ベルギーの北東部にあるリンブルグ州、その中でもオランダとの国境近くにあるのがペール(Peer)市で、我が家のあるLier市からは車で1時間くらいの場所。
日、月はPeer市郊外の義姉の家で泊まって、朝はゆっくりの朝食をして過ごす。
朝の食卓の窓から見えるように、野鳥の餌をたくさん下げてあるので、野鳥たちもたくさんやって来る。(これはアオガラ)
外へ出ると隣は羊牧場
周囲の牧場と森林地帯を散歩する姉妹
2-3カ月ぶりに会うと、いつも話は尽きないようです。
すると、ゴォーーッ!という爆音とともに戦闘機が上空を飛んでいく。
懐かしい?というか、沖縄では良くあった光景だが、この近くにベルギー空軍基地があり、アメリカ軍も駐留しているそうだ。
昼食の前に義姉の家を出て、ついでだから近くの村にある風車を訪ねてみた。
Molenstraat 18,3950 Kaulille (Bocholt)
風車通り18番地にある「7番目の風車」 Sevensmolen
今まで見た風車の中で、一番小さい方ではなかったかと思う。
1891年建造、Bocholt村にあり、隣の家の窓には「村の歴史に興味がある方は下記の人物に連絡してください」との張り紙があった。
歴史に興味のある人は歓迎するという事ですね!
静かな風車の風景を楽しんでいたら、またしても爆音とともに戦闘機が低空で通過して行く。
車輪を出しているので着陸態勢に入っているのか?F-16戦闘機だろうか。
ロバ
風車の横にはロバや小型馬の牧場があり、「風景」を作りだしている。
ん?またしても飛行機、今度は軽い音を立ててプロペラの軽飛行機だ。
さてさて、Peer市といっても、いつも田舎(郊外)の方を周っていたので、たまには市の中心まで行ってみようよと、寄り道してみた。
上はPeer市の市庁舎! (1637建築)
オランダに近い影響なのか、なかなか洒落てますね。
1階の角は、カフェになっていて、お客さんがコーヒーを飲んでいた。
ビールもあるんだろうか?…当然あると思うが。
マルクト広場、この日(月曜日)は青空マーケットが開かれていたが、僕らが着くころには終わっていた!
この細長い広場の両端には、市庁舎と警察署が配置されている。
広場の中心付近にあるポンプの塔
塔の頂点に燦然と輝くもの、それは「Peer」です。
Peerとはオランダ語で「なし」の事なんですよね(洋ナシ)
「なしのオブジェ」と「なし市庁舎」
ベルギーではおもしろい地名とか通り名が多くてね、そういうのを見つけると嬉しかったりする。
KOOLSTRAAT=にんにく通り、KATSTRAAT=猫通り・・・とか、
我が家はBLOKSTRAAT=ブロック通り(まな板や丸太の意味もある)
白い建物は警察署
広場の隣にあるSt.Trudokerk
ベルギーの各町は、特色のある雰囲気を持った町が多い。
2 件のコメント:
戦闘機の後のロバの写真、
コントラストが面白いです。
ロバの愛くるしい表情がgoed!!
なしのオブジェも、ああなるほど!!って思いました。
私の住まいの近くでも戦闘機の姿をよく見ます。これは初め驚きでした。轟音になれてなかったので。
でも、冬は訓練しないの?って言うくらい音がパタッと鳴り止んでいます。
僕の住んでいるLier市では、騒音と言えば電車の通過の音と、庭の草刈り機の音なんだけど、Peer市の辺りは基地があるという事で、戦闘機の音をよく聴きますね。
僕は沖縄で日常の音として聴いていたので「なつかしい」と思ったんですけど・・・。
道路のロータリーの真ん中に戦闘機(使い古し)を堂々と飾ってありますよPeer市は。
そ、ロバの耳は王様の耳・・・じゃなくて、ロバは別名うさぎ馬って言うくらい、耳が大きいので、さぞ、うるさいでしょうねぇー。
コメントを投稿