何を持って「ついに」なのか?
いや、南フランス旅行の最終日というだけの話。
南フランス入りしたのは、モンペリエの空港だったが、帰りにフランスを出るのはニームの空港からベルギーのシャルルロワ空港行きなので、夕方の出発前に市内観光となった。
ニームと云えば、デニムの語源になっているそうである(serge de Nîmes=ニーム産のサージ生地)
ま、そんな事はいいが、「フランス最古のローマ時代の都市」と言われ、円形闘技場や、神殿など石造建築物が多数残っていて、その保存状態が良いという事で、観光客を集めているそうだ。
最初に行ったのは、ラ・フォンテーヌ庭園(JARDIN DE LA FONTAINE)
庭園とは言うが、泉になっていて、ローマ時代には巨大な浴場だったそうだ。
この泉からすぐに、カヴァリエ山を登る小道が続き、頂を目指してひたすら歩く。 丘の頂にあるのはこれ。
マーニュの塔(TOUR MAGNE)
山に登るだけでも結構大変だったが、この塔の内部にある階段を、さらに上がり、頂上まで登る。(有料) 頂上からの眺めは最高だったが、ちょっと霞んでいる。
この日、気温30度の予報だった。ビートルズの「アビーロード」じゃないよ!
山から下りてきて、ニーム駅の地下に車を置き、駅から出てきたら、出口正面道路の先に、先ほど登った「マーニュの塔」が見えた。
ニームの「顔」になっている、円形闘技場(ARENES)
古代ローマ時代、紀元前1世紀に建てられたとは思えない。
楕円形なんだけどね、今でもコンサートやイベント、闘牛も行われていて、2万人の観客収容できるそうだ。すごいなぁーと、感心するのみ。
フランスで唯一、この闘技場だけ「闘牛で牛を殺してもいい」と、許可されているらしい。
ここは、入場口(有料)で申し出れば、音声ガイドの機械を貸してくれて、日本語のガイドも入っているので、聞いていたが、ガイドのポイントも多く、ひとつひとつが、細かく解説されるので、時間が長くて全部聞いていると、なかなか前に進めない「困ったガイドちゃん」だった。
ま、そんなガイドの中でも感心したのは、この古代のスタジアムでありながら、観客の出入り口(入退場)が広く多数あり、短時間で大観衆を収容できるように設計されている、という事に感心する。 確かに、いまどきのスタジアムより、いいかも知れない。
いや、いまどきのスタジアムも、大いに参考にしたのではないかと思う。 メゾン・カレ (MAISON CARREE)
これも紀元前1世紀に建てられた神殿。
中に入ると、自動的に映画館(室)に案内され「古代ローマの闘技場の決闘シーン」が3D映画で見られる。(有料)
初めて見た3D映画、迫力あったねぇー、剣や、槍が、座っている目の前まで飛び出してくのだ。隣に座っていたKatrienは、キャッ!と、体をよけた位だ。
20分位だったけど、映画が終わったら、自動的に外へ出されて、それだけだった?
ニーム観光、半日コースでした。
マーニュの塔(TOUR MAGNE)、円形闘技場(ARENES)、メゾン・カレ (MAISON CARREE)、この3か所の共通チケットが大人9.8ユーロだった。
もっとおもしろいベルギー話はこちらにほんブログ村
あいや、またベルギー情報からは外れているぞ・・・
2 件のコメント:
はじめて。
自然とダンナさんをこよなく愛する田舎の者です。アントワープで検索しているときにこのサイトにめぐりあいました。これから時間がある時にはゆっくりブログ拝見させていただきます。楽しみ。
夫はアントワープ人で現在は日本に住んでいます。今後私もオランダ語を勉強しなければと思い・・あいさつの発音でくじけてしまった私です。
はじめまして、今後ともよろしくお願いします。
ご主人がアントワープ人ですか?
正式なオランダ語を習うと、ベルギーのオランダ語(フラマン語)と、ちょっと違うし、
アントワープには、さらに方言が存在するらしい・・・。
ベルギーのTVを見ていると、オランダ語なのに、オランダ語の字幕付きってのが良くあります。
ベルギー、、、都会を離れると、すべて田舎風なので、自然の好きな方には最高です!
コメントを投稿