2.5.14

MAS アントワープの博物館

さて、MASであります。

Museum aan de stroom を略してMAS(マス)と称している ・・・ (流れの中に建つ博物館)という意味になるのか、確かに周りはウォーターフロントである。

主な展示物も、大航海時代からの歴史の流れ、人間の生と死という流れだったような気がする。

 建物の4階から展示室が始まるが、その辺りからガラス越しにアントワープの街の眺望が楽しめる ・・・ MASに隣接する埠頭に泊められているクレーン船の甲板は、箱庭のようになって人が生活しているようなのだ ・・・ 楽しそうだねぇ。

 向かい側にあったカフェのテラス席は、テントの陰に座る人、日向に座る人がいると云う事は、暑くもなく寒くもないという事だね ・・・ 僕も薄手のジャンパーの下には半袖Tシャツ1枚だけだった。

 あ、MASます博物館だ!
 何も案内表示がないような、大きなドアを押し開けると、次なるドアが自動的に開いて内部へ招いてくれる。
まず、大航海時代に未開の国へ乗り込み、殺戮と略奪を繰り返したであろう武器や兵器の展示がある。


オランダ独立の祖、オラニエ公

日本の天皇陛下、ご成婚の写真が大きく表示され

五月飾り

ひな壇

羽子板 ・・・
なんてのが展示されている。


これは、南洋諸島の産物か ・・・

波打つガラス越しに見えるアントワープの眺望 ・・・ 感動はしても、ここで夢中になって風景写真を撮らなくていい ・・・ 何故なら、屋上は360度パノラマが楽しめる展望台になっているから。

 建物の外側一辺、一辺を回るように設置されているエスカレーターだから、上がるたびに見える景色が変わるというのも面白い!

 6階 Wereldhaven ・・・ 世界の港というのか、この回の展示は面白かった ・・・ 16世紀に隆盛を極めたアントワープ港を行き来した船の模型展示。

 模型好きなら、この階で立ちつくして2時間も3時間も居られるだろう ・・・ 大型帆船の歴史から、蒸気船、近代的タンカーに至るまで、精巧な模型が展示されている。

港湾労働者

7階 & 8階は Leven en dood 「生と死」 僕はこの階で立ちつくしてしまった!

 未開の国の信仰に関連すると思われる、お面や人形、土偶、飾り物など、どれもデザインが秀逸で面白いのだ!



 シャム踊りの衣装とか ・・・


 ま、これは普通に教会で見られるキリスト教 ・・・

 8階

 祈祷師の衣装


 土偶たち ・・・ 全て面白いので、僕はひとつひとつ立ち止まって、写真に収めた!


 金細工

 沖縄シーサーの祖先か?


まぁ、とにかく飽きない、飽きない ・・・ この、7階、8階で、だいぶ時間を費やした。
このブログで全てはお見せできないので、Facebook「ベルギー街歩き~ぶらり」にアルバムを載せMAS、興味のある方はゆっくりご覧いただきたい。

Antwerpen 02 - MAS , 30 Apr 2014


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アントワープ ホテル宿泊

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