デンデルモンデ(Dendermonde)の町からブルージュまで、高速道路を使わずに行くと1時間20分ほどかかる ・・・ それでも高速を使わず、Gentを通らず E34, N49, N9 と、ちょっと遠回りだが下道からブルージュへ向かう。
十字の門(Kruis Poort)
ブルージュも中世の頃は城壁で囲まれた街だったので、今でもいくつかの城門が残っている ・・・ 外周のリング(環状線)から、この門を通り抜けて旧市街へと入る。
エルサレム教会の裏側にはレースセンター(Kantcentrum)があり、
その斜め向かいにレースのお店「't Apostelientje」がある ・・・ ちょっとしたレースミュージアムとも云える年代物のレースを多数展示していて、購入する事も出来る。
今回はこのお店に用事があった。
去年、僕らが日本帰国した際に、東京滞在時にお世話になった友人のNさんとのお話の中で、十数年(数十年か?)前に、ブルージュのこの店でレースのみを購入したが、日本に帰ってからは保管だけして利用していなかったので、僕らが訪ねたのをきっかけに「テーブルクロスにして使用したい」という事で僕らが預かり、そのレースを使ったテーブルクロスに仕上げてもらったのである。
さすが専門店、レースを四角い布の周りに配するのだが、継ぎ目がわからない ・・・ と、言うか継ぎ目がないように仕上げられている ・・・ ほどいてから編み直したのか?
ちょっとだけお散歩~
寒いし、もも太郎コンビを連れては遠歩きも出来ず、なんとか運河まで行って、写真はワンショットのみ ・・・
この1枚で、十分ブルージュの雰囲気がわかる「いい写真だ」と自分で思った(笑)
風もあったので 「寒い、寒い」 を連発するKatrien ・・・ これじゃ、長くは居られない ・・・ 「では、温まる場所へ行って何か食べよう」
と、上の写真を撮った場所から、すぐの所にあるカフェへ向かう ・・・ それも計算済みだった(笑)
ブルージュで一番古いカフェにして、犬フレンドリーなお店「Vlissinghe」
今年、創業500年という老舗。
まずは地ビールのブルグセ・ゾットで乾杯!
昔のストーブが現役で使われていて、店内はとても暖かい!
犬フレンドリーなお店、店内には犬用の水が用意されている。
僕は魚のスープ
Katrienはラザニアで暖まる。
もも太郎コンビはチーズが好きなので、パンにチーズを付けて分け与えたりしてた。
いい雰囲気の店内、まるで博物館の中にいるようだ ・・・ 隣の大きいテーブルでは英国から来た団体さんが、周りを巻き込んで 「ハッピバースデイ トゥ~ ユ~」 などと歌って賑やかだった。
せっかくだから、僕はこの店の500周年記念ハウスビールを追加した。
ランチマットは古い写真 ・・・ ほぼそのままの形で今も使われている ・・・ 古いけれどきれいな店内です。
ブルージュ観光は、絵葉書でよく見るフロートマルクトの三角ギザギザ屋根、鐘楼、ベギン会修道院、運河のボートなどが有名だが、中心から少し離れた静かな小道にある、こんな落ち着いたカフェで過ごすのもいいと思うね、料金もお手頃だし。
店を出るとすっかり暗くなっていて、車を止めていたエルサレム教会の通りに戻ってきた。
帰りに通りかかった、ヤンハイス風車(Sint-Janshuismolen) 夜に見るのは初めてだったけど、キレイだねぇ。
旧市街から見る十字の門 ・・・ 外から見るのと違う形をしている。
ブルージュでは2時間くらいの滞在だった。
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