今回も沖縄料理レシピです。
「フーチバージューシー」(ヨモギの炊き込みご飯)
これもアントワープでの料理教室で使おうと思っているメニューです。
沖縄ではポピュラーなヨモギを使った料理、北国のベルギーにヨモギがあるなんて信じがたい事だったが、川沿いの土手にたくさんあるんだよね ・・・ 多分少しだけ種が違うと思う ・・・ と言うのは、香りが若干薄い。沖縄のヨモギは香りが強く、苦味も強い ・・・ とても癖があり、普通にはあまり食べたくない野草のひとつである。
しかし、薬草としての効果は抜群らしく、僕が子供の頃(50年前?)風邪をひいたりして元気がなくなると、ヨモギを大量にすり潰して汁をだし、苦い青汁を飲まされたものだ ・・・ おいおい、それは風邪薬がなかった時代なのか? ・・・ 確かにそうだと思う ・・・ まあ、一般的に薬局というものがなかった(笑)
どんな薬用作用があるか、「ヨモギ」でWikiってみてくだされ ・・・
近頃は「食の多様化」というか、自分も年を取ったせいか「おいしい」と思うようになったね ・・・ だから、ベルギーでヨモギを発見した時は嬉しくて、摘んできて「フーチバージューシー」を作って食べたのだった。
ヨモギ捜査犬 Momo!
いやいや、これは見た目だけです ・・・ 実際には川の土手の奥まった所にあるものを摘んできます ・・・ 自転車道の路肩では採らない ・・・ 犬のシッコが掛けられているはずだから(-_-;)
採ってきたヨモギ
茹でた豚肉 100g
人参はおろし金でおろしておく。
米 (3合)
人参(小1本)
豚肉(100g) 駒切り
ヨモギ みじん切り
しめじ適当な大きさに切る
だしの素
塩・醤油
※しめじは椎茸の替りに入れました(笑)
米を洗い、豚肉の茹で汁にだしの素、醤油、塩で味を付けておく。
具材を上に加えて、ご飯を炊く。
1. 強火で沸騰するまで待つ。
2. 沸騰したら、沸騰が続くだけの火の強さまで、火を弱める。
3. ふたをして、そのまま炊く(10~15分程度)
もちろん炊飯器があれば、普通に炊飯器で炊いてよい ・・・ 我が家には炊飯器がないのだ!
4. ご飯の上面にぶつぶつと穴があいたら、火をとめる。
5. ふたをしたまま、蒸らす。(最低10分)
6. ふたをとり、上下を混ぜ返し、余分な蒸気を払う。
これで出来上がり!
あまったヨモギは窓辺に飾りましょう!
外は大雨になった ・・・
余った豚肉茹で汁に、だしの素、醤油、塩で味付けしてスープを作ります。
玉子焼きの千切りを加えて、玉子スープ!
玉子スープと共に ・・・ おかずは簡単刺身だった。
フーチバージューシーをお試しあれ!
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