11月13日に起きたパリでの同時テロ事件で、犯行グループの活動拠点がベルギー、ブリュッセルのモーレンベーク(Molenbeek)地区にあったという事から、ブリュッセルではテロ警戒レベルを最高のレベル4に引き上げ、同地区で大捜索が始まり、銃撃戦があったり、容疑者たちが拘束されたりで、連日TVのニュースからは目が離せないので、見逃さないように毎日ニュースを録画しています。
日本でも、このニュースは報道されているようで、FBや、Eメールにて、心配してくれる友人知人がいるし、このブログのコメント欄にも同様のコメントをしてくれる方がいます。
日本でも、このニュースは報道されているようで、FBや、Eメールにて、心配してくれる友人知人がいるし、このブログのコメント欄にも同様のコメントをしてくれる方がいます。
幸い、僕が住んでいるリール市はブリュッセルから45km、アントワープ(第2の都市)からは16kmほど離れた田舎町 ・・・ 人が集中する場所もなく、テロリストの標的にはなり得ない安全圏です。
イスラム系の移民は少なからずいるが、凶悪そうで挙動不審者は見えません(笑) ・・・ テロリストが凶悪顔だったり、異常行動を表に出す事はないね。
さて、日本に住んでいる友人が、今月末から来月初めまで、パリ、ベルギーの旅行を計画して「一緒にベルギービールを満喫しよう!」 と、久しぶりの再会を楽しみにしていたのだが 「13日の金曜日」に起きたパリの事件、その後も爆竹の音でも逃げ惑う市民、ベルギー、パリでの銃撃戦、軍隊警備の街の中 ・・・ そんなニュース映像を見て、さすがに「キャンセル」ボタンを押した。
家庭持ちの身、万が一にも危険な目に遭う事は許されないのである。
運よく身に危険がなくても、厳重警戒の観光地や、ちょっとした誤情報でも電車が止まる交通混乱も考えられる ・・・ 旅行者にとって、一番厄介なものだ。
2日前も「爆弾情報」でアントワープ市内の学校3校が臨時休校になり、市内繁華街に軍隊出動で警備されたし、アントワープ中央駅では不審リュックサックが見つかり、騒動になったが、リュックの持ち主は浮浪者だったという結末だった。
8月には、僕がアントワープに行った日に中央駅で「爆弾騒ぎ」があり、結局は偽情報だったが、4時間ほど駅は封鎖され、もちろん電車も動かなくて、家に帰るのに難儀をしたことがあった。
ま、僕にとっては慣れた所から家に帰るだけだから、落ち着いて行動できたが、旅行者だったら大変だよね。
ある人が12月初めにベルギー行きのチケットを手にしているのだが、キャンセルしても1/2しか代金が戻ってこないので、決行するか、止めるか鬱々と過ごしているという。
気持ちはよくわかる ・・・ 手っ取り早いのはキャンセルしてしまう事 ・・・ 消えてしまうお金 ・・・ あぁ、もったいな~い。
それとも意を決して、困難を覚悟でベルギー入国 ・・・ 意外と普通に観光できるかもしれない。
しかし、万が一、その期間に次なるテロが起こるかもしれない ・・・ 誤情報で交通機関がマヒするかもしれない ・・・ 予約したホテルに着けなくて、別のホテルに泊まる事になるかもしれない。
いや~、悩ましいねぇ ・・・ 僕にはその答えは出せません。
なので、情報提供しておきます。
まず、日本語で確かな情報を求めるなら、大使館の情報でしょう。
ベルギーの公共放送: オランダ語、英語、フランス語あり
危険情報とは関係ないけど、僕が好きな料理番組
情報収集も旅の楽しみ! 今回はちょっと事情が違うけど。
昨日(23日)は久しぶりに天気が良かったので、ワンちゃん連れて街の散歩に出かけた。
聖グマルス教会
市庁舎
ベギン会修道院
市内の運河に架かる橋
旧魚市場のポンプ
水門小屋
ベルギー旅行者が、こういう田舎町で、静かに4‐5日過ごしてみるというのもいいと思うんだけどね ・・・ 「暮らすように旅をする」 と、言うスタイルもあるらしいよね。
僕の妹が、「次来るときは暮らすようにベルギーを楽しみたい」 そう言っていたのだけど、2回目に来た時もやっぱり、連日観光地巡りで忙しかった(笑)
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