17.9.09

アントワープ聖母大聖堂

学校が休みで、メッヘレン(Mechelen)までの定期券があるので、メッヘレン観光に行こうかと思ったが、あいにく空は曇り空。

定期券はアントワープ乗り継ぎ、メッヘレン行きも可能なので、無料でアントワープまで行ける事になる。

それで、前から気になっていたアントワープ聖母大聖堂の絵画展「RE・U・NION」(リユニオン)を見に行くことにした。IMG_0946 「リユニオン」て何だ?と云っても僕にはわからない、たぶん絵画の「里帰り展」みたいな意味だと思う。

フランス革命以前には、この大聖堂にはギルド(職人組合)の祭壇がたくさんあり、その祭壇画(当時の最高級品)も多数あったようだが、フランス統治化時代に、姿を消し、いくつかは戻って来たが、別の美術館で保存されているのも多数あるという。

今回、王立美術館所蔵のそれらの作品が、一時的に聖母大聖堂に里帰りしたのである(6月5日~11月15日、ロングランだ!)IMG_0963 「マドンナを描く聖ルカ」

マールテン・デ・フォス、オットー・ファン・フェーン、アンプロジウス・フランケン合作

IMG_0986 「キリストの昇架」(常設展示作品)

ピーター・パウエル・ルーベンス作

IMG_0993 教会内部は、ステンドグラスも美しいIMG_1031 「キリストの降架」(常設展示作品)

ピーター・パウエル・ルーベンス作

17世紀フランドルの絵画芸術の至上の傑作と云われている。

IMG_1071 教会内が美術館のようで、2時間もかけて3周ほど回った。

入場料が通常4ユーロだが、今回は5ユーロだった。

その分の価値は十分あります。IMG_1100 教会内部は静かで、団体を引き連れた観光ガイドも、大声を出すのではなく、語りかけるように話す(右側のベンチには団体さんが腰かけて、説明を聞いている)

無料ガイドブックには、日本語バージョンもあるので、僕は、それを読みながら進み、2周目は写真を撮り、3周目はじっくり鑑賞した。IMG_1141 聖母大教会前の広場にある「ネロとパトラッシュの碑」

休憩の腰かけに丁度いいように作られているIMG_1160

アントワープ市役所

広場にある「ブラボーの噴水」久しぶりに噴水していた。

平日の昼間にもかかわらず、観光客で一杯だ。

アントワープ中央駅から、市役所までのメインストリート(ショッピング街)も地元若者たちが闊歩し、時々、かっこよく着飾って歩く女性を見ると、なるほど「ファッションの町アントワープ」かと、思いだしたりして・・・。

いや、さすがに、そういう女性にカメラを向けて写真を撮るなんて、まだ、僕には出来ましぇん。期待しないでください。

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