Belgische Familie Party

ついにやってきました、僕が料理担当のベルギッシュ・ファミリーパーティー！

2ヶ月ほど前から、徐々にメニューを考え初め、食材調達方法、ベルギー人に好まれる日本風な食事の選定　・・・　最初は、高級な寿司用鮮魚がオランダから調達できる方法があるというので、それも考えたが、値段も高額だし、配達は月に1度しかなく、それがパーティーの日からだいぶ離れていたので却下。

アントワープの日本人マダム達が　「簡単にするならカップちらし寿司と言うのもあるわよ、見た目もきれいで日本でも流行っているんだから」　と、アドバイスをくれたので、それを候補に入れて試作してみたら、確かに見た目も楽しく、ベルギー人にはスプーンで食べられるという利点もあり、即決定！

これが完成品（当日）

ベルギー特産の北海小海老、薄切り生サーモン、イクラ、錦糸卵、緑色は野菜の芽　・・・　結果、ベルギー人にも大好評でしたぁ～～、パチパチパチ、っと自分に拍手！

アペリティフの時間に出したので、立ったまま、CAVAや白ワインのグラスを手に、スプーンでも食べられる気軽さも受けた。

何人かは「自分でも作りたいので、いつか作り方を教えてほしい」　と、申し出る人もいたほど　・・・　不思議な味に「これは何ですか？」と、椎茸を示す人　「この赤い卵は何ですか？」　「それはサーモンの卵です」

ベルギー人はサーモンをよく食べるのに、イクラは食べる習慣がないのかねぇ、不思議だ　・・・　高かったけど。


2ヶ月ほど前に突如始めた「餃子修行」

ベルギー人にも好まれそうな和風な物（元は中華とはいえ日本の人気食である事）として、取り入れることにした　・・・　これもまた、アントワープのマダム達から「ベルギー人に出してハズレル事はないでしょう」　と言う、お墨付きのもと、修行を始めたのだった。

僕は餃子は好きなんだけど、自分で作ってまで食べようとは思っていなかった　・・・　いざ、作ってみると、これがまた旨いんだわ！

多少のミスはあっても、おいしく頂ける　・・・　うん、これならハズレはないだろうとの確信のもと、包み方、焼き方の試行錯誤をすること4回（冷凍したものを焼く事も修行のうち）、なんとか形を崩す事もなく焼くことに成功する。

これもベルギーファミリーに喜ばれた　・・・　キッチンにこもっていた僕だったが、みんなの前に呼び出されて　「とっても、おいしい！」　「ありがとう」　と、お礼を言われ、みんなから拍手をもらいました。

パチパチパチ！

ワーテルゾーイは前日に作り置きしてあった。

鶏肉を丸ごとっていうのは初めての経験だった。

通常のレシピ野菜に、アンディーブと芽キャベツを加えた。

 ブイヨンスープも手作りしている　・・・　タイムとローズマリーを糸で縛って入れると、なんかプロっぽくていいね　・・・　いつもTVでは見ているが、自分がやるのは初めてだった。

Katrienがトマトスープのミートボール入り、ホウレン草のタルトも作った　・・・　全て大好評　・・・　子供たちはトマトスープ、大人はワーテルゾーイが多かったかな？

キッチンにこもっていたので、みんなが料理を食べている写真を撮っていなかったぁ～・・・　残念！

 ガキンチョたち

Katrienの両親から派生したファミリー

今は亡き、父親の誕生日が11月1日で、ベルギーは祝日（諸聖人の日）に当たるので、毎年盛大に誕生祝いをしていたので、この日を記念に今でもファミリーが全員集合する日となっている。

場所は3兄弟（姉と兄）で持ち回り　・・・　もちろん料理の準備などは、その家の人がする事になっている　・・・　僕とKatrienにとっては3年に1度の大イベントである。

しかし、ホントみんな仲がいい。

 デザートコーナー

 腹ごなしの散歩隊

兄と姉はそれぞれ子供が2人。
4人とも結婚して、それぞれに子供が2人　・・・　という事は8人のガキンチョたちがいることになる　・・・　しかも、8年の間に毎年1人づつ増えてきた　・・・　で、今しばらくはストップしている（笑）

紅葉満喫の散歩から帰ってきた。

人の頭ほどの大きさの、チョコで包まれたケーキ！

これを2個準備するというのが、このファミリーパーティーの定番である　・・・　何故なら、父親が大好きなケーキだったから　・・・　

何とも微笑ましいファミリーだ。

12時から始まったファミリーパーティー

アペリティフの軽いおつまみ（カップ寿司含む）に始まり、メインは2種類のスープ、食後は散歩の後、チーズアラカルト、デザートのケーキまで　・・・

大方17：30頃に解散した　・・・　来年は姉の家だったっけ？

みんな料理上手なので、毎年のお楽しみ！


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