ついにベルギーも戦争状態に突入しました。
まずは上の動画を再生してみてください。
こちらは、2011年1月1日午前0時5分ごろのベルギー、リール市、市庁舎のある広場です。
周辺でドンパチが始まってます!
新年だと知らずに、この時間に町を歩くと、ビックリしますよ!
「スワッ!何事だ!何が起こっているんだ!?」
日本のように、「ひゅ~~ん、どーーん、パチパチパチ」じゃなくて。
街のあちこち(各家庭?)で、家の前で、パンパンパンッ!
ぴゅーん、とロケット花火が上がったり、四方八方から花火の音。
例年、花火の事故(火傷や火事)があって、TVニュースでは「個人でやる花火はやめましょう・・・」と言ってるにもかかわらずだ、・・・・・やらずにいられないベルギー人たちであります。
こんなハートのような風船が空を飛んでいたりする・・・・
良く見るとコレ、まさにバルーンですよね!風船状の袋の下にロウソクのような炎が点いて、熱気球の原理で飛んでいる・・・・
「ひぇ~~、これが落下する所では火事になるんじゃないかぁー」
と、心配したが、良く考えると「熱気球」なので、炎が消えないと落ちてこない仕組みになっているのか?
しかし、老婆心ながら心配です。
商店街、いやショッピングストリートは、いたって静かです。
わざわざ、メインストリートを選んで歩いたのにハズレでした。
人々が向かっているのは、(もちろん神社じゃなくて)クリスマスマーケットが開かれていたジンメル広場。
あまりにも人が多く、歩くにも不都合なくらい埋め尽くされていたので、写真撮るのも忘れていた・・・・。
人々は何をしているのかと言うと、ここでは市のオフィシャルの打ち上げ花火が見られる場所の様で、カフェも多い事から、カフェで飲み物を取って、外で立ち飲みしている。(ま、新年だからシャンペングラスですね・・・、落としても割れないように、そのまま持ち歩いてもいいように、プラスチックのグラスである)
若者たちは家から持ってきたであろう、アルコールのボトルを手に持ち、ラッパ飲みしている。
若者たちが酔っ払って大声を出さないうちに、僕はおとなしく静かなネーテ川沿いを歩いて帰るのでした。
風景は静かだが、相変わらず花火の音はうるさいくらい上がっている。
道行く人たちは、すれ違う人と、顔が会ったら「Gelukkig Nieuwjaar!!」と新年のあいさつをする。(フルックヒ ニューヤール!!=幸せな新年を)
僕も少年に「Gelukkig Nieuwjaar!!」と声掛けられたので、「フルックヒ ニューヤール!!」と、応えてやった。
街角では、友人たちが集まって、歩道上で焚き火をして、立ち飲み宴会をしている人たちもいた。
なんか、バス会社が「新年無料運行サービス」をしているようで、夜中でも移動はバスを利用している、、、、これなら安心してたくさん飲めて、カフェも大繁盛か?
Lier市は霧に包まれて2011年が明けました。
日本のように心機一転、お正月と言う感じでもないので、普通に年が変ったような気がする。
ま、「紅白歌合戦」とか「ゆく年くる年」とか、定番のTVも見ないので雰囲気もないですね。
正月特番と言えば「王室ニューイヤーコンサート」くらいじゃないか?
先ほどからラジオとTVで生中継をしている・・・有名なクラシック音楽が中心なので、僕にでもなじみの曲が多く、なかなか楽しめる!
そう言えば、年末のニュース特番で2010年の総集編があったが、ベルギーの列車事故や、アパート崩壊事故、半年以上の無政府状態・・・・外国も異常気象、紛争、金融クライシスなど、「1年でこんなに事件、事故、災害が起きていたのか!」と思うほど大変な1年でしたね。
異常気象は今後も続くであろうし、景気もそう早くは回復しないだろう、事件事故だって、ピタッと止まる事もないだろう・・・。
そんな2011年が、皆様にとっては災難に巻き込まれず、健康で幸多き年でありますよう、祈念して、スタートします。
0 件のコメント:
コメントを投稿