2月5日(日)曇り
Katrienは午後にテニスの試合があるという ・・・ 僕は、
「今日は曇っているけど、雲っている時の方がいい写真を撮れる場合もあるから、ブリュッセルへ行ってこようかな?」 と、伺いを立てると 「いいよ」 と、あっさりしたものだった ・・・ 午前の散歩を済ませてから、Momoちゃんに留守番を頼んでおけば、僕は自由なのである。
午後からの出発 ・・・ リール駅でブリュッセルまでの往復チケットを買う ・・・ 週末割引で8.20EUR(去年まで8EURだったのに2月から値上がりした)
ブリュッセルへ行こうと思いたったのは、前の日の夜のニュースで「小便小僧ミュージアムが新しくオープンして、小便小僧の像も特別な装いをしている」というのを見たからである ・・・ 案外ミーハーだね(笑)
ま、それはブリュッセルへ行くという口実であるが。
ブリュッセルに着いた時から小雨が降っていて、ちょっと計算違いだ(天気予報では夜から雨になるという事だった)。
外観写真もそこそこに、内部へ入る。
ベルギーでは一番権威のあるサンミッシェル大聖堂。
写真を撮るだけと思って入ったのだけど、内部はどうも厳粛な雰囲気に包まれている ・・・ 観光客より地元の人が多く、みんな席に付いて静かにしている ・・・ ひょっとして部外者禁止の礼拝か式典でもあるのか?
でも、そんなに厳しいチェックはなかったので、人が集まっている部分は避けて、遠巻きに歩いていると ・・・ 壮大なパイプオルガンの音が鳴り響き、コンサートが始まった!
この大聖堂では、遠い昔、1516年に神聖ローマ帝国皇帝となる、カール5世の戴冠式が行われいたり、ベルギー王室代々の戴冠式や結婚式、国葬もここで行われる。
1999年、現在のベルギー国王フィリップがここで結婚式を挙げた際には、日本から現在の天皇陛下ご夫妻も列席している。
そんな格式高い大聖堂に僕みたいな者(一般観光客)が、平気で、無料で、土足で入って行き、荘厳なパイプオルガンのコンサートを聴けるなんて、どれだけオープンなんだ、ベルギー!
大聖堂はちょっとした高台に建っているので、遠くを見渡せる。 グランプラスにある市庁舎の塔が見えるから、次はそのあたりを目指して歩けばいい。
広場になっている下の方にボードウェイン国王の胸像がある。
グランプラスへ向かう途中に見えた看板にはCHNEMAと書いてあるが、映画館?
いつもと違う道順で歩いているので、こういうものも見られる。 これはギャルリー・サンチュベールの奥の出口側(中央駅側から見て)にあるオブジェ。
ギャルリーに出口側から入る(笑)
ギャルリーの中間地点から外部へ出ると、「ブリュッセルの胃袋」ともいわれるレストラン街、イロ・サクレ地区。
行った事のある人なら 「アレ?」 と思うかもしれない ・・・ そういうあなたは記憶力が確かな人です(笑)
そう、この通りの特徴的な風景だった、張り出したテントとテラス席がないのだ ・・・ どうした事だろう、何らかの規制が出来たのか?
(緊急時の脱出や救出に支障をきたすので、昨年11月からテラス撤去の規制が出来たそうです)
火事やテロ事件の可能性がなくはないので仕方ないね。
デリリウムカフェへ入ったわけではないが ・・・
その向かい側にある小便少女を撮影 ・・・
リアルな像なので、下からカメラを向けるのは非常に罪悪感を感じつつ勇気のいる撮影になる(笑)
これがね、自分の背よりも高い所にあって、檻で囲われているため、その隙間にカメラのレンズを突っ込んで撮影するので、まるで変態オジサンの図になっていたはずである(笑)
人目に付かないところへ逃げよう!
袋小路のような、トンネルのような細い道を通り抜けると、
エスタミネ(居酒屋、酒場)Tooneがある。
知る人ぞ知るといった感じの「王立人形劇場Toone」 の階下にあるカフェである。
スタンダードに、一番安いビールを注文すると、Bersalis Kadet なのだが、銘柄の違うグラスに注いでくれたようだ。 (2.50EUR)
壁に貼られている年代物の人形劇ポスター。
そういえば、人形劇はすべてフランス語で上演されるらしい。カフェでも、雰囲気は味わえるね。
ハイ、お帰りは、トイレも利用してからね(笑)
またトンネルを抜けて外界へ飛び出します。
ここからグランプラスは、通りを一つまたいだところ。
写真アルバムはこちらのFBで見られます。
Brussel-etc, 05 Feb 2017
続きはあとで ・・・
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