水曜日、
メッヘレンで歩いたついでにアントワープも歩いてくることにした ・・・ メッヘレンから電車でリールに帰る時に、乗継をするためのアントワープ・ベルヘム駅で下車して、乗り換えをせず、ぶらり歩きをしに行ったのである。
(メッヘレン・リール間のチケットをせこく使う)
路面電車が走る道。
道の両側に100年前の高級住宅が続く ・・・
トラム(路面電車)のAntwerpen-Berchem停留所から、次のBerchem Draakplaatsまで約500mほど、道の両側を眺めながら楽しいぶらり歩きが出来る。
そして最後の方の右側に、金色に輝くブラボー兵士の像がある!
僕の中で、アントワープの新名所だ ・・・ これを発見した喜びは相当なものだったよ ・・・ アントワープ伝説の英雄だからね。
1番有名なのはフロートマルクトに建つブラボーの噴水 ・・・ あれは裸だからね、兵士という印象ではない。
もうひとつは大聖堂前の井戸の上に立つ、クイントン・マセイス作のブラボー兵士 ・・・ あれは黒塗りで、痩せた老兵士のように見える。
そしてこの第3のブラボー兵士 ・・・ これは立派じゃないか!
ただ、この切り取った手をアントワープのスヘルデ川に投げるには遠すぎる。
高架橋下にあるドラークプラーツ(Berchem Draakplaats=ドラゴン広場)停留所から見たコーヘルス・オシレイ通り。
あれを思い出しながら歩いたね「路面電車・世界各街停車の旅」4月20日撮影で、BSフジで放送されたのは7月17日、僕がTV で見たのは8月7日(大阪)という4ヵ月がかりの番組だった ・・・ あの時も天気が良かったが、この日もまた9月の夏日で最高の天気。
天気がいいので、さらにひとつ先の停留所まで歩いた。
Dageraadplaats 教会前の広場で子供たちがバスケットボールで遊んでいる。
薬局の温度計は+27度! 夏日だ!
ベルギーでは、薬局の看板に温度表示が付いている事が多い ・・・ なぜだろう?
「体調管理に気をつけて」 って事だろうか。
Antwerpen-Centraal Station 停留所でいったん降りて、中華街でインスタントラーメンとニラを仕入れて、またトラムに乗り、旧市街のMelkmarktまで行く。
トラムは同じチケットで1時間以内は乗り降り自由という特典がある。
カフェ・クイントンマセイスへ行ったら、マダムQさんが「アントワープで面白いイベントがあるわよ!」
と、見せてくれたのは10月最初の週末に、アントワープのスヘルデ川に船を並べて向こう岸までの浮橋を作るんだって ・・・ なんでも、第1次世界大戦時に、そうやって物資を運んだことがあったらしく、今年は大戦の開戦から100年目に当たり、そのイベントの一環らしい。
その橋を渡るのは有料だが、この新聞ガゼット・ヴァン・アントワープ(GVA)の20日付け新聞を買うと無料でチケットが入手できる特典が付くらしい。
ま、渡らないにしても見てみたいなと思う。
天気が良すぎると、さすがのCafe Quinten Matsijsも店内がら空き。
僕はカウンターでボルケを1杯飲んで、出ようと思ったが、知り合いの日本人が入ってきたので、もう1杯頼んで30分ほどユンタク(おしゃべり)する。
いつもは、街歩きの締めにQMで飲むのだが、今回は先に飲んで、時間が早いし天気がいいから街歩きは後回し~
(買い物した荷物を預けておくという理由もあった)
青空に美しく映える大聖堂
万国旗も鮮やかな市庁舎
この万国旗だが、アントワープ港と直接取引のある国の国旗が掲げられている事を知る人は少ないと思う ・・・ 僕はある経緯から知ることになった。
中世の小道も歩いておこう
ここもTV番組に紹介したのだった。
何処から見ても絵になるねぇ
フロートマルクトに入ると何やらイベントが ・・・
フェスタ・ヨーロッパだっけ、以前リールの街でもやっていた。
ヨーロッパ各地の特産品(主に食品)が出品されて、その場で買って食べる事も出来る。
僕はやっぱり、ビールの臭いのするテントへ足が向かう ・・・
リンブルク州で造っているリールのビール、聖グマルス・ブラウン樽生を飲む ・・・ やっぱりうまいよ!
天気が良く風も穏やかな日 ・・・ 熱気球が何基か浮かんでいた。
QMカフェへ戻ります。
仕上げにボルケをもう1杯飲んで、帰る。
19:50PM ベルヘムの空。
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