27.9.09

絹織博物館のある町

南フランス、sauveから西へ9km

もう、田舎道なので、荒野の一本道をひた走る感じで、制限時速は70kmなんだが、80kmで走っていても追い越される。

結構、怖いゼ!フランス人ドライバー。

山岳時の狭いカーブでも平気で、飛ばして突っ込んでくる。IMG_2246

IMG_2252

目的の町Saint-Hippolyte-du-Fort(サン・ヒッポリテ・デュ・フォートと読むのか?)

町並が始まる最初の場所に、例のワイン協会の建物が見えた。

義兄はこの協会の会員になっていて、時々ここでワインの量り売りを買っているのだそうだ。

IMG_2254町の中心にある教会の塔

Saint-Hippolyte-du-Fortの町

教会前の広場では、青空マーケットが開かれていた。

Saint-Hippolyte-du-Fortの町

南仏、果物は新鮮でおいしそうなのが揃っている。

人気のある果物屋さんには、行列ができる。

Saint-Hippolyte-du-Fortの町

フランスで絹織物?と、思うかもしれない。

ヨーロッパって、羊毛の国だと思っていたから・・・、絹は中国やアジア系のイメージがある。

しかし、この町では、絹の糸を作る、養蚕から織物まで一貫生産していたようなのである。

織り機は機械化され、かなり進んでいたようだが、やはり時代の流れで、すたれていったようだ。

Saint-Hippolyte-du-Fortの町養蚕で出来た蚕の繭Saint-Hippolyte-du-Fortの町 織機で使う舟形の杼(ひ)は、日本で見たものと同じSaint-Hippolyte-du-Fortの町  機械化された織機

Saint-Hippolyte-du-Fortの町

細かいところは精密機械のようだ

Saint-Hippolyte-du-Fortの町  絹素材の衣服Saint-Hippolyte-du-Fortの町  生きた蚕も展示されていたSaint-Hippolyte-du-Fortの町    そして繭から出てくる、蛾の羽ばたきを見ることも出来た。

今は、この博物館以外では、生産していないそうだ。

ある時期、世界的に蚕の病気が発生して、繭の生産が出来なくなった時、日本だけが病気が伝染しなかったので、日本から繭を輸入して、織物生産していたようで、少なからず日本との関係もある、この町。IMG_2262 そんな、Saint-Hippolyte-du-Fortの町も、全体的に古い街で、石積みの家が多い、そして川も清流(季節により増水あり)IMG_2269 路地で猫を見つけた。

赤いプジョーの前を、悠々歩いているので、カメラを向け写真を撮ると・・・IMG_2272 どんどん近寄ってきて、カメラのレンズの前で横になって、スリスリを始めた・・・・、なんてやつだ!全くの無警戒。フランスの田舎猫IMG_2297 旧市街の川向かいには、割と新し目の家が・・・。

川が清流でいいなぁーIMG_2308 川岸には、ハーブとなる野草が、たくさんあるんですねーIMG_2311 ススキの穂を厚く、フサフサにしたような植物(ベルギーでは園芸店で売っている)IMG_2313 これも川岸にある雑草だが、ベルギーでは園芸店で売っている。

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文房具屋さんのショーウインドーに飾られていた、ガラス片(日本でも流行っていたんじゃないだろうか?割れガラスが海や川で角が取れて、丸みを帯びたやつ)

そんな所で、今日も南フランスの田舎町紹介でした。

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あいや、またベルギー情報からは外れているぞ・・・

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