3.3.16

オランダ語でルーマニア人と

3月になってしまいました ・・・ うるう年で2月が1日長かったとはいえ、日にちが経つのは早いものだ。

昨日3月2日(水)朝、まだ外が薄暗い7時ごろ起床 ・・・ 外は雨、「こんな日に学校へ行くのは嫌だなぁ」と思いながら支度をしていた。

8時を過ぎて、外は風が強くなり、ますます嫌な天気に ・・・ 今度は激しい雨が窓を叩く音がしたので、外を見ると、雨ではなく大粒のみぞれだった!

ひぇ~、なんてこった! これでも学校へ行けっていうのかよ ・・・ って、外の道路を見ると小さな男の子(小学低学くらい)が、リュックを背負い、ジャンパーのフードを被って、必死に風とみぞれに向かって自転車をこいでいた ・・・ 「イカン、イカン、大の大人がこれくらいの天候で弱音を吐いちゃイカン!」 と、自分を恥じる一幕だった。

僕が行くオランダ語学校は、公立学校より始業時間が30分遅いので、僕が家を出る頃には風とみぞれは収まり、小雨に変わっていた ・・・ 傘を持たず、ジャンパーのフードを被るだけで歩いて学校へ行く。

学校が終わり、午後の下校時間にはすっかり天気は回復し、青空が見えていた ・・・ なので、またも道順を変えて帰路に着く ・・・ この道はアラゴン橋から教会へまっすぐに繋がる「教会通り(Kerkstraat)」

今日(木)の学校での話

ルーマニア(România)人女性2人とのグループになって、おしゃべりタイム(授業中のオランダ語会話) ・・・ 実はおしゃべりするためのテーマ(外国の写真を見て自分が思う事を述べる)があったのだが、僕らのグループはテーマはそっちのけで「ルーマニアと日本の自慢話」をしていた(笑)

ルーマニア人女性と言えば、最近ではテニスのシモナ・ハレプが有名であるが(かなり昔にはナディア・コマネチがいた)僕の目の前にいたのは、どちらかと言うとハレプ似である(二人とも)

Ro「ルーマニアはとても素晴らしい国ですよ、自然が豊かで海もきれいで ・・・ 」
僕「え、ルーマニアに海があるの?」
Ro「あるわよ、黒い海が」

僕「黒い海?・・・あ、黒海かぁ・・・、そのまんま黒い海(Zwarte zee)と言うんだ ・・・ 塩の味がしますか?」
Ro「もちろんよ、とてもきれいなんだから」 と、スマホで検索して、ルーマニアの海辺のリゾート地の写真を見せてくれた ・・・ 「へぇ~、ホントだ、青い海で、まさにリゾート地だ!」

僕「僕が生まれた所はOKINAWAで、海がきれいな所だよ、それで検索してみてよ」
彼女、OKINAWAを検索して出てきた沖縄の海の画像を見てびっくり!

Ro「わぉ、きれい! あなたはここに住んでいたの?」
僕「そうだよ、1年に1度くらいは帰っているよ」
Ro「ベルギーからどれくらい離れているの?(Km)」
僕「知らないよ ・・・ 飛行機でブリュッセルからフランクフルトまで1時間、フランクフルトから東京まで11時間、東京から沖縄まで2時間半だよ」

Ro「わぉ~、信じられない、そんなに遠いの? 旅費はどれくらいかかるの?」
僕「今年6月に帰るけど、今回はとても安いチケットがあって471EUROだったよ、往復でね」
Ro「え~、そんなに安く行けるの? 私たちルーマニアに帰るのに3時間の飛行機で往復400EURO位するのに ・・・ 私、来年は日本に行くわ!」

僕「今回は安かったけど、通常は800EURO位するよ」
Ro「滞在費は高いの?ホテルはいくらくらいで泊まれる?」

もう、すっかりその気になって、矢継ぎ早に質問が続いた ・・・ もう、授業はそっちのけである(笑)

ルーマニアには本物の「ドラキュラ城」があるし、ドナウ川のデルタ地帯(ドナウ・デルタ)と言う美しい自然もある ・・・ といろいろ説明してくれたが ・・・ 

「でも、どうしてベルギーに来たの?」 と聞くと 「ルーマニアは政治的に安定していないし、物価は高いのに収入は少ないので暮らしにくい」 という事らしい。

という事で、居ながらにして他国の事情を聞けるという、素晴らしいオランダ語教室です。

 帰り道の続き ・・・ アラゴン橋から見る運河の河畔

中世の古井戸
下の石造りの部分がポンプになっているが、民家に張り付くように塔になっていて、上には聖母子像が祀られている。

聖母子像と街灯ランプ
19世紀には、市内に35のポンプがあったらしい ・・・ バケツで汲み上げる井戸じゃなくて、ポンプになっている事がすごいね、ウチの学校の前にもポンプの塔があり、現在でもポンプを操作すると水を汲み上げることが出来る(おそらく唯一の現役) ・・・ そして上の写真のポンプは市内で1番立派なポンプでバロック様式で高さが6mあり、「ポンプとチャペルのコンビネーションである」と、観光局の説明にある。

ではまた、食べ物編
野菜が多いように見えるが ・・・ 餃子の具を作ってます。

 230グラムの挽肉 ・・・ 同量くらいのキャベツ + 青ねぎを加えて、皮で包むと34個ほど出来た。
半分は冷凍保存して、半分をそのまま焼いて夕食にした。

近頃、中華街で買ってくる餃子の皮が薄くて、柔らかくてね、包むのに苦労していて時間もかかる。
焼いてみると、皮が薄い分、ちょっと具材が透けて見えるくらいだ ・・・ 皮のヒダがシワシワの感じになり、かえって美味しそうに見えるかも(笑)

Duvel のスペシャルビール 2016 Tripel Hop で晩酌。
日本のベルギービールファンには贅沢な取り合わせだろうね。

Tripel Hop 2015 も併売されていて、値段は同じ 1.84 Euro ・・・ 普通のビールよりはちょっと高めだが、さすがに美味しいですよ!

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