20.2.17

ライデン大学に入ったMomo!

「オランダで街歩き~ぶらり」 第6弾!

まだ続くのかい?って、あとしばらくお付き合いください。

オランダもベルギーと同じく、小さな国なので、ちょっと名の知れた町から町までの距離が短い。

前回のデン・ハーグから、今回のライデン(Leiden)までは19.2km、車で約30分の距離である。

ライデンの西市門と跳ね橋(Morspoortbrug)

 市門の脇に大砲が置かれている(白いのは雪)

ライデンも昔は要塞都市であり、旧市街は堀で囲まれ外敵を防いでいたようだ ・・・ 歴史を振り返れば繁栄と戦争の繰り返しであることが判る。

風車(Molen De Put)と跳ね橋

ライン川河畔(Galgewater)には年代物の船が並ぶ。

河畔の建物、1612年建造のStadstimmerwerf。

川幅が広くなり、ここにクルーズ船の発着所がある。

寒いけど、天気は良かった(Beestenmarkt)。

暖をとるため河畔のカフェに座り、冷たいビールを飲む(笑)
「せっかくだからオランダのビールを!」 と ・・・

テラス席ではあるが、スポット暖房があるので暖かい。

「カフェに入って暖をとる = トイレ休憩」でもある。

寒いと間隔が短くなるものなのだ(笑)

風車が見える通り(Nieuwe Beestenmarkt)
市立風車博物館になっている風車「Molen De Valk」

 ライデンに来た目的っぽい(笑)シーボルトハウス!

実は、僕はライデンのこの場所に来るのは2回目である(2003年だったか?) ・・・ 殆ど記憶に残っていないが、シーボルトハウスの前で記念写真を撮ったことは覚えている ・・・ が、その写真は残っていない。

Katrienが沖縄で「芭蕉布の研究」をしている時に、その資料調査のために一緒にライデンを訪ね、シーボルトが日本で収集した物を収蔵している「民族博物館」で調査をした。

研究者として迎えられたKatrienは、一般展示されていない収蔵室まで案内され、日本の衣類、繊維関係を見学させてもらった(僕も同行)。

その後も調査、研究は進み、2006年に BashofuBanana-fibre Cloth and its Transformations of Usage and Meaning across Boundaries of Place and Time in the Ryukyu Archipelago(琉球列島における芭蕉布の、地域と時代により変わる用途や意義)」の形で論文をまとめ、ベルギー(Leuven大学)で発表した(英論)。
現在、WEBサイト「芭蕉布WEB資料館」 を開設して、日本語で公開中です。
興味のある方は訪ねてみてね。

と、話はちょっとそれたが、現在のライデンに戻ろう(笑)

ライデン大学の塔が見える橋。

 大学に向かって歩いていると、突然「芭蕉」という日本語の文字が目に飛び込んできたので、Katrienがドキッとした(芭蕉布に関連付けて)。

見ての通り、松尾芭蕉の俳句が壁に描かれているのであった(笑)

1575年に設立された、オランダで最も古い大学がライデン大学であり、世界で初めて「日本学科」を設置した大学もここである。

シーボルトの貢献大ですな。

「さ、Momo、ライデン大学へ入門しようか!」

と、先にある小さな門をくぐる。

ここにもまた白地に日本語の句が描かれていた。
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 ・・・」菅原道真

う~ん、「桃の鼻なら受けたけどなぁ」 なんて ・・・

ここには広い植物園があり、シーボルトが日本から持ち帰ったという植物が多くあるというが、有料だし、植物たちも芽の出る季節ではないのでパス。

大学の裏道を歩くMomoとKatrien。

レンブラントの生誕地に来た。

残念ながら生家ではないが、「レンブラントはこの場所で生まれた」というプレートがはめ込まれているアパートだった。

そのアパートの前に小さな広場があり、モニュメントがあった。

レンブラント少年なのだろうか?

その後方にいるMomoは ・・・


おしっこをして雪を解かす(笑)

広場から見た、レンブラントの生誕地。

うまい具合に、最初に見た風車の場所に戻ってきた ・・・ 意図した訳ではなかったが、そういう道順を辿っていた。

跳ね橋から見たライン川河畔(Galgewater)

という事で、ライデンでの街歩き終了!

次はチーズの町、ゴーダへ Go!だ?


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