4.4.15

わが家の食卓

わが家の食卓 ・・・ キッチンは僕のくつろげる趣味の部屋である。

材料を確認して、メニューを決めて、材料を台の上に揃えて ・・・ 次は、ビールを開けてグラスに注ぐ ・・・

「さあ、始めようかぁ~!」 というノリで料理を始める。

楽しいひと時 ・・・ 気分はエルーンなのだ。

(注:エルーンはベルギーの人気料理番組のシェフ)

1回の調理時間は40分~1時間、煮込みモノの場合は前日に作り置きをすることもある。

では最近作って、写真に収めたものを紹介しましょう。

3月27日(金)
前日に作り置きしたストーフブレース(フラマンド・カルボナード)
すっかり、わが家の週イチの定番になっている。

ベルギーの代表的家庭料理
ビールの国(天国?)ベルギーならではの「牛肉のビール煮」である ・・・ 作り方はいたって簡単。

鍋で玉ねぎをバターで炒め、フライパンで牛肉をバターで炒めた後、鍋の玉ネギに加える。

フライパンにビールを注いで温めて(牛肉の炒め汁を混ぜる)から鍋へ移す ・・・ 塩、こしょうで味を調え、ジャムをひとさじ、ローズマリーなどの香草類も加え、ローリエの葉も入れる。

味を調えたら最後に、食パンにマスタードを塗って、マスタード面を下にして鍋にかぶせる ・・・ その後は蓋をして2時間ほど煮込む。

マスタードがスープに染み込み、パンが溶けてとろみが付く。

付け合せはベルギーでは一般的にフリッツ(ポテトフライ)と、軽いサラダを付けるが、わが家では「フリッツは食べすぎないように」している(そもそもフリッツ揚げマシンを持っていない)ので、芽キャベツ(ベルギー原産らしい)、インゲン、チコリ(ベルギー野菜)をバターで炒めたものを付けた。

3月30日(月)
鶏モモ肉のゆず胡椒照り焼き、インゲンと芽キャベツ添え
なんとなく思い付きで作ってみたら旨かった!
日本から持ってきたチューブ入りの柚子胡椒、次回らもうちょっと多めに持ってくることにしよう。

4月2日(木)
「そろそろご飯ものが食べたいな」
と、思うのは、作り置き冷凍保存の白飯も尽きて、3日ほど経つ頃である。

作り置きしたご飯を食べる時は、普通におかずを作って、ご飯とみそ汁とか、炒飯を作るのだが、新しくご飯を炊くと作りたいのは寿司である。

ネタとなる新鮮な魚を探すのが困難なのがベルギーで ・・・ 「魚は生で食べられるのが当たり前」の日本とは違うのだ ・・・ スーパーでマグロを売っていてもステーキ用である。

僕が良く行く、デレーズというスーパーには、調理用のサーモンとは別に、「生で食べられるサーモン」を売っているのでそれを使う ・・・ 選択肢はそれしかない ・・・ または、茹でられたエビか。

お米は中華街で買う SUSHI RICE なる日本品種のコメを使う。

 日本から持ってきた「チラシ寿司の素」で、手軽に作れるチラシ寿司に、遊びでベルギー国旗をあしらってみる。

これ、海苔、卵、サーモンの色なので、面白いからたまにやるんだけど、毎回「黄、黒、赤だったかな? 赤、黒、黄だったかな?」と悩んだ末、ネットで確認してから作るという、いたって真面目な僕なのである。

4月3日(金)
前日に作り置きした三枚肉の煮込み。

 作ったのは沖縄そば(肉そば)

 沖縄そばもねぇ、1ヵ月ほど食べないと「そろそろ食べたいなぁ~」と思ってしまうメニューのひとつ。

「沖縄そばの乾麺、紅生姜、乾燥ネギ、沖縄そばだしの素」を帰国時に持ち帰ってきて、保存している ・・・ 半年~1年分!(まぁ、月に1回ほどだから)

 沖縄そばを食べた日の夜は、軽くサラダ

 チコリの葉とルッコラを皿に乗せて、ディップソースを付けながら食べる。

 そして、デザート ・・・ という訳でもないが、アボカドにディップソースを付けて食べる!
そんな、シンプルな食卓でありながら ・・・ 

実は ・・・
翌日のためにストーフブレースを仕込み中なのであった。
マスタードを塗った食パンをかぶせてあるところ。

またもや週末ベルギー料理だ!

Momoちゃんメニューも手を抜いてはいないよ~

豚三枚肉を使った「具だくさん炊き込みご飯」
ニンジン、ピーマン、インゲン、ズッキーニ、芽キャベツ。

もちろん大喜びで食べてくれる!

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