この頃、すっかりベルギー・シニアテニスの仲間入りしてしまっている。
はじめは「ダブルスのメンバーが足りないから来てくれないか?」と呼ばれたのだが、「来週も、・・・来週も・・・」 と、すっかり定着しそうな火曜日の午後、昨日も参加したが、僕が80才のジョンとペアを組んで、相手はふたりとも70才 ・・・ 僕も含めて全員の合計がなんと275歳!
こんなんでテニスできるの?と、思うでしょうが、意外や意外、みんな結構うまいのだ ・・・ ラケットの届く範囲に来たボールのさばき方が実にうまい!
僕は走るだけが取り柄の若造のようなものだ ・・・ その爺さん達も、普段歩くときは、のっそりしているが、コートでは意外と、スルスルっと走ってボールに追いついていたりする ・・・ 長い経験と勘はまだ生きている!
80才のジョンは4-50年は使っているであろう、四角いテニスバッグを持って颯爽とコートに入ってくる ・・・ ウインブルドンの昔のモノクロ写真でも見ているようで、なかなかカッコイイ!
そのジョンと僕が組んで135歳、対するは140歳ペアで白熱した試合を展開した ・・・ ま、僕は試合を面白くするためと、爺さん達の運動をさせるために、手抜きしてゆるいボールを相手がいるところに返していたりしたが、6-2、4-6、6-3で、僕ら(若いペア?)が勝った!
しかし、みんな偉いよねホント、ちゃんと3セット出来るんだから ・・・ しかも、1セットずつチェンジコートなしでやるからね(屋内なので太陽や風の影響がないのと、時間制限があること・・・コート移動がめんどくさいなどの理由で)ほとんど休憩なしでやっている。
試合が終ると、みんな満足気で握手して「ありがとう、いいプレイでした!」 と、挨拶をする ・・・ そして、「では、また来週ね!」だってさ。
今日は市内を用事ついでに40分ほど歩いてきた ・・・
リール市庁舎前の広場ではケルミス(移動遊園地)が行われているようで、広場いっぱいにコンテナのゲームセンターなどが配置されていた ・・・ 大型の遊具は別の広場にあるようだ。
時計台の前の広場もケルミス会場になっている。
このところ天気は良くないが、この時は雨は上がっていた・・・気温10℃。
運河沿いのセイヨウシデの並木道・・・もうほとんど葉は落ちている。
聖グマルス教会
水門小屋へ向かう運河と道、楓の並木。
水門小屋
遊歩道
栗の木とセイヨウブナの紅葉。
あぁ、ほんとにこの秋は天気に恵まれない日が続いている。
2 件のコメント:
私も先週82歳のおばあちゃんと組んで132歳ペアとゲームしました。このおばあちゃん、自転車でテニスクラブに来るし、みんなが膝が痛いとか腕が痛いとか言っている中、どこも悪くないという。さすがにネットプレイはしないけれども時々すごい鋭角ショットを打ちます。こちらには年配のプレイヤーがたくさんいますよね。彼らを見ていると私もまだ20年は余裕でできる、とうれしくなります。
ちかいうちに一緒にやりましょうね。
Toshiko
テニスにおいても歴史の違いを感じますね。 年配プレーヤーは古典的スタイルをそのまま続けていて、今のトップスピンなんてほとんどやりませんね。
その人たちと一緒にプレーできるのは貴重な体験だと思います。
一緒にテニスしましょう!
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