またもメッヘレンです。
仕事のついでです ・・・
そして、マルガレータの宮殿の斜め向かいにはヨーク家のマルガレータの宮殿がある。
この宮殿は現在メッヘレンの市立劇場になっている。
15~16世紀の話なので、解説するのは難しいが、マルガレータの宮殿のマルガレータ妃は、別名オーストリアのマルガレータとも呼ばれ、その代母が英国出身のヨーク家のマルガレータという事らしい。
まぁ、歴史の話は長くなるので、ブログでは解説しきれません。
マルガレータの宮殿から、市の中心へ向かうと「旧家畜市場(Veemarkt)」という広場があり、そこに目立たないモニュメントがある。
三叉の矛を持ち、水の溢れ出る壺の上に座っている姿を見れば、水を司る海神ネプチューンだろうなという事がわかる。
海神ネプチューンなるもの、普通は海の近くか町の魚市場で幅を利かせているものであるが、なぜにメッヘレンでは家畜市場にいるんだ?
ゲントでは旧魚市場の入り口ファサードに堂々と海神ネプチューンが立っているのだ。
その理由は僕にはわからない ・・・ このネプチューンさんも困った顔をしているように見えるよね(笑)
そのまま中心へは行かず、右側に舵を取り、前回と違う道順を歩く ・・・ この白い壁に赤瓦の家は数年前まで「王立カリヨン学校」だったが、今はどこかへ移転してしまった。
市立博物館(Museum Hof van Busleyden)現在改修工事中。
市立博物館の斜め向かいにある聖ヤン教会(Sint-Janskerk)
裏道を歩く ・・・
川沿いに建つ塔(Refugie van de Abdij van Sint-Truiden)は修道院であるが、この川は年中緑の水草が茂っているので「緑の水」と呼ばれている。
聖ロンバウツ大聖堂の裏側に来た ・・・
この建物は15世紀のもので、隣にある聖ロンバウツ大聖堂の聖歌隊のための音楽学校(Koraalhuis)だった ・・・ 度々紹介している「楽聖ベートーベン」の祖父が若い頃、この学校で学び、大聖堂の聖歌隊を経て出世していったのである。
その大聖堂の裏側の広場には、巨大な「不実な夫」像がある。
大聖堂の裏側の通りを進んでいきます ・・・
ちょっと右にそれて、小ベギン会修道院(Klein Begijnhof)に来た。
こんな小さな門をくぐる ・・・
石畳
レンガ
ここにもポンプがあった!
小ベギン会修道院の前の広場の像(Brede heupen)
観光地ではない小道を歩いていると、ボルン小道(Bornstraatje)の脇に小さな遊び場があるが、遊具が面白い!
スケボー風の台に乗れば、バランスを取らないと立っていられない ・・・ 僕は試さなかった ・・・ 年のせいか、そういうバランスに今は自信がない ・・・ 若い時は沖縄の海でウインドサーフィンをしたり、名古屋在住時はスキーやスケートもたまにはやっていたんだけどねぇ~
この類の遊具は、日本なら危険遊具になるのだろうか?
フィットネス自転車まである!
遊び場に隣接する民家の壁に壁画!
カリヨン発祥の地と言われるメッヘレン、ベートーベンの祖父の出身地という事で ・・・
音楽の町メッヘレンをアピールしているようであります。
更に小道を歩く ・・・
ベギンホフ教会のファサード。
その向かい側の小道に入り込むと ・・・
メッヘレン市内にあるビール醸造所、ヘット・アンケル(Het Anker)の裏門がある。
大ベギン会修道院の家並み
壁沿いの花壇に咲いていた黄色のスイセン。
修道院の家の壁 ・・・ 遠くの白い煙突は醸造所。
さて、そろそろ中心部へ向かいます ・・・ 旧貧窮院の門。
旧貧窮院の中庭には、楽しそうに踊っている裸婦像がある。
聖ロンバウツ大聖堂
マルガレータ妃の像は広場に向かって立っている。
広場と市庁舎
市庁舎前にはイースターの準備で、クリスマスツリーならぬ、パース(イースター)ツリーが設置され、黄色い卵がたくさんぶら下がっていた。
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