僕はサッカーの事は、テニス程は良く知らない。
でも、いま、ベルギーのAA Gentに日本代表の久保選手がいるので、試合のある日は結果が気になってチェックしている。
久保裕也の加入した AA Gent は昨日、久保の3戦連発ならず、ホームで0-1で敗れて、プレーオフ1(最終順位決定リーグ)への進出が難しくなったようだ。
後でWebニュースで見たのだけど、負け方が情けなかった ・・・ 久保が得点できずとも0-0で90分が過ぎ、エキストラタイムの6分に、GKがクリアしようとしたキックを空振りして得点され、それまでの頑張りが水の泡になってしまった ・・・ ありえない失点で愕然。
プレーオフ1進出の条件である6位以内を争っている他の3チームが勝って、AA Gentだけが負けたのだ。
昨シーズンまでAA Gentの守護神としてゴールを守り、チャンピオンズリーグでも活躍したGKセルスを放出して苦しんでいるAA Gentである。
そのGKセルスはベルギー代表にも召集されているが、正GKのクルトワが鉄壁なので出番はない。 現在、イングランド2部のニューカッスルに移籍して活躍しているようだが、あまりベルギーのニュースには名前が出なくなった。
僕はセルス選手の「お宝写真」を持っているのだ(そこへ持って行きたかった?)
川島の隣に座っているのが、当時、第2GKだったセルス選手 ・・・ まだ、19歳くらい。
僕が川島選手に写真撮影を頼むと、永嗣は「マッツ(セルス)、カメラ頼むよ!」と、セルス選手に僕のカメラを渡して、ツーショットを撮ってもらった。
これがセルス選手が撮った写真。
その後、川島選手がリールセを去り、正GKに昇格したセルスは頭角を現して、AA Gentに移籍してベルギーチャンピオンとなり、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメント進出の立役者となった。
これは秘かに、僕のお宝写真でもある(永嗣とのツーショットもさることながら、ベルギー代表招集GKセルス選手が撮ったものである)
思い起こせば2010年から12年あたりまで、川島選手がリールセに所属していた頃は、このブログでもサッカーネタが多かった(笑)
その頃、ベルギーの田舎町リール市にも多くの日本人ファンが訪れ、活気付いていたものだが、永嗣がリールを去るとき思い知らされたのは「サッカーはビジネスである」と言う事だった。
選手にとってもクラブにとっても、要はお金に換算した価値で動く ・・・ 弱小チームでも、2部のチームでも、「選手」と言う商品を安く仕入れて、それを磨いて高く売れば儲かるのだ。
大体、2年くらい同じチームを見ていれば、2年で半分以上の選手は入れ替わっている ・・・ 成長しない選手は見切られるし、価値の上がった選手は契約金を受け取って移籍させる。
そしてまた、若い有望選手を見つけてきて鍛えるのだ。
永嗣は2010年、ベルギーで1部昇格したばかりのリールセに入団し、弱小チームだったリールセでシュートの雨あられを受けて鍛えられた ・・・ その時、僕は思った「永嗣はいいチームに来た、何しろ欧州の素晴らしいシュートを数多く体験できるのだし、GKのひとり舞台だからTVにもよく映る」 それ位リールセのDF陣はザルだった(笑)
ある時、首位のスタンダール相手の試合で7失点の大敗を喫したが、永嗣はチームサポーターからも相手監督からも称賛されたのだ「永嗣がいなかったら13点は取られていた」 と。
その後、永嗣はベルギーのトップチームであるスタンダールに引き抜かれて移籍した。
おもしろかったら ・・・ こちら→
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