ベルギーの青い空

昨日は（いやもう、一昨日になっている金曜の夜）川島永嗣出演の「アナザースカイ」が放送されたそうで、ファンの皆さんはご覧になったと思うが、僕もベルギーで、とあるルートから見ることが出来た　・・・

僕がリール市内で、偶然遭遇した吉田麻也選手との密会場面や、LIERSEのGK3人衆の秘密練習なども収録されていた　・・・　Lierseの練習場にいつもいるおばさんも写っていた　・・・　料理が上手なことも披露して、部屋のベランダから見える景色は「ほう、なるほど、そのへんに住んでいるのか」とか　・・・　吉田選手と食事をしていたレストランは僕も入ったことがあるとか　・・・　散髪屋の場所は知らないけど、散髪屋はいいからもう少しリールの街散策して欲しかったな　・・・　ま、散髪はEijiのこだわりということで　・・・

アントワープへ行っても、紹介するのは大聖堂やカフェではなくてチョコレート屋さんとは、甘党Eijiらしい　・・・　そして、肝心の彼女についてと移籍問題はスルーパスされてしまった！

内容的には川島選手がベルギーに来て得たものなども分かって、いい番組だった。

今日もベルギーの空は青かった　・・・　永嗣が帰ってきてからずっといい天気が続いているベルギー　・・・　昼にいつものテニスクラブで練習をしていると、Lierseの選手が続々とテニスコートのそばを歩いていった　・・・　永嗣の姿もあった　・・・　「昨日のTVを見たよ！」って言ったら、「あぁ、そうですか、早いですね」と、応えてくれた。

今日はKatrienのテニス大会の試合があって、クラブで練習（ウォーミングアップ）してから、試合会場入りしたのだった。

今日の相手は、前回書いた強敵のリンダさん、あの時はいい試合をしただけで負けたが満足した内容だった　・・・　その後、僕が応援に行けないときに、ひとりで戦ったKatrienは1-6，1-6の完敗を喫して落ち込んでいたが、昨日もまた同じリンダさんとの対戦に僕が同行して、応援（アドバイス）したら2-6，6-2，3-6で負けたものの、初めて1セットを奪取してステップアップした。

そして今日、いつもは出だしで調子に乗れないkatrienだが、今日は出だしから低い球の打ち合いで、クロスとストレートを織り交ぜて、相手のリンダを相当走らせてポイントを重ね4-2とリードして絶好調！

「よしよし、このままで良いよ、思い切り行け！」とアドバイスしていたが、息切れしていたリンダは、低い球より緩いロブのような高い球を多く使い始めた　・・・　Katrien、高い球を低く返すことができず、同じく高い球で応戦したが、なかなかタイミングを合わせられず、相手より先にミスをして、4－4に追いつかれ4-5と逆転され、5－5に追いついたが、5-7で押し切られてしまった。

惜しい！　・・・　「1セット目を取れば、2セットめを落としても3セットはスタミナ勝負で勝てる！」と、踏んでいたのだが甘かった　・・・

2セット目もリンダは高い球を多用して、Katrienに強打をさせない作戦で成功した　・・・　僕らにはそれに対応する練習が足りなかった　・・・　さすがベテランでクラスも2つ上の実力を持つリンダさんだ、プレーの幅が広い　・・・　1-6でやられた。

Katrienは「勝てるチャンスを逃した」　と、悔しがったが　「試合を冷静に分析して、多くの引き出しを持っているリンダさんはやっぱり強いんだよ」　と、慰め、「今後の練習課題も見つかったからまた頑張ろう！」

今日の試合、主催テニスクラブのカフェの真正面(センターコート）での試合で、主催者も時々見ていたが、試合後に「1セット目のあなた方のラリーは、このクラスの試合とは思えないくらい良かったですよ」と褒めてくれた　・・・　その言葉がKatrienの慰めにもなった。

一喜一憂のテニス大会参加者たち　・・・　ベルギーでは、本当に熱心にテニスに打ち込んでいる人が多いことに驚く　・・・　それだけに激しい人もいる。

お人好しでは勝ち上がれないというのもベルギー（アマチュア）テニスである。

 

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