22.9.15

フーチバージューシーを作る!

今回も沖縄料理レシピです。

「フーチバージューシー」(ヨモギの炊き込みご飯)
これもアントワープでの料理教室で使おうと思っているメニューです。
 沖縄ではポピュラーなヨモギを使った料理、北国のベルギーにヨモギがあるなんて信じがたい事だったが、川沿いの土手にたくさんあるんだよね ・・・ 多分少しだけ種が違うと思う ・・・ と言うのは、香りが若干薄い。

沖縄のヨモギは香りが強く、苦味も強い ・・・ とても癖があり、普通にはあまり食べたくない野草のひとつである。

しかし、薬草としての効果は抜群らしく、僕が子供の頃(50年前?)風邪をひいたりして元気がなくなると、ヨモギを大量にすり潰して汁をだし、苦い青汁を飲まされたものだ ・・・ おいおい、それは風邪薬がなかった時代なのか? ・・・ 確かにそうだと思う ・・・ まあ、一般的に薬局というものがなかった(笑)

どんな薬用作用があるか、「ヨモギ」でWikiってみてくだされ ・・・

近頃は「食の多様化」というか、自分も年を取ったせいか「おいしい」と思うようになったね ・・・ だから、ベルギーでヨモギを発見した時は嬉しくて、摘んできて「フーチバージューシー」を作って食べたのだった。

 ヨモギ捜査犬 Momo!

いやいや、これは見た目だけです ・・・ 実際には川の土手の奥まった所にあるものを摘んできます ・・・ 自転車道の路肩では採らない ・・・ 犬のシッコが掛けられているはずだから(-_-;)

採ってきたヨモギ

茹でた豚肉 100g

人参はおろし金でおろしておく。


                  米 (3合)
                  人参(小1本)
                  豚肉(100g) 駒切り
                  ヨモギ みじん切り
                  しめじ適当な大きさに切る
                  だしの素
                  塩・醤油
                  
                  ※しめじは椎茸の替りに入れました(笑)

 米を洗い、豚肉の茹で汁にだしの素、醤油、塩で味を付けておく。

具材を上に加えて、ご飯を炊く。

1. 強火で沸騰するまで待つ。

2. 沸騰したら、沸騰が続くだけの火の強さまで、火を弱める。

3. ふたをして、そのまま炊く(10~15分程度)

もちろん炊飯器があれば、普通に炊飯器で炊いてよい ・・・ 我が家には炊飯器がないのだ!

4. ご飯の上面にぶつぶつと穴があいたら、火をとめる。

5. ふたをしたまま、蒸らす。(最低10分)

6. ふたをとり、上下を混ぜ返し、余分な蒸気を払う。


これで出来上がり!


あまったヨモギは窓辺に飾りましょう!

外は大雨になった ・・・
余った豚肉茹で汁に、だしの素、醤油、塩で味付けしてスープを作ります。

玉子焼きを作る、

玉子焼きの千切りを加えて、玉子スープ!

おいしそうに仕上がったフーチバージューシー!

玉子スープと共に ・・・ おかずは簡単刺身だった。

フーチバージューシーをお試しあれ!



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