「サンタクロースはスペインから蒸気船でやって来る」
というのがベルギーの伝統なので(オランダもそうらしいが)、もちろん海から来るわけで、「トナカイのそりに乗って空を飛んでくる」 お話とはだいぶ違う ・・・ あの空飛ぶサンタはスウェーデンから来るんだっけ?
アントワープに海はないが、スヘルデ川でオランダの方の海から、大型船でも入ってこれるので、アントワープ港には蒸気船でサンタクロースが来たそうです「今年はいたずらっ子はいなかったね」と、インタビューに答えたそうな ・・・ ということは、全員プレゼントをもらえるのだァー!
アントワープには15,000人の子供がいるらしいのだが、まさか配達するわけにもいかないだろう。
17日(土)は、「日本語を話そう会」出席のためアントワープに行っていたのだが、寄り道をしなかったのでサンタクロースに会えなかったなぁ ・・・ あ、いや、別にプレゼントが欲しかったわけではない!
「話そう会」に参加した人の中には「市庁舎の前でサンタクロースを見たよ!」という人もいた。
じゃ、海がないところにはサンタは来ないのかい? ってことになるが、我がリール市には運河があって、なんとかアントワープ港までつながっているのだ!
それで、大型蒸気船では来れないが、小さなボートに乗ってやってくる!
毎年来ているんですよー ・・・ 律儀はお方だ!
2009年「サンタが船でやって来た!」、2010年「サンタが街にやってきた!」、2011年「サンタが来るぞ!」
ということは、僕は3年連続でサンタさんをお迎えしていたことになるな。
(実際は、海はなくても、運河はなくてもサンタは、どこにでも現れる)
サンタクロースは「サンタ・クラース」「サン・ニコラ」「シント・ニクラース」と、呼び名を変えてヨーロッパ各地に出没しているようだ(日本語では聖ニコラスになるのかな?)
キリスト教の中では、シント・ニクラース(Sint-Niklaas)は船乗りと漁師の守護聖人、子供の守護聖人でもあるらしい。
教会の中などで見かける像を見ても、船に乗って、子供たちに囲まれている場面が多い。
それと、ベルギーの子供たちは12月5日にサンタからクリスマスプレゼント(寝ているあいだにこっそり、枕元にプレゼントがある)をもらえる習慣のようなのだ。
じゃ、12月25日は何なんだ!ってことになるが、「キリストの誕生を祝う日」さ
12月24日の夜(イヴ)に教区の教会に集まり、午前0時を超えてからキリスト誕生を祝するミサがある(僕も参加したことがあるが)教会内での一連の儀式が終わったあと、別室に移って、参加者たちの懇親会があった ・・・ ココアやワインを飲んで、ケーキを食べて・・・と、決して馬鹿騒ぎをするパーティーのようなものではなかった。
ついでながら日曜の新聞の切り抜き ・・・ リールセが久しぶりに勝った~!
タイトルは「AA-Gentはまだ病気だ」 リールセは良くやった!と褒めてくれないのかよ!
ベルギー1部リーグも早いもので、折り返しの1戦目だった ・・・ 今週は、川島選手のいるリエージュのスタンダールとリターンマッチだ!
前回はリールセのホームで0-0引き分けだったが、敵地での1戦はどうなるのか ・・・ 下位に負けて上位といい試合をする、ムラのあるリールセの善戦(金星)に期待したい。
川島を応援したいが、リールセが相手となると、地元の弱小チーム・リールセを応援しなければならない。
0 件のコメント:
コメントを投稿