すっかり沖縄暮らしに馴染んでしまって、ブログ更新もままならず ・・・ 夜は毎日が宴会というような生活になっているが、昼はなんとか活動しております。
9月17日のこと、天気はまあまあ ・・・ 実は、僕は石垣島に行って離島の海を満喫しているハズだったが、台風の接近で「海遊びは厳しい」との判断で、石垣島に行くのを取りやめていたのだった。
そこで、ベルギー留学から沖縄に帰ってきていたアスカちゃんに連絡を取って、南城市ドライブをすることになった。
近頃 ・・・ というのは(佐敷町・玉城村・知念村・大里村が)合併して南城市が誕生した2006年あたりから知名度が上がり、「海と緑と光あふれる南城市」という市のキャッチフレーズとともに、自然景観が注目されて、絶景ポイントにはカフェが多数出来て、女性たちには「南城市カフェ巡りツアー」も人気があるという。
ゆるキャラブームに乗って「なんじい」も人気急上昇!
更には「パワースポットブーム」では、沖縄最高の聖地といわれる「セーファ御嶽(うたき)」まで若者や観光客に人気となり、大変なことになっている!
つい最近、市長は「聖地において、マナーの悪い観光客が目立ちすぎるので、昔のように男子禁制を検討しなければならない」という、趣旨の発言をしたという。
そもそも観光地化したことが間違いだったのではないか、と思うほど内部は荒れ果てているという ・・・ これでは神様も可愛そうだ、怒るのも無理はない ・・・ 僕は観光地化されて、入場が有料になってからは行ったことがない。
聖地には行かなくとも、旧知念村の海岸線ドライブでは太平洋側に「神々の島・久高島」が横たわっているの見えるのだ ・・・ そこからパワーをもらってもいいじゃないか。
パワーをもらったところでお腹がすいてきた ・・・ カフェ巡りするか?
海岸線カフェ・ブームの火付け役といってもいい、旧玉城村の「浜辺の茶屋」があるが、その近くに山手の方に階段を上がっていく「山の茶屋・楽水」がある ・・・ 浜辺にある茶屋の姉妹店。
ちょっと高い所にある分、視界は開けている ・・・ 遠浅の海岸なので干潮時は海の色が綺麗なんてものではない ・・・ が、このお店、実は庭がすごいのだ! 山手の方に石積みの遊歩道がが続いていて、様々な熱帯植物を見ながら蝉の声を聞き、高台からの眺望も素晴らしくなる ・・・ 時間と体力があればぜひ挑戦して欲しいものだ ・・・ 僕とKatrienは2年前に挑戦した。
今回は時間がなかったので店内にとどまり、食事 ・・・ 地産野菜のヘルシーメニューを多数用意しているが、メニュー表にドーンと表示されていた 「さちばる定食」(おすすめということでしょう) 肉・魚を使わないベジタリアンな定食 ・・・ 僕は、食事には肉か魚が少しでも付いていたほうが美味しく食べられる方なのだが、これはそれを気にせず、全て美味しく食べられた!
軽く塩をふっただけの野菜天ぷらもうまい!
店内の1階部分はギャラリーになっていて、津野唯市氏の大判な絵画が多数展示されている。
昔の沖縄の農村風景。
昔の沖縄の家庭内 ・・・ 勉強をする女の子、外に居るキジムナー(妖精)と会話をしているような少年、蚊帳をかけたゴザの上で寝ている幼児 ・・・ 昔の沖縄だ! 僕にも経験がある。
ギャラリーの壁は、天然の岩がそのままむき出しになっている! ・・・ オーナーさんご夫妻には前回訪問の際に、懇意にさせていただいたので、ギャラリーにおられた奥様としばしの立ち話をする。
なんと、津野唯市氏の画集「懐かしい未来 沖縄」をプレゼントされてしまった ・・・ 画集であるが、その絵ごとに短いエッセイで絵の説明があり、気軽に楽しめる ・・・ 50代以上の沖縄の人が見たらほんとに懐かしく感じる思う。
アスカちゃんが「行ったことがない」 という 「垣の花樋川(かきのはなひーじゃー)」を案内する ・・・ 知る人ぞ知る「日本名水百選」に選ばれている湧水である。
ここは近くまで車で来られないので静かな場所だ ・・・ 蝉の声がよく聞こえる ・・・ この周りでは、豊富な湧水を利用したクレソン栽培が盛んに行われている。
道端にあった月桃の実 ・・・ 沖縄の人の生活に欠かせない月桃(沖縄の人はサンニンと呼ぶ)は、葉っぱで餅を包んだり、おにぎりを包んだりとよく使われる ・・・ 香りがいいし、防腐効果もあるという貴重な植物。
約3時間のドライブ・食事を終えて、アスカちゃんと「じゃ、次はベルギーで合うかもしれないね!」という事で別れた。
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