11月1日はベルギーの義父の誕生日であり、ベルギーは祝日となっている。
万聖節の日は、諸聖人の日とも言われキリスト教の聖人たちを祝う。
我がベルギーファミリーでは、父親の誕生日をみんなで祝う!
昨日のメインの料理はステーキ+フリッツ+サラダ。
ベルギーの一般的な料理ですね。
サラダにはアルファルファ、ホウレン草、チコリ、ミニトマトなど使っている。
このメインの一品にたどり着くまでに3時間くらいかかる。
いつもながらアペリティフの時間が長い、義父と3人の子供とそのパートナーが招待されて、長男の家でのパーティー。
家に着き次第、シャンパーニェ(シャンペン)で乾杯をし、おつまみをつまみながら、のんびり、長ーくおしゃべりをする。
そのおつまみは・・・・、日本風豆菓子とシャケの刺身も準備してくれていた。他にも生ガキやハーリング(生ニシンの塩漬け)アンチョビ、ボイルエビのソースがけなど、次々に出てくる。
生魚を食べる習慣のないベルギーでも、生ガキは日本と同じように、殻を開けて、口に流し込むように普通に食べるんですよね、これ不思議!(胡椒とレモンで味付けをする・・・義父が好きな一品である)
ちなみにベルギーで食するカキはフランスやスペインから来るらしいが、1970年代以降その産地で寄生虫などで全滅状態になって、日本の牡蠣が輸入され養殖されているのだと言う。
みんなが揃ったところで、オランダ語圏(ベルギー・フランダースとオランダ)の誕生日の歌「Lang zal ze leven」をみんなで歌い、最後に「ヒッピ、ヒッピ、フラ~!!」と3回くらい叫ぶ!
メインディッシュのステーキを食べる時に出てきたワインは、なんと!1967年産赤ワイン。
義父の楽しみのひとつで、その年に出来た赤ワインの中で、寝かせればおいしくなりそうなものを選んで、ず~っと、寝かせておくのである。
そして何か節目の祝いがある時に、栓を開けて飲んでみる。
それにしても43年前のワインとは半端じゃない・・・
これも、当たり外れがあって、本当においしくなるワインと、ただの赤い色の付いた、酢のようになってしまうのがあるのだそうだ。この日も2本のうち、1本は酢になっていて飲めなかった。
まれに安物ワインが絶品の高級ワインに変身する事があると言う。
だからやめられない。
義父と息子と孫、ひ孫、直系4世代が集まった。
義父は83歳になりました、おめでとう!
ひ孫は生後2カ月余り。
ベルギーですからデザートにはこんなのもあります。
デザートのメインは長男嫁手作りのティラミスで、もちろんおいしかった!
もう一人のひ孫、マリーケちゃん2歳、可愛い盛りの女の子。
お腹いっぱい食べたし、ビールもたくさん飲んだ。
そう言えばベルギーのみんなはビールを飲む人がいなかった。シャンパーニェとワインだけだった。
はぁー、食べ疲れ、飲み疲れの一日だった。
帰宅してからバタンキュー・・・・
2 件のコメント:
素敵なファミリーですね!
紅葉の写真にも感動しましたが、
今回のお写真もとっても感動しました。
うちのひいおばあを思い出しましたねー。
かつては女四世代で盛り上がったことも
ありました!
子供たち、かわいい!
ベルギーファミリーのパーティはいつもおしゃれなんですよ!
孫やひ孫たちもみんな順調に成長して、幸せなファミリーですね。
ベルギーの子どもたち、みんなかわいいんです、ホント。
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