払いの段階でエラーが出る ・・・ 何度トライしても結果は同じ ・・・ 1時間もタイムロスをして、結局 RAIL PASS を使うことになった。
小雨の降っていたLierから、1時間半離れたBruggeに着くと晴れていた! ・・・ 内陸部と海に近い方は気候も違うのである。
聖母教会 ・・・ 数年前まで入場無料だったが、今は有料 ・・・ 有料になってから中に入ったことがないが、ミケランジェロ彫刻の聖母子像があることで有名である。
ブルージュ観光といえば、馬車とボート ・・・ ボートには2度乗ったが、馬車には乗ったことがない。
屋根のない博物館と言われる、町並み自体が世界遺産というブルージュは世界中からの観光客で賑わう。
観光客はレストランのテラスで、ムール貝のワイン蒸しとフリッツを注文して、ベルギービールを飲むのがお決まりのコースであろう ・・・ 僕は隣の(スーパー)カルフールで缶ビールを1本買ってきて、広場の石段に腰を下ろして、そういう光景を眺めるのである。
ブルージュのテニス仲間、Aさんとの待ち合わせには1時間の余裕があった。
団体観光客の列かと思いきや、馬車に乗るための順番待ちの列だった ・・・ 馬たちは大車輪の活躍である ・・・ 重労働だろうなぁ ・・・
1頭で4-5人乗せて走るから、馬はエライ!
この中心の広場(フロート・マルクト)が一番の見所に違いないとは思うが、街外れまで歩いて風車を見て歩き、静かな運河沿いをゆっくり歩くのが本来のブルージュを楽しめると思うんですがね。
市庁舎のあるブルグ広場。
聖血礼拝堂。
さて、そろそろ待ち合わせの時間だ ・・・ 場所は 「ビールの壁」 がある 「2be」 と言う、飲めるカフェと、ビールとチョコのお土産品店が合体したところ。
ブルージュに来たらブルージュのビール、Brugsezotで乾杯!
トイレに行ってみたら、洗面台が金魚の泳ぐ水槽になっている! ・・・ んー、ナイスアイディア!
KWAKビールはグラスの形が珍しいので人気があるが、さらにロングサイズのグラスがあることを初めて知った! ・・・ 通常3.3clのところ、このロングは5.0cl(ハーフリットル)入るのだそうだ。
「片手で木枠を持って飲め!」 と言われても、これでは怖くて飲めないだろうなぁ ・・・ やっぱり両手で持って飲まなきゃ ・・・
この客たちとは別だが、KWAKのグラスで乾杯のチンをしたのか、隣の席ではグラスを割ってしまった女性たちがいたぞ!
Aさんと飲んでいると、途中からT君も加わったので、一緒に2杯目を注文、今度はメッへレンのビール(黒)、T君はピンクの象のデリリウム・ブロンド ・・・ ま、テニスをするには、まだ時間があるし ・・・ と、いうことでのんびりしていた。
レンガ色のクレコートに、レンガの壁! いかにもブルージュらしいテニスコートだ ・・・ 空と雲が綺麗で、近くにあるような写真になっている。
Aさんとシングルスでしばらくウォーミングアップをしてから、ベルギー人のテニス仲間が揃ったので、ダブルスを2セット、相手してもらう ・・・ Aさんとの日本ペア対ベルギーペアだったが、3-6,4-6で負けてしまった ・・・ ま、運動できたからいいかぁ!
ささ、第2部へ行きましょう!
ブルージュ在住Aさんと、ベルギービール飲み歩き第2部スタート!
Aさんは僕のため?に、ブルージュのカフェを徹底的に開拓している ・・・ この日も僕には初めてのカフェを案内してくれた ・・・ この正面に見える建物が「GROOT VLAENDEREN」
店内はシックな、「大人のためのバー」である ・・・ ウイスキーの種類が豊富に揃っている ・・・ おつまみのスナックがついてくるのが嬉しい! 軽い Primus で、まずは喉を潤す。
今度は地下にあるカフェ「't Poatersgat」、地上の歩道に小さく開いたドアから、ちょっと腰をかがめて、薄暗い店内に入っていく。
この日は天気が良かったので、客は少ないと見える ・・・
ビール注ぎ職人!
ショフのホブロンとBELのピルス ・・・ Aさん曰く 「ホブロンはこのグラスで飲むとホントにおいしい」 ホップの香り高いビールだ。
ショフの小人じいさん。
暗い店内から見た地上への出口。
またブルージュの小道を歩いて次なる場所へ移動。
ベルギービールマニアには「聖地」とも言えるか、有名なカフェ、「ブルグス・ベールチェ」
「世界で最も洗練されたビアカフェのひとつ」に数えられるというから、このカフェ目的にブルージュまで来る人もいるであろう ・・・ オープンしていれば常に満席状態の店である。
僕らも入店したときは席が空いておらず、しばらくして、客が立った席に案内された。
T君と彼女も来て、4人で4種のビールを飲む!
いやいや、すっかり堪能してしまった ・・・ なんのビールを飲んだやら?
テニスラケットを挿したリュックを担いで電車で帰る。
アントワープ・ベルヘム駅で乗り換え ・・・ なんとか無事に家にたどり着いた。
ブルージュ満喫のテニス遠征!
写真アルバム 「Brugge , 13 Aug 2013」
0 件のコメント:
コメントを投稿