連日、ベルギーのTVニュースではパリ連続テロ事件に関するニュースが流れ、犯行グループはベルギーのブリュッセルにあるモーレンベーク(Molenbeek)地区に拠点があったという事になり、そちらでも大捜索でTVでの生中継が何時間も続いたりしている。
ベルギーのテロ警戒レベルも、パリの事件以降、4段階のうち3段目に引き上げられ、軍隊の出動が出来る事になったらしい。
今日のアントワープの街は、3カ所の学校で爆弾騒ぎ、中央駅でも不審な放置リュックサックの件で騒ぎがあったらしい(リュックサックは浮浪者のものだったという) ・・・ ショッピングストリートも自動小銃を持った複数の軍人が警戒していたというし、物騒だ。
誤報もあるだろうし、いたずらもあるかも知れないが、見過ごすわけにはいかず、警察や軍隊が動かなければならない ・・・ 厄介な時勢になったものだ。
「世の中を混乱に陥れる」テロ集団の思う壺だ。
僕がここで、テロ集団とヨーロッパ社会の関連を論じてもしょうがない ・・・ 専門家はたくさんいるからね。
ただ、ベルギーに住むようになってから漠然と思っていたのは「昔、宗教の対立によって(もちろん、そればかりではないが)、戦争で犠牲を払って、国は別れて行ったハズなのに、キリスト教カトリックの国ベルギーに、なぜこんなにも多くのイスラム系移民が暮らしているのか ・・・ 同じキリスト教でも、プロテスタントとカトリックの違いでオランダとベルギーは別れたくらいなのに」 という不思議。
何年か前の事だが、ブリュッセルで1年間に生まれる新生児の名前、トップ10のほとんどがイスラム系の名前だったという事を聞いたことがあった ・・・ ま、イスラム系の名前は、モハメッドとか、イブラヒム、アブドラとか、聞いたことのあるような名前が多いから、重複も多いのだと思うが、それにしても多いよね。
わが家前の遊歩道から、川へ抜ける小道 ・・・ 2-3日前の強風で、木の枝が折れている!
何もない事、平和である事をかみしめて歩かなければならない、今日この頃。
1週間ほど悪天候が続いたベルギーだった。
先日まで、強風の風の音に怯えていたMomoちゃんも、今日は機嫌よく歩いた。
籠で丸くなり、小さくなることも ・・・
午後4時過ぎからMomoちゃんを連れての、長距離散歩。
4時過ぎたら、薄暗くなりかける日の短さ ・・・
聖グマルス教会を通り越していく ・・・
風車通り(Volmolenstraat)、風車はないけど・・・
ジンメルの塔
羊飼いのモニュメント
修道院
修道院内を歩く
聖マルガレータ教会
修道院内の小道はすべて石畳です。
教会の塔の上に半月が ・・・
中心の広場ではまだケルミス(移動遊園地)開催中だった。
移動遊園地の絶叫マシンに乗った事はないけど、かなりヤバそうな怖さだと思う。
動いている時には、そばを歩くのさえ怖い僕です。
おもしろいベルギーブログはこちら→
0 件のコメント:
コメントを投稿