「オランダで街歩き~ぶらり」 第6弾!
まだ続くのかい?って、あとしばらくお付き合いください。
オランダもベルギーと同じく、小さな国なので、ちょっと名の知れた町から町までの距離が短い。
前回のデン・ハーグから、今回のライデン(Leiden)までは19.2km、車で約30分の距離である。
ライデンの西市門と跳ね橋(Morspoortbrug)
市門の脇に大砲が置かれている(白いのは雪)
ライデンも昔は要塞都市であり、旧市街は堀で囲まれ外敵を防いでいたようだ ・・・ 歴史を振り返れば繁栄と戦争の繰り返しであることが判る。
風車(Molen De Put)と跳ね橋
ライン川河畔(Galgewater)には年代物の船が並ぶ。
河畔の建物、1612年建造のStadstimmerwerf。
川幅が広くなり、ここにクルーズ船の発着所がある。
暖をとるため河畔のカフェに座り、冷たいビールを飲む(笑)
「せっかくだからオランダのビールを!」 と ・・・
テラス席ではあるが、スポット暖房があるので暖かい。
「カフェに入って暖をとる = トイレ休憩」でもある。
寒いと間隔が短くなるものなのだ(笑)
風車が見える通り(Nieuwe Beestenmarkt)
市立風車博物館になっている風車「Molen De Valk」
ライデンに来た目的っぽい(笑)シーボルトハウス!
実は、僕はライデンのこの場所に来るのは2回目である(2003年だったか?) ・・・ 殆ど記憶に残っていないが、シーボルトハウスの前で記念写真を撮ったことは覚えている ・・・ が、その写真は残っていない。
Katrienが沖縄で「芭蕉布の研究」をしている時に、その資料調査のために一緒にライデンを訪ね、シーボルトが日本で収集した物を収蔵している「民族博物館」で調査をした。
研究者として迎えられたKatrienは、一般展示されていない収蔵室まで案内され、日本の衣類、繊維関係を見学させてもらった(僕も同行)。
その後も調査、研究は進み、2006年に 「Bashofu:Banana-fibre Cloth and its Transformations of Usage and Meaning across Boundaries of Place and Time in the Ryukyu Archipelago(琉球列島における芭蕉布の、地域と時代により変わる用途や意義)」の形で論文をまとめ、ベルギー(Leuven大学)で発表した(英論)。
現在、WEBサイト「芭蕉布WEB資料館」 を開設して、日本語で公開中です。
興味のある方は訪ねてみてね。
と、話はちょっとそれたが、現在のライデンに戻ろう(笑)
ライデン大学の塔が見える橋。
大学に向かって歩いていると、突然「芭蕉」という日本語の文字が目に飛び込んできたので、Katrienがドキッとした(芭蕉布に関連付けて)。
見ての通り、松尾芭蕉の俳句が壁に描かれているのであった(笑)
1575年に設立された、オランダで最も古い大学がライデン大学であり、世界で初めて「日本学科」を設置した大学もここである。
シーボルトの貢献大ですな。
「さ、Momo、ライデン大学へ入門しようか!」
と、先にある小さな門をくぐる。
ここにもまた白地に日本語の句が描かれていた。
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 ・・・」菅原道真
う~ん、「桃の鼻なら受けたけどなぁ」 なんて ・・・
ここには広い植物園があり、シーボルトが日本から持ち帰ったという植物が多くあるというが、有料だし、植物たちも芽の出る季節ではないのでパス。
大学の裏道を歩くMomoとKatrien。
残念ながら生家ではないが、「レンブラントはこの場所で生まれた」というプレートがはめ込まれているアパートだった。
そのアパートの前に小さな広場があり、モニュメントがあった。
レンブラント少年なのだろうか?
その後方にいるMomoは ・・・
おしっこをして雪を解かす(笑)
広場から見た、レンブラントの生誕地。
うまい具合に、最初に見た風車の場所に戻ってきた ・・・ 意図した訳ではなかったが、そういう道順を辿っていた。
跳ね橋から見たライン川河畔(Galgewater)
という事で、ライデンでの街歩き終了!
次はチーズの町、ゴーダへ Go!だ?
おもしろかったら ・・・ こちら→
0 件のコメント:
コメントを投稿