ベルギー移住生活: ６月の邦人に対する犯罪被害例

在ベルギー日本大使館から毎月届く「安全対策メールマガジン」によると、依然として日本人旅行者、在住者の被害が多いようです。

以下の事例を教訓として、被害に合わないよう注意、対策をしましょう！

【６月中の届出事案】
１．４月１６日１３時頃，ブリュッセル市フォレ区の交差点で突然助手席の扉を開けられ，膝の上に置いていたバッグを強奪された。（車上狙い：在留邦人）

２．５月７日１７時頃，ブルージュのレース店前でショーケースを見ていた間に，ショルダーバッグから財布をすられた。（スリ：女性旅行者）

３．６月１日１４時頃，ブリュッセルからフランクフルト行きの電車内で棚に荷物を乗せていた。北駅の手前くらいで他の客が大きな荷物を置いたため，棚の荷物は少し動かされた。その数分後，荷物が無くなっていた。（置引き：男性出張者）

４．６月１日２１時頃，空港から市内行きのバスの中で，気付くと持っていたバッグを切られ中から小さなバッグを盗まれていた。（スリ：男性出張者）

５．６月７日１５時頃，中央駅付近で雨が降ってきたため自転車を降り，バッグから雨具を出すため腰につけていたポーチを外し道上に置いた。雨具を出した後にはポーチは無くなっていた。（置引き：男性旅行者）

６．６月１２日２０時頃，南駅構内で，背中にソースみたいな物をかけられ，１人の男性に背中が汚れていると言われた。ショルダーバッグを椅子に置いて，背中を確認している間に，ショルダーバッグを盗まれた。（置引き：男性出張者）

７．６月１６日７時頃，南駅でパリ行きのＴＧＶ車内で，棚に乗せていたブリーフケースを盗まれた。（置引き：男性出張者）

８．６月１６日１５時頃，ＣＩＴＹ２で駐輪場にチェーンロックを掛けて自転車を駐輪していたが，買い物から戻ってくると盗まれていた。（その他（自転車盗）：在留邦人）

９．６月１６日２１時頃，南駅構内で，誰かに白い液体を背中にかけられ，他の男性に「蜂がとまっていて刺されるから上着を脱げ！」と言われ，コートを脱いでいる間にバッグを盗まれた。（置引き：女性旅行者）

１０．６月１６日２１時頃，アントワープ中央駅で電車に乗り込む際，リュックサックのファスナーを開けられ財布を盗まれた。（スリ：男性出張者）

１１．６月２１日１２時頃，南駅からトラム HORTA 駅の間で，バッグに入れていた財布を盗まれた。（スリ：男性旅行者）

１２．６月２５日１６時頃，アントワープのグランプラスで観光中，バッグのファスナーを開けられ，財布を盗まれた。（スリ：女性旅行者）

１３．６月２３日２０時頃，ブリュッセル市内で食事中，椅子の上に置いていたバッグを盗まれた。（置引き：女性旅行者）

１４．６月３０日２２時頃，中央駅から１５分くらい離れた路上で，警察官と名乗るものにクレジットカードをチェックすると言われ，カードを見せたところ，３枚あったうちの１枚が盗まれていた。同行者もカードを１枚盗まれた。カード会社に連絡したところ，盗まれたカードを使用しようとした履歴が残っていた由。（その他（偽警官）：女性旅行者）

僕もアントワープ中央駅から10分ほど歩いたところで、リュックのファスナーが開いているのに気づいたことがあったが、リュクの中身は汚れた着替えの服だけだったので被害はなかったという経験をした。

慣れない海外旅行で、見たいもの惹かれるものがたくさんあるとは思うが、持ち物はしっかり抱きしめるべきですね。

それではアントワープでの楽しい「ぶらり」散歩風景動画をお楽しみください。