予定通り、ブリュッセルにある日本大使館広報文化センターで
上の写真のコンサートを聴きに行った ・・・
きっかけはTwitterで、フォロー、フォロワー関係の人がメンバーの中に2人いた事。
これまで大使館広報文化センターでのコンサートは「バスクラリネットを聴く」 「薩摩川内おどり太鼓」の2回出かけた ・・・ この場所での開催は大使館との共催となるため営利活動をしてはいけない鉄則があり「入場無料」と言う事になるが、日本文化を紹介するという目的もあり、レベルは高いものである。
日本から「つくば・サクソフォン・カルテット」がサックスを持ってやってきた! ・・・ サックスさんはベルギー生まれなので里帰りなのだよ!
サックスの発明者はベルギー・ディナン出身のアドルフ・サックスであるというのは有名?な話である。「ディナンの町をぶらり歩く」記事を参照してくだされ。
僕は1時間以上早めにブリュッセル入りしたので、グランプラスあたりをぶらりと歩いた後、会場入りした ・・・フラットな会場に演奏者5人分の譜面台とピアノが1台、客席には折りたたみ椅子50脚ほど準備され満席になっていた ・・・ 50人ほどの観客の中に、日本人は僕を含めて5人ほどしかいなかった ・・・ その内の一人は知り合いで情報紙「プチポワ」を見て来たと言っていた。
白い壁、白い天井、サクソフォン・カルテットの演奏が始まる ・・・ サクソフォンだけの四重奏を生で初めて聞いた僕だった ・・・ いい! やっぱり音楽とビールは生に限る!(なんのこっちゃ)
演奏曲目が聴き慣れない曲だったので、個人的にはイマイチ乗りきれなかったが演奏は見事である ・・・ 今年の【第9回日本サクソフォーン協会主催アンサンブルコンクール】で見事金賞に輝いたという実力のあるグループなのだ ・・・ 日本とベルギーの作曲家の作品を織り交ぜながら演奏する ・・・ 途中からピアノの大宅氏登場 ・・・ ピアノが入るとまた一段と華やかになる ・・・
約1時間でとりあえず終了、メンバーが引き上げるが、ベルギー人から「ブラボー!」の声も飛び、拍手が鳴り止まず、アンコールのためメンバーが再登場した。
アンコールの曲に選ばれたのは、僕が頼みもしないのに(失礼)「琉球幻想曲」という沖縄民謡の「安里屋ユンタ」を題材にした曲で、それをサクソフォン四重奏+ピアノで聴けるとは ・・・ 個人的に興奮してしまった!
涙が出そうになった ・・・ そりゃ、そうだ ・・・ 子供の時から体に染み付いているそのメロディーを、ベルギーでサクソフォン・カルテットの演奏で聴けるとは 万にひとつも想像できないサプライズであった。
このメンバーに 「ありがとう!」 と言いたい。
「僕は沖縄出身なので、最後の曲に感動しました、とても良かったです!」 と、コンサート終了してからメンバーに伝えたが ・・・ 彼らは、このあとイギリスへ渡り、スコットランドで開催される「World Saxophone Congress XVI」に出演し、この曲「琉球幻想曲」を演奏するという ・・・
ん~、スコットランドで安里屋ユンタかぁ~ ・・・ 飛躍するなぁ~
そういえばスコットランドも民謡どころである(か?)
そういえばスコットランドも民謡どころである(か?)
「この曲はとてもいいから、スコットランドでも頑張って!」と、励ましたが、励みになったかどうか・・・
演奏者を囲んで最後まで残ったメンバーで記念写真!
大宅さん、CHISAさん、ありがとうございました!
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