21.1.11

悲劇を奇跡に!ドーハの日本

アジアカップ準々決勝、日本の相手は開催国カタール。

今もサッカーファンに語り継がれる「ドーハの悲劇」の舞台だ。

94年米国W杯出場を逃した「ドーハの悲劇」と

07年10月の北京五輪アジア最終予選カタール戦(ドーハ)でのロスタイムで、伊野波がハンドの反則でPKを与え日本は敗れた。

日本は北京五輪の出場権を得たものの、伊野波は代表から落ちた「伊野波の個人的ドーハの悲劇」があったようだ。

因縁というものはあるものなんですねぇ・・・、こうもドンピシャリと。

雪辱を誓っていた伊野波だが、代表ではあるが補欠組。

それが、負ければその場で終わりの決勝トーナメントに来て、出場停止の内田に代わる先発出場の機会を得た!しかも、その相手はカタール。

完全アウェーの中で、先行されては追いつく、苦しいながら見応えのある試合展開。

後半、日本は赤カードで退場者を出した直後に、フリーキックから1点を勝ち越される。

1人少ない数的不利で完全アウェー・・・・・、悲劇のままで終わってしまうのか。

せめて同点にしてPK戦に持ち込めないかと、祈る気持ちになるが、PK戦になるとさらなる悲劇が待っているんじゃないかと、不安になる。

しかし、10人のサムライは頑張った!

香川がドリブルで抜け出し、直接シュートで見事にゴールネットを揺らした。

よしよし、これで同点、PKだ・・・・・悲劇の不安は残るが・・・。

ところがところが、まだまだやる!90分間際に香川がドリブル突破を狙うが、ゴール前で倒され、ボールをこぼしてしまった。(笛は鳴らない)

相手キーパーとDFは、香川を止めるために、いっしょに倒れている。

こぼれたボールに詰め寄ったのは「あの因縁の」伊野波選手だった。

ドーハのボールが伊野波を呼んでいたのか、左足で無人のゴールに蹴り込んで決勝点を挙げた。

日本チームにとっては、まだまだ奇跡と言っちゃいけないかもしれないが、伊野波の個人的悲劇(因縁)にとっては、それはまさに「奇跡的ゴール」だったに違いない。

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昨日のLier郊外の風景。

今日は、Katrienと2時間のテニス練習をしてきた。明日はウインターダブルスの久しぶりの試合がある。

対戦相手は最下位のペアだが、僕らが目標にしている3位以内を目指して、得失ゲーム差をつけて勝たないといけないので、気を抜く訳にはいかない。

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