ミニバカンシーでリンブルク州

「なかなか夏らしい季節にならない！」と、先週中頃まで「うつ症状に悩まされていたベルギー」が、先週末から一気に夏になり、みんな夏（太陽の光）を満喫しているようだ！

僕らは、その天気予報が出る前から「今週の月曜日から3日間は、仕事もテニスもやめてミニバカンスに出かけよう！」と、決めていたので、思いがけず最高の天気に恵まれた。

行き先はオランダ国境に近いリンブルク州のペール市、義姉の家　・・・　「義兄は2週間ほど出張に行っているので、ちょうどいい」　と、云うことになっていたのである。

田舎の農家の家だったという義姉の家は、庭が広く家も大きく、ペンションのように宿泊できる部屋も多いので、僕とKatrienのお気に入りの「避難場所」だ。

健康志向の、義姉の作る食事は野菜中心のヘルシー食！

僕らはビールやワイン、夕食の食材を調達してから行ったので、夕食は僕がエビのスープ「トムヤンクン」を作った。

広い庭にはヘーゼルナッツの実がなっていたり、

西洋木苺　ブラックベリーがあったり（植えたわけではないと思う）

栗の実がなっていたり、

花にはチョウチョが飛んできたり　・・・　庭だけでも楽しめる。

昼食が済んで落ち着いたら、女性陣（義姉とKatrien）は「せっかく天気がいいから、庭で日光浴をする」　と、言うので、僕はひとりで義姉の自転車を借り、サイクリングに出かけることにした　・・・　大麦畑。

収穫時期を迎えているようだ。

じゃがいも畑、ボチボチと花が咲き始めていた。

ペール市は、何かとピーター・ブリューゲル（ベルギーの有名な画家）と、ゆかりがあるようで、自転車道の所々にある休憩場所に「絵」が展示されていて、それも楽しめる。

昔の「子供たちの遊び」を描いた絵には、たくさんの子供達がいろんな遊びをしている姿が描かれている。

そして実際にこんな「昔遊び」をすることが出来る。

ボウリングのような、ピンを倒すゲーム。

トウモロコシ畑

サイクリングを楽しむ夫婦　・・・　夫婦とかグループのサイクリングが多かった。

ペール市の中心広場に面している警察署の建物がかわいい！

広場の反対側には旧市庁舎があり、真ん中には緑色のポンプの塔があり、その上には金色の洋なしのモニュメントが　・・・　Stad Peer　・・・　オランダ語を直訳すると「洋なし市」である。

広場の真ん中にあるステージの軒下にあった「サタン」の像

旧市庁舎の前にあるポンプ、

旧市庁舎は現在、カフェ・レストランになっている。

現在の市庁舎。

現市庁舎と旧市庁舎の間にある、聖トゥルド教会（St.Trudokerk）

アスパラガス畑

アップで見ると、まるで竹林のようだ。

新芽を見ると確かにアスパラガスだった。

この看板を目にして「うわっ！ドイツ突入か！」　と、ビックラコイテしまったが、「ドイツのBocholt町と姉妹都市」のBocholt町（ベルギー）と、云うことらしかった　・・・　一瞬焦った。

日差しが強く、暑い日だったが、自転車道は時々、木陰や緑のトンネルの中を走るので涼むことも出来る　・・・　多分、気温30℃超えていたが、カラッとしているので汗はかくものの、タオルで拭う程でもなかった。

何度も道を間違えながら、約4時間のサイクリングを終え、「無事帰宅」　トラピストビールのWestmalleを飲む！　最高の１日。

夜はトムヤンクンで夕食　・・・　夕食の後は屋外用暖炉に火を灯して「火」を眺めながら団欒のひとときを過ごす　・・・　モチロン僕はビール、女性陣はワインを飲みながら　・・・

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