3日前(水)のMomoちゃん散歩。
その日は天気が良く、Momoちゃん散歩には最適だが、僕は午前中に市役所で運転免許証の交換(日本→ベルギー)をしなければならなかった。
今年6月頃だったか、市庁舎が移転して IT 化が進んだと思うが、8月からは市庁舎を訪ねる人は「完全予約制」なんて事になって、用事がある時は事前に電話連絡してアポイントを取っておかなければならない。
Katrienに電話でアポイントを取ってもらったら、最初の答えは「1週間後の8日に来てください」 だった ・・・ そんなバカな ・・・ Katrienが粘り強く「なんとか早く出来ませんか、免許証がないと困るんですけど・・・」 と、説得すると 「では、明日の午前中にいらしてください」 だって。
その日の朝、Katrienは仕事でお出かけ ・・・ 僕とMomoちゃんが残されたので、いっしょに市役所へ行くことになる。
市役所への道、途中でMomoちゃんが休憩 ・・・ その前にあるのは、
ホップの毬花!
リールでは道端に普通にこういうのがある。
10分ほどで役場に着き、受付で名前を告げて「日本の運転免許証を受け取りに来ました」 と言ったら 「はぁ?」 と、意味不明風 ・・・ 僕のオランダ語が通じてないわけではなく、アポが取られてない様子 ・・・ 「日本の運転免許証とベルギーのを交換するんです」 と言うと、理解はしたらしく、担当部署と連絡を取ってから順番待ちの整理券をくれた。
3分ほどで順番が来て、担当窓口へ行き、名前を告げると「はいよ、ちょっと待ってね」 と、男の人が大きな棚からアルファベット順に並べられ、大量にストックされている世界各国の免許証の中から僕の名前を見つけだし、取り出した。
「はい、これね、どうぞ」 ・・・ 「ありがとうございます」
と、そんなやり取りで僕の免許証はベルギーのものに交換された ・・・ 日本のように申請書やら印鑑やら、本人確認、費用も要らない。
口頭だけで済んでしまう。
「IT も予約も、いらないじゃねーか」
晴れてベルギーの運転免許証を手にして、Momoちゃんと散歩を続ける ・・・ ベギン会修道院の入り口 ・・・ 学生たちが社会見学?
Momoちゃんはマイペース。
リール(Lier)の街は日本人観光客はほとんど訪れないが、国内や近隣外国からの観光客は結構多い(地球の歩き方には紹介されているんだけどね)。
週末にはガイド付きツアーで街巡りをしている人たちを見かけるが、平日はいたって穏やか ・・・ ましてこの修道院では、ほとんど人に会う事もない。
塀に伝っているぶどうの木には実が成っていた。
今は、本当の修道女(シスター)は住んでなくて、一般の人が建物を借りて住んでいる。
時々、「貸家」の看板が出るけど、どうです?
静けさの中で暮らしたい人には最適な居住区。
朽ちて壊れ、撤去されていた水色のポンプが復活していた!
修道院内にある聖マルガレータ教会。
教会の前。
僕はこの修道院の、静けさの中を歩くのが好きだ。
修道院の外壁。
「ヒツジの頭」モニュメントの前で ・・・
ヒイラギの赤い実
ネーテ川
河畔の広場
河畔から見た聖グマルス教会
石橋
歩道にはセイヨウシデの落ち葉が増えてきた。
そして、わが家の近くの遊歩道でたむろするカモたち ・・・ みんなで集合していると、パンをあげに来る人がいる事を知っているのだ。
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