昨日(月)のサクソフォーン・コンサートへ行くためにブリュッセル中央駅に1時間の余裕を持って到着したので、時間つぶしのぶらり歩き ・・・
駅前の広場に大きな傘のアート作品があった!
オランダ語で傘のことをパラプル(paraplu)というのには最初は笑ってしまったが、慣れてしまえばおかしくもなくなるのは不思議だ・・・
相変わらず見事な彫刻作品のような市庁舎 ・・・
もう、ブリュッセルには何度も来ているが、「世界一美しい広場」と言われるだけに、ここに立って360度見回すのはいつでも楽しい ・・・ ただし、いつでも完璧に見られるわけではない ・・・ というのもイベントがよく開催されるので、フェンスが張り巡らされたりスタンドが出来たり、舞台が出来たりするのだから ・・・ 今回も大きな舞台の設置中だった。
団体観光客の中で、ひときわ目立つのが中国人らしき団体だ、近頃どこの観光地に行っても、日本人より多いのではないかと思うほど見かける(イーペルの猫祭りではさすがに中国人らしき姿はほぼ皆無で、日本人を多く見かけた)セルクラースの象の前。
セルクラースの像(La Statue d'Everard 't Serclaes)
14世紀にブリュッセルの英雄となったセルクラースの、象の右手に触れると幸せになれるという(諸説あり)が、全体的に触れまくりの感あり・・・足元に子犬もいる・・・しかも、その象は修復工事中のようで、今あるのはダミーで、メッキが剥がれている部分あり・・・と、いう・・・ま、観光客の夢を壊しちゃいけないんだが「信じる者は救われる」と云うことにしよう!
セルクラースの象の前の小道をずっと行くと「小便小僧」に行くが、その途中にあるビルの壁に描かれたタンタン壁画。
ワッフルを食べている人がたくさんいて、人だかりがある所に「小便小僧」は立っている!
2mくらいの高さの台に立って、今日も元気よく放尿している。
これはワッフル屋の看板だったかな?
そのワッフル屋 ・・・ ブリュッセルのワッフルって生クリームやチョコレートやフルーツが、これでもかっ!ってくらい乗っかっている(いや、選べるんだけど) ・・・ 左下の粉砂糖だけのワッフルが、ワッフルとして食べるなら美味しいし、もちろん値段も安い ・・・ と、僕は思うのだが ・・・ 観光客を見ていると「せっかく来たのだから大盛りを!」 って感じで頬張っているんだなぁ・・・
市庁舎の中庭にある象
子供が角笛を吹いている ・・・ この角笛、ベルギーの郵便ポストのデザインになっているのではないかな、と思ったりしたが、よくある絵ではあるな・・・
そして、街角の建物の壁に道路名標識とともに、インベーダーキャラ発見!
ブリュッセル(首都)なだけに道路名もオランダ語とフランス語の併記である・・・、それにしてもその道路名がBRASSEURS(仏) と BROUWERS(蘭) とは「ビール醸造者通り」って意味ではないか。
ついでに De Beverpatroelje Straat も調べてみたら「肘(ひじ)通り」 って云うことになっている ・・・ この話に行ってしまうとかなり長くなるが、ベルギーの通り名って面白すぎるほど面白い ・・・ 僕の住んでいるLierだけでも「にんにく通り」「猫通り」「シャツの袖通り」「インコ通り」「メガネ通り」 ・・・ キリがない、・・・誰がどうやって付けたのか知りたい!
先ほどのセルクラースの象 ・・・ 人だかりがなくなると、なんだか寂しそうに見える ・・・ 腕をさすってあげたくなる ・・・ こういう写真はなかなか撮れないよ、いつも人が多くて ・・・
世界一 ・・・ グランプラス
世界一の広場のカフェでビールを飲むのもいいが、高いんだよなぁ、やっぱり、場所代か ・・・ それで近くのスーパーで缶ビールを買ってきて、冷たい石に座って飲むのがぶらり歩きの僕のパターンである。
この日も柵やら、舞台設置やらで美しい風景ではなかったが・・・
「芸術の丘」と云われる高台から見た市庁舎。
その高台にある楽器博物館(黒いアールヌーヴォー建築)と聖ヤコブ教会(奥)手前のアートはThe Whirling Earと名付けられているらしい(旋回耳とでも言うのか)、普通に通り過ぎると気づかないが、しばらく立ち止まって見ていると確かに回転している!(そんな事に気づく暇人は非常に少ないと思う)
ロワイヤル広場を前にして建つ聖ヤコブ教会 ・・・ その前を通過中のトラム(路面電車)
この辺りを「芸術の丘」といい、美術館や博物館、図書館などが集まっている、この教会の左手後方が王宮、市立公園へと続いている。
と、言うことで、このへんまでが中央駅からグランプラス周辺をぶらり歩きして、缶ビール1本飲んで1時間経った頃である。
この場所から日本大使館まで徒歩12分ほど、このあとはスタコラと広報文化センターを目指して歩き、サクソフォーンを聴いてきたのである。
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