W新年会！

3日、ブルージュからリールまで来てくれたテニ友のAさんと、久しぶりのテニス対決　・・・　去年ブルージュで対戦して以来だから半年振りくらいかな　・・・　僕が絶好調だったので勝ちましたけど　（僕のホーム・クラブは、珍しいカーペットコートで、Aさんはレンタルシューズに履き替えないといけないというハンデもある）
1時間、休まずプレーして、程よく汗も流し、シャワーを浴びてから、飲み友でもあるAさんとメッヘレンまで出かける。


Aさんが予てから行きたいと言っていた、Het Ankel 醸造所のカフェで直売のビールを飲む　・・・　Aさん、ブロンドの　Manneblusser（月に水をかける奴ら、と言うビール）、僕は定番の Carolus Classic どちらもうまいが、Aさんは飲んだビールを気に入って、直売店で瓶詰をお買い上げ。 

チーズとサラミをおつまみに、ふたりで新年会！

あの馬に乗った王様は皇帝カール5世か！

Het Ankel 醸造所

メッヘレンの広場にかかる虹

Aさん、メッヘレンの街をゆっくり歩いたことがないというので、いしょに街を歩く。

子供ベートーベンとベートーベンの祖父（メッヘレン出身）

 

もうひとつ、カフェに入る！

 

ステラ、ハーフリットル！

ファンシー・ショップだったか　・・・　の店先。

Aさんと別れて、ひとり歩き　・・・　帰りの駅へ向かう。

 

聖ロンバウツ大聖堂と14世紀の市庁舎

 

メッヘレン市庁舎


市庁舎前の「キリスト降誕小屋」
キリスト盗難事件もあったので 、監視カメラが設置してありますよ！　との表示も張られている。

 

市庁舎横の柱廊


Veemarkt　にある聖ピーターとポール教会（Sint-Pieter-en-Paulkerk）　・・・　ここを通り抜けるとメッヘレン・ネッケルスプール駅（Mechelen Nekkerspoel）があり、メッヘレンの中心部からはメッヘレン駅へ行くより近い（が、急行電車は止まらない）
この時まで天候はまあまあ、だったのだが、電車がアントワープ・ベルヘム駅に差し掛かった時、急な土砂降りの雨と風が吹く　・・・　僕が乗っていた電車は次の終点である中央駅までたどり着いたが、その後は雷雨や突風により停電があったりで、区間によっては遅延、運休が相次いでいたようだ　・・・　僕はそんな事とはつゆ知らず、予定通りにアントワープでのミニ新年会に向かうのだった。

僕は日ごろ、市内でトラムなど利用しないのだが、この雨じゃしょうがない　・・・　アントワープ中央駅から地下道を通って、少し離れたトラム乗り場まで移動して、トラムに乗る。
これまで何度も行っているカフェ「クイントン・マセイス」へ行くのに、初めてトラムを利用するのだった。 

トラムを降りたところにこんな広場がある。

カロルス・ボロメウス教会のある広場だ。
このあと、QMカフェへ　・・・

いつものQMカフェ（クイントン・マセイス）

当初、日本語話そう会メンバーの有志（飲み友）で、「市庁舎前で集まって飲みに行こう！」　と、いう事になっていたが、突然の悪天候により　「QMカフェ集合！」に変更になっていた。

 僕は、最初からQMカフェでひと休みしてから市庁舎に行こうと思って、早めに来ていたので1着となった。

日本人、ベルギー人、オランダ人、7名が集まって日本語で楽しめるミニ新年会！　・・・　日本人の彼氏が欲しいベルギー人女子や、今年、日本旅行を計画中のベルギー人や、沖縄にも行きたいオランダ人　・・・　話は尽きずおもしろい！

仕事帰りの人もいたので、ドライカレーを食べる人もいたが、僕はビッテルボーレン（bitterballen）をおつまみにする。（ミートボールみたいなコロッケみたいなやつ）

隣に座っていた方はミニ春巻き　・・・　そんなおつまみもあるQMカフェである　・・・　ひと通り、飲んで食べて、僕は十分満腹感があったが（そりゃ、そうだ、メッヘレンでも飲んで2次会みたいなものだったから）　みんなは「ジェネバーを飲みたい！」なんて言い出して、場所を移動する事に　・・・。

さすがに僕はお暇することにした　・・・　ベルギー国鉄の運行状況に不安がある事もあった　・・・　常々、Katrienに「最終電車に乗って帰ろうなんて思わないでね」　と、くぎを刺されてもいる。

 ひとり寂しく帰るトラム乗り場　・・・　「ここに来るトラム、どれに乗っても中央駅まで行くから心配ないよ」　と、マダムQさんに言われて安心ではあった。

無事に中央駅に着いたのはいいが、リール行きの電車が20分遅れと表示されていたが、その時間が2分前に迫っていたので、飛び乗ったが　・・・　2分過ぎても、10分過ぎても、乗り込んだ電車はうんともすんともしない（アナウンスもない）　・・・　電車から降りて掲示板を見ると、出発時間も遅延時間も消えて「未定」に変わっていた　・・・　またしても！

 再びホームの先頭へ戻り、時刻表とにらめっこ　・・・　「35分後にリール行きの別の電車があるので、それが運休になるようならバスを探して帰る」　と、Katrienに電話連絡する。

 左側5番ホームの掲示板に「リール行き」と表示されるかどうか、見極めるまで乗らないで待つ　・・・

近くにあった自販機では、お金を入れたのにコーヒーが出ないと、ガンガンと自販機を叩く男もいる　・・・　とんでもない駅だ。

いやーこれは、オランダ語のできない観光客なら大問題だなー、英語が出来れば駅員に聞けば状況がわかるかもしれないが、アナウンスはオランダ語のみだから、突然の運休やホームの変更、遅延でも5分遅延が10分になり20分になり、結局キャンセルになる事もよくある。
そもそも、駅員さえ「私は知らない…何か問題があったようだ」と平気で言う　・・・　連絡網がまともに繋がっていない。

いつも文句ばかり言っているようだが、現実だ。

35分後のリール行きの電車は予定通り出発して、リールに着いた　・・・　多くの人が乗り、多くの人がリールで降りた　・・・　運休になった場所へ行くため、バスに乗り換える人たちである　・・・　そんな方法にもすっかり慣れているようだ。

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