日本でも大きく報道されていると思いますが、3月22日、ベルギーは悲しみに沈む日となってしまいました。
悲しい事です ・・・ ホントに悲しい事です。
地下鉄爆発事件はEU本部の近くであり、さらには在ベルギー日本大使館の最寄駅となっているマールベーク(Maalbeek)駅で起こったとの事。
22日の朝、僕はいつものように9時前にオランダ語学校へ出かけ、その日は特別授業で、市内の大きな教会「聖グマルス教会」の鐘楼へ、ガイド付きで登る企画に参加していた。
11時、鐘楼見学と、その他の観光名所めぐりを終えて、あるカフェで皆で休憩に入った時に、そのカフェのTV に映し出されていた「緊急ニュース」で、その事件を知った。
「ついに最悪の事態が発生してしまった」
ついに、というのは、やはり僕も含めて、みんなも予測をしていた事ではあったと思う ・・・ テロリストの温床とも言われているベルギー、そしてEUの中枢機関が集まるブリュッセルで本当に起こってしまった。
事件に巻き込まれ、亡くなられた方々の冥福を祈り、負傷した方々の1日も早い回復を祈るのはもちろんだが、この国の行く末はどうなるのだろうか ・・・ と、不安にもなる。
今日(23日)、オランダ語学校の教室でも、正午から1分間の黙祷をささげた。
平穏な田舎のリール市内でも、パトカーや、自転車でパトロール中のポリスの姿をよく見かけた。
日本からベルギーを訪れる人も少なくなるんだろうなぁ、と考えると寂しくなるね。
イスラム教とキリスト教、中東とEU、アフリカとEU ・・・ その移民の扱いなど、デリケートで深刻な問題が山積しているように感じています。
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