ベルギーに戻って、住処のあるリール市を散策する。
まず、市役所へ行って、帰還のあいさつ…、じゃなくて、ベルギーの運転免許証を返してもらう。
「Mijn Belgisch rijbewijs alstublieft」
メイン ベルギシュ レイブウェイス アシュトゥブリーフトゥ
「私の ベルギー 運転免許証 をください」
と言って、日本の運転免許証と、ベルギーのIDカードを提出するだけで、係は「OK!」と、席を立ち、棚から免許証を探し出し、日本の免許証と引き換えに渡してくれた。
預かり料、手数料、申請書なし、単純明快でござる。
さて、久しぶりに帰ってきたので、そのまま市内散策を続けた。
街中では、中学生くらいの子供たちが、ノートと鉛筆を持って社会見学(調査)をしているようだった。
静かなネーテ川
橋の手すりに飾られた花越しのネーテ川沿い
この花鉢も、もうすぐのサマーシ-ズン終了と共に撤去され、一挙に街は寂しくなる。
「牢屋の門」と言われているが、最近修復工事を終えたばかりで、きれいだ。この門の向こう側に市役所がある。
ベギン会修道院、南側通用門
「羊買い」のモニュメント
非常にユニークで、羊も1匹1匹に表情がある。
羊に子供たちが乗っても壊れないよう、丈夫に出来ているから、子供たちにも格好の遊び相手である。
羊飼いの犬、だれからも愛されそうな、可愛い表情をしている。
広場では女子学生たちが、野球らしき事をやっていた。
らしき・・・とは、バットだけ本物で、テニスボールを使って、ベースは適当に三角ポールを置いて、グローブを使わず、守備位置も適当。
ピッチャーは至近距離から投げる(コントロールがないからね)、まともに当たったら怖い!
が、なかなかバットに当たらない・・・・守備の人、ヒマそうですねん。
て、いうか、垣根越しに撮っている僕こそ、犯罪者風ですがな。
ベルギーでは学校に運動場がない(部活動もない)から、体育の授業では、近くの公園の広場を使うようだ。
時々うちのアパートの、となりの遊歩道で、50mくらいのダッシュをしたりしている。
そう、街はすっかり秋です。
去年、ベルギーに移住したばかりの季節に戻ってきた感じだ。
このあたりから、「ああ、懐かしい街に戻って来たなぁ・・・」と、感じるようになった。
どんぐりころころ、リスのえさ
リスの忙しい季節だな、せっせと冬用のえさを巣に運ばなければ・・・。
1年前のこの時期と言えば「ホップの実」を見つけて、はしゃいでいたので、同じ場所を見るとやはり、去年と同じように「毬花」を付けていた。
ハマナスの花壇に、雑草のように這い出て、ホップの実がたくさんついていた。「ローズビップとホップ」と云ったところ。 まだ青々した毬花
去年はハーブティーにして飲んでみたが、確かにビールに似た苦みと香りを感じる事が出来た。
その後の調べで、ホップティーには、鎮静作用、催眠作用、殺菌作用、女性ホルモンを補う作用、食欲増進作用などの効用があるらしい事が分かった。
ならば、今年はホップ狩りをして、僕のハーブコレクションに加えておかなければ・・・。
去年収穫したホップも、まだ残っていて、そのままの形でドライになっていて、飾り物も向いているのではと思う。(時間の経過とともに、苦み成分は薄れて、飲みやすくなるのだそうだ) そして栗の実
1ヵ月前は、指先くらいの大きさだったのに、もうゴルフボールくらいになっている。もうすぐ落ちてくるハズ。
去年は栗ご飯を炊いて、食べたりしたなぁ・・・。
例のサマーシーズン用の、アートなテーブルセット
背景はもう、秋になっているので、撤去される時期と言う事。
これからは、秋へ向かうベルギー風景が多くなると思う。
あいや!ブログの看板を「秋」に変えなけれ・・・!
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