1.1.14

静かな新年の朝

新年あけましておめでとうございます。
2013年が終わり、2014年が始まった。

ベルギーにいると日本のような華やかさはなく、いたって静かな新年の朝を迎えています。


我が家のテラスから、東の空に朝焼けが見え、


北の空には青空が広がっています。

我が家の居間にはクラシック音楽が流れ、ゆったりした時間を過ごしている ・・・ そう、TVで新年の「ニューイヤーコンサート」が生中継されているので、音声をステレオコンポで流している。

日本では年末から「特別番組」ばかり ・・・ 中にはいい番組もあるが辟易とする事も多かった ・・・ 笑う門には福来る ・・・ かも知れないが、押しつけの笑いが多いような気がする。

クラシック音楽で静かな新年というのもいいものだ。

しかし、大晦日の深夜、いよいよ年越しという時に、とてつもなくバカ騒ぎをするのもベルギーである。
そんなバカ騒ぎを見るために、Katrien+Momoと町の中心へ出かけてきた。


僕らが中心へ向かう道でも、多くの若者たちが自転車で同じ方向へ向かって行った。

中心の広場(フロートマルクト)に着いたのが新年の3分前、すでに花火の火薬の臭いと、煙が充満していた。
犬は雷の音と花火の音が大の苦手、とよく言われる通り、Momoちゃんも花火の音を聴いた途端、脇道へ脱走を試みて、リードを強引に引っ張った。

KatrienがMomoちゃんを抱きかかえて、中心から離れたところを迂回する。
 
僕はどうしても、その騒ぎの中心を見たかったので近付いて行った。 

いつもは静かなジンメルの塔(時計台)がある広場 ・・・ ニューイヤー・カウントダウンは毎年ここで行われる。

若者たち(じゃない人も)が集まり、周辺のカフェで飲みながら時間を待つ人もいるが、若者たちは仲間同士でシャンペンとプラスチックグラスを持参して、新年とともに乾杯する。
そしてこの花火騒ぎ!

ここは「メイン会場」みたいな場所だが、町中、いたるところで、大なり小なりの花火を打ち上げている。
例年、花火による事故(怪我や火事)が発生しているので、年度毎に花火の規制が厳しくなっているのだが、まだまだ続いている恒例行事。 

Momoちゃん、Katrienに抱っこされて現場を去る!

雨上がりの濡れた路面

怯えきったMomoちゃん、玄関まで回らず、ガレージからでも早く家に帰りたいと、座り込む。 
 
 ガレージに入ってからも、へたり込んでしまった。

「慣らすため」とはいえ、Momoちゃんにとっては過酷な経験だったに違いない ・・・ 新年早々、悪い事をした ・・・ すまぬ!
 初めてのニューイヤー・バカ騒ぎ、ベルギーの柴ちゃんは、これにも慣れないといけないのだ。

おもしろいベルギーブログはこちら→ にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
役立つヨーロッパブログはこちら → 人気ブログランキングへ

アントワープ ホテル宿泊
Posted by Picasa

0 件のコメント: