京都ガイドブックを持たない僕 ・・・ ホステルを出る前にネット(Google)で銀閣寺への歩き方を調べておいた ・・・ ホステルの近くを流れる白川という川に沿って上流へ遡っていけば、途中から「哲学の道」という遊歩道になり、それが銀閣寺まで続いていることが分かっている。
浅瀬の清流である白川の、ある所では幼稚園児らが川に下りて水遊びをしていた ・・・ 情操教育ですな、子供の頃に遊んだ川をいつまでも綺麗にしようという心を育てる ・・・ いいぞ!
石で出来た細い橋があった。
1本橋(通称、行者橋)で、これは比叡山の阿闍梨修行で千日回峰行を終えた行者が、粟田口の尊勝院の元三太師に報告し、京の町に入洛するとき最初に渡る橋であり・・・ と、説明版に書いてあった。
アオサギもおったりして・・・
白川はやがて運河のような幅の広い川に突き当たり、消息が途絶える ・・・ その広い川の上流と思われる山手の方へ歩き出す。
この辺で疲れが出てきた ・・・ リュックが妙に重いと思ったら、昨夜お店で買ったビンビールが3本も入っていたのだ! ・・・ おまけにYさん姉妹から、お土産も頂いていたので、尚のこと歩け歩けの身には辛いものがあった。
ちょっと片付けよう ・・・ 冷えてないビールを飲む ・・・ 濡れていた折畳み傘を広げて干す ・・・ 1本飲み終える頃には傘も乾き、お土産もリュックに収めて、ちょっとは身軽になった気がした。
再び歩き出すと、対岸に見えるのはキリンさんではないか! なぜに突然キリンなんだ、と思ったが、後でそこは京都市動物園だとわかった。
分かれ道標識にやっと「哲学の道」というのが出てきた! ・・・ ここは南禅寺前という交差点。
橋のたもとにお地蔵さんがいて・・・
橋の下を見ると、鉄道のレールのようなものが見える ・・・ はて、川に鉄道とは不思議な ・・・ と、思ったが、昨日のYさんの話を思い出した ・・・ 「そのルートには琵琶湖から船を引き上げて、山を越えて京都まで下ろすトロッコのレールがあるはずですよ」 と言っていた ・・・
それだ! ・・・ 「インクライン(傾斜鉄道)」 と言うのだそうな。
こんなものにお目にかかるとは思わなかった。
近くにあった「水門を開ける男」の像
「哲学の道」に入る。
清流の流れる小川沿いに道は続いている。
喫茶店の看板と、テントのついたワゴン車があり、
座席では猫が子育てをしていた!
僕が写真をたくさん撮っていると、ほかの観光客たちも気づいて、あっという間に人気者になってしまった猫ちゃんだった。
50cm位の鯉が泳いでいた!
安楽寺の門 ・・・ 入場禁止だった。
法然院の門
法然院境内。
襖絵
法然院を出たところ。
銀閣寺の観光客の多い通りに出た!
銀閣寺の門
銀閣寺 ・・・ 銀色の光を放っているわけではありません。
日本庭園のお庭が綺麗だった。
順路に沿って歩くと、結構な階段の坂道歩くことになる。
上がって見わたす景色は素晴らしい!
銀閣寺を守る鳳凰。
銀閣寺見学から出てきて 「さて、次はどうしたものか」 と、思案しながらビールを1杯 ・・・ 一応、目的は達したのだから休憩ね ・・・ 金閣寺へ行くか! ビールを買ったお店のおばちゃんに、金閣寺へ行くバスのバス停を聞いてから、この場所を後にする。
0 件のコメント:
コメントを投稿