自転車Ranst方面

ベルギー晴天、気温30℃

ひさしぶりに自転車で遠出してみようかと、WEBの自転車マップでルートを作成して出かける。この日のルートは89-87-88-85-64-・・・と名刺大のカードに記入して、案内板に従って進んでいくと33.7kmのサイクリングが出来ます。

コースの途中でBloechem、Ranst、Woｍmelgeｍ、Millegem、Vremdeと言う町（集落）を通過します。

自転車道路、自転車のハンドル部分に上のカードを取りつけておきます。

栗の花栗の花、拡大 栗の花から実になっているところ、

へぇ～、栗ってこういう風に実になっていくのかぁ、とちょっと面白い発見でした。 大麦畑とベルギーの空 大麦の穂 石畳の道では、石の上を走るとお尻が痛いので、みんな避けて通っているようですね。 自転車道には、こんな林の中の未舗装路も設定されている。 街乗り自転車で、ちんたらサイクリングではあるが、どこかで案内板を見落としたらしく、コースを外れてしまったが、勘を頼りに、ある程度の方向を定めて走っていたら、コースに戻る事が出来た。  そして小さな集落の教会を発見！ ドアが開いていたので、覗いてみて、中に改装工事をしている男の人がいたので、「中に入って写真を撮っていいですか？」と聞くと「いいですよ、とてもきれいな教会ですよ」と答えた。

O.L.V.Kapel Millegem(聖母教会ミレルヘム）

小さいながらも立派な主祭壇画あり、聖母昇天の絵が掛けられている。 主祭壇の反対側には、これも小さいながらも立派なパイプオルガンがありました。内装の白い壁と、木目のある木の色を生かしたシンプルな配色。 ホントに小さいながらも、大聖堂の縮小版の様なかわいらしい教会です。 塔の下の入口、外の景色はトウモロコシ畑と僕の自転車。

男の人に「どうもありがとう！」と言って、教会を後にした。  3kmくらい離れた次の集落Vremdeの教会は大きい、教会の大きさでその集落の規模が大体分かる。この教会の周辺にはカフェが4軒くらいあり、新聞屋さん（新聞、雑誌、Lottoくじ、飲み物などを売っている）もあった。 帰り途、Lierに近づいたところでトマト栽培農家の前で「トマト自動販売機」があって見てみると、おいしそうなトマトが1.15kgで1.5€だったので、コインをちゃりんチャリンと入れて買った。

時々、酪農農家の前では、ミルクの自動販売機と言うのもある。僕はホントは今が旬のサクランボを買いたかった、スタートしたばかりの所で1kg＝3€と言う農家の看板を見ていたが、先は長いのでもっと安い所があるかもしれないと、パスしたら、その後にはサクランボはなかった。 リール市に戻って来て、リールスのサッカースタジアム。

このチケット売り場に日本人が並ぶ日も近いだろう。（ベルギーのサッカーシーズンは7月31日開幕） 川島選手を獲得して、開幕が待ち遠しい感じのリールスです。 Lierの運河に帰って来た、ハンドルに収穫のトマトを下げて・・・。 池にいたアメンボ、こんなのもいるなんて・・・。 町に入って来ると、大きな音が聴こえて来たので、その場所に足を向けると、ウチの近くの広場で、夏まつり第2弾を開催中だった。お決まりのフリッツ屋さん（ポテトフライ）さっそくビールを飲もうと、お兄さんに「ビールを一杯ちょうだい」と言うと「あそこでボンを買ってから来てちょうだい」と言われた。 KASSAとは会計、ここでボン（bon）を買うのか？

1bon＝1.6€を2枚（ボンとは紙のチケットだった）だけ買った。 さっきのビールスタンドで「PALM（ビール）くださいな」と言う事でやっとビールが飲めた。1.6€とは特に安い訳でもないが、コーヒーやコーラなども同じ1ボンですね。

「16歳以下はアルコールはダメよ！」と下の方に書いてある。

16歳からは飲んでもいいと言う事なんだよね。  なんだか、とってもローカルな祭りの感じです。じいちゃん、ばあちゃんたちが孫を連れて、夕涼み？に来たり、若者たちが友達同士で来たり。  僕がビールを2杯飲む間に、だんだん人が多くなりだした。

2杯めのビールはRodenbach（ローデンバッハ）スパイスの効いた茶色のビール。 このあとステージで、音楽が始まったが、僕は家に帰り、自宅テラスでその音楽を聴いた。昼に作っておいたタイ式グリーンカレーを食べながらね。

祭りのある広場で咲いていたボダイジュ（リンデン）の花。

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