コートサイドでテニス観戦のMomoちゃん。
垣根の下の木陰で伏せて休んだり、時にはボール遊びをしている。
僕らもラケットを持ってテニスコートへ出て、黄色いボールを追いかけて打ち返している。
勝った、負けたの一喜一憂、1本のショットに「ナイスボール」「惜しい!」などと声をあげる。
そんな、テニスに親しむ者にとって ・・・ 特に日本人にとっては、夢のような幸運が訪れた昨夜だった。
「日本の錦織圭、ジョコビッチを破って決勝進出!」
日本のテニスファンが夢見ていたことが現実となったのだ。
まだ、あとひとつ「グランドスラム大会優勝」という夢も実現できるところまで来たのだから、ここで手放しで喜ぶというのもアレだが、ここは素直に喜ぼう!
ベルギー時間、午後6時の試合開始に備えて、わが家では、リフォームしたばかりの家具もないリビングルームでTVだけ先に設置を済ませ、部屋の中央にドカンと特等席を用意してその時を待つ。
試合が始まると、サイドテーブルにビールを置き、VIP観戦である。
いやぁ~、ニシコリ、よかったぁ~、最初から最後まで楽しませてくれた。
第1セットを幸先よく取って、「行け、行け!」と、あおった第2セットではいいところなく調子を落としているように見えた。
が、見方を変えれば「今は分が悪いので無理をせず、体力温存のため、やり過ごしているのだろう」 と、いい方に解釈した
それは多分、その通りだった。
第3セットに再び力を発揮する ・・・ タイブレークでも集中を切らさず、世界No1からタイブレークをもぎ取ったのだ。
勝負の第4セットでは、早々にブレークしたあとは、リターンゲームの時は無理をせず、体力温存し、サービスキープに全力を尽くした ・・・ ファーストサーブの切れも出てきた錦織の方がゲームをコントロールしている。
そう感じたので、これは絶対に勝てる! と思った。
ジョコビッチの方が根負けした感じもあった ・・・ 彼にとっては完敗だろう。
錦織は、世界No1のジョコビッチとの対戦成績が2勝1敗となった。
決勝の相手は、16位のチリッチ ・・・ 対戦成績は錦織の5勝2敗 ・・・ 「錦織優勝」の期待をするなというのは無理だ。
今朝の新聞記事
「錦織がジョコビッチ5度目の決勝への道を阻んだ」
おもしろいベルギーブログはこちら→
0 件のコメント:
コメントを投稿