昨日(土)の午後までは雪が降り、大混乱のベルギーでしたが、天気予報通り寒さが緩んできて夕方からは雨に近い雪に変わり、夜は一時大雨が降った。
そんな中、外出も少々不安ではあったが、Katrienと車でテニスクラブへ行き、クラブ内冬季ダブルス大会(Winterdubbeltornooi)で、ふたりでミックスダブルスにエントリーしているので、その第2戦を戦った。
外のコートはこんな状態です。
屋内コートは、きれいなカーペットコートで、底の平たい専用シューズでプレイする。
対戦相手はペーテル&ペギー夫婦ペア、
僕らがこのテニスクラブで練習をし始めて、去年、初めて「一緒にダブルスをしませんか」と声をかけてくれたペアで、今でもとても印象に残っているし、感謝している。
その時は僕らが何とか勝ったのだが、その後のペーテルは目覚ましい活躍で、今年夏のクラブ内シングルス大会では参加34名中、圧倒的成績で優勝している。
(僕も参加したが3勝2敗で予選リーグ敗退した)
ちなみにKatrienは同大会女子の部で優勝していた。
10月の練習では、ペーテルと僕とペアを組んで強敵を相手に勝った事があり、強力なジャンプサーブと強打のストロークは十分承知しているので、昨日の試合は、ペギーは初心者だが、ペーテルがカバーすれば十分互角以上の戦いをすると予想していた。(彼らはすでに2勝している)
さあ、やっと試合が始まる。
トスに勝ったので、僕のサーブから始めた。
僕の激しく曲がるスライスサーブで、女子のペギーからは確実にポイントが取れる。ペーテルのミス待ちで、まずはキープ。
相手ペーテルのサーブ、強力なジャンプサーブだが、セカンドは甘い。そこからラリーに持ち込むが、ラリーではペーテルに分があり、彼もキープ。
1-1、、Katrienもキープ、2-1
ペギーのサーブも簡単に40-0、ペギーもキープするかに見えたが、僕らが徐々に挽回し、デュースの後ブレークした。
この逆転ブレークのゲームが、この試合のすべてを語っているようだった。
まず、Katrienはリターンを、前衛のペーテルにストレートで打ってボレーをさせる(まあ、ポイントは取られてもいい=そこへ打つぞ、と見せるだけ)、その後はクロスに返して、ペギーとのラリーをするが、甘いボールが多いので、僕がボレーでポイントを決める。
僕のリターンは、まずペーテルの後ろにロブをあげて、ペギーを走らせて、返って来た甘い球をスマッシュ!
その後は普通にクロスに返して、そのまま前衛守備につき、ダブル前衛でボレー攻撃。
シングルスNo 1 、ペーテルのストローク力を生かさせない作戦だった。
その後のゲームは、そのパターンにはまって、ペーテルはすべて自分のサーブキープしたものの、あとは僕らが取って、結果は11-4 (45分制限マッチ)
彼らは、上位に行くと目される巨漢エディーペアにも接戦で勝っていたので、僕らも気を引き締めて挑んだ結果なので、素直にうれしい!
ペーテルは「今日はラリーに持ち込めず、先に決められたので負けたのは仕方ない」と、認めてくれた。
カフェに戻って、TVでLierseの試合を見ようと思ったが、やってない!
なんでも、雪のためキャンセルになったらしい。
おごりおごられ、ビールを2杯飲んだ後、帰り道の状況が悪くならないうちにと、急ぎ足でカフェを後にした。(Katrienは飲んでないですよ!=運転者)
でも、雪は雨に変わり、道路は雪が解け始め、シャーベット状になっていた。
つまらないテニスの話にお付きあいただき、ありがとうございました!
ご褒美に、聖グマルス教会の、鐘の音をお楽しみください!
12月3日午後5時の時報です。
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