学校が休みで、メッヘレン(Mechelen)までの定期券があるので、メッヘレン観光に行こうかと思ったが、あいにく空は曇り空。
定期券はアントワープ乗り継ぎ、メッヘレン行きも可能なので、無料でアントワープまで行ける事になる。
それで、前から気になっていたアントワープ聖母大聖堂の絵画展「RE・U・NION」(リユニオン)を見に行くことにした。 「リユニオン」て何だ?と云っても僕にはわからない、たぶん絵画の「里帰り展」みたいな意味だと思う。
フランス革命以前には、この大聖堂にはギルド(職人組合)の祭壇がたくさんあり、その祭壇画(当時の最高級品)も多数あったようだが、フランス統治化時代に、姿を消し、いくつかは戻って来たが、別の美術館で保存されているのも多数あるという。
今回、王立美術館所蔵のそれらの作品が、一時的に聖母大聖堂に里帰りしたのである(6月5日~11月15日、ロングランだ!) 「マドンナを描く聖ルカ」
マールテン・デ・フォス、オットー・ファン・フェーン、アンプロジウス・フランケン合作
「キリストの昇架」(常設展示作品)
ピーター・パウエル・ルーベンス作
教会内部は、ステンドグラスも美しい 「キリストの降架」(常設展示作品)
ピーター・パウエル・ルーベンス作
17世紀フランドルの絵画芸術の至上の傑作と云われている。
教会内が美術館のようで、2時間もかけて3周ほど回った。
入場料が通常4ユーロだが、今回は5ユーロだった。
その分の価値は十分あります。 教会内部は静かで、団体を引き連れた観光ガイドも、大声を出すのではなく、語りかけるように話す(右側のベンチには団体さんが腰かけて、説明を聞いている)
無料ガイドブックには、日本語バージョンもあるので、僕は、それを読みながら進み、2周目は写真を撮り、3周目はじっくり鑑賞した。 聖母大教会前の広場にある「ネロとパトラッシュの碑」
休憩の腰かけに丁度いいように作られている
アントワープ市役所
広場にある「ブラボーの噴水」久しぶりに噴水していた。
平日の昼間にもかかわらず、観光客で一杯だ。
アントワープ中央駅から、市役所までのメインストリート(ショッピング街)も地元若者たちが闊歩し、時々、かっこよく着飾って歩く女性を見ると、なるほど「ファッションの町アントワープ」かと、思いだしたりして・・・。
いや、さすがに、そういう女性にカメラを向けて写真を撮るなんて、まだ、僕には出来ましぇん。期待しないでください。
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