ベルギー移住生活: アントワープで食材買い出し！

アントワープへ食材買い出し！

わざわざアントワープまで行く理由は「中華街」があるからで、リール辺りにはない、特殊なものを仕入れに行くのだ。

中央駅地上階のホーム

駅前のアストリット広場（Koningin Astridplein）
「中華街」は駅からこの広場を抜ければ、すぐそこにある。

通りで一番大きい中華スーパー、サンワ（Sun Wah）の斜め向かいにある八百屋が、なかなかいいものを揃えている　・・・　これはヘチマ、若いものから2本取る。

ゴーヤー　・・・　大きすぎないモノを2本取ってお会計へ　・・・

中華街を通り抜けた反対側の入り口。
野菜の他にサンワでポークランチョンミートの缶詰、豆腐なども買っておいた。

それで、この日は別の場所を探検する事にしていた。
コルト・ザーヴェル通り（Korte Zavelstraat）　からハンデルス通り（Handelsstraat）へと続く、モロッコ人など、アフリカ人や中東系の人々が多く暮らす地域の商店街だ。

学校、ちょうど下校時間に通りかかった時は、やはりベルギー人ではない子供たちが多く出てきた。
この辺を歩くと、ベルギーではない、別の国に来たような錯覚を起こす。
黒人が多いし、変わった衣装で平気で歩いている　・・・　ま、僕もそれほど浮いている存在でもないと思うが（笑）

あ、なぜこの辺りを歩こうかと思ったかというと、オランダ語学校の今のクラスでマダガスカル人の女性が隣にいて、休憩時間におしゃべりをしている時、「私は時々、寿司を作ろうと思って試してみるんですけど、ご飯がベチャベチャになって、握れないし、海苔で巻く事も出来ないんです」　と言う　・・・　ま、そんな話から、ご飯の炊き方から、ネタに使う魚の話になって　「ベルギーでは、生で食べられる新鮮な魚がないから、いつもサーモンとエビ、マーチェスを使うんですよ」　と、僕が言うと、彼女は「アントワープのハンデルス通りには、魚屋がたくさんあって、新鮮な魚がありますよ」　と教えてくれたからである。

以前から、あの辺には魚屋が多いという事は知ってはいたが、なかなかね、魚を買って（新鮮なうちに）とんぼ返りという事も出来なくて、1回だけサバを買ってとんぼ返りして「サバの刺身」を食べた事があっただけで、それ以来、遠のいていた。

今回はそれ以来の下見　・・・　魚を買うつもりはなかったけど、何軒かの魚屋に入り品定めをしてきた　・・・　イカも3種類ほどあるし、エビや貝など欲しいものはあったが、「とんぼ返り」は出来ないので、買わなかった。

天気が良くて、意外と暑かった　・・・　着ていた薄いジャンパーを脱いで歩き　・・・　結構その地域を歩き回った　・・・　ミニスーパー（商店みたいな）に入り、見慣れないビールがあったので買ってみたが、0.50ユーロ　・・・　しかも、「BELGIAN BEER」　と書いてあるではないか！

木陰のベンチで、ひと息つく　・・・