近頃は「フランダースの犬」を「アントワープの犬」と、言い間違えることが多くなった僕 ・・・ なぜかと言うと、フランダースはベルギーの北部地方の広範囲にわたって指す言葉だが、「フランダースの犬」の物語は、すべてアントワープで完結しているから、アントワープに馴染みすぎると、つい「アントワープの犬の、ネロとパトラッシュが ・・・」 という話になってしまうのだ。
ということで、アントワープの犬になったMomoちゃんが街歩きをします ・・・ ここはルーベンスの家の前だよ~。
リールの朝市で、人混みの中を歩く練習をしたばかりだからね、尻尾をくるんと巻いて(平気という事) スタスタと歩くMomoちゃん。
Momoちゃん連れだから、オリーブの試食品にも手を出さず歩いた僕。
この日は1カ所、訪ねたい場所があった。
土曜朝市から近い場所にある Lange Leemstraat 12 でギターショップ「Arpeggio」を構えるベルギー人の友人アラン(Alain Selhorst)さんに久しぶりに会いたかったのだ。
ということで、アントワープの犬になったMomoちゃんが街歩きをします ・・・ ここはルーベンスの家の前だよ~。
ルーベンスの家の前を通り過ぎると、アントワープの土曜朝市の場所に出る。
リールの朝市で、人混みの中を歩く練習をしたばかりだからね、尻尾をくるんと巻いて(平気という事) スタスタと歩くMomoちゃん。
Momoちゃん連れだから、オリーブの試食品にも手を出さず歩いた僕。
この日は1カ所、訪ねたい場所があった。
土曜朝市から近い場所にある Lange Leemstraat 12 でギターショップ「Arpeggio」を構えるベルギー人の友人アラン(Alain Selhorst)さんに久しぶりに会いたかったのだ。
柴犬大好きなアランさんに、成長したMomoちゃんを見てもらいたかったし、最近CDリリースの話が聞こえてきたので、近況もうかがおうと思っていた。
アランさんは自らギタリストで、ギターショップを営む傍ら、ギター曲の作曲にも力を入れている。
これだけなら、僕がわざわざ紹介する事もないと思うが、彼は日本が大好きで、日本人の奥さんがいて、ショップでは日本製の河野・桜井ギターを中心に取り扱っている ・・・ もちろん日本語も達者だから、僕が会話をするのに不自由する事はない。
さらに彼は、日本で東海道五十三次を、単独自転車旅行で巡り、そのイメージをギター曲で表現した本を出版している!
僕がここで、たくさん書くより、彼のWEBサイト(Alain Selhorst)をチェックしてほしい、彼の感受性豊かな人柄がわかるはずだ。
で、CDリリースというのは、彼が書き溜めた曲の中からの選曲で、ベルギーのトップギタリストである Michel Verkempinck さんが演奏するCDという事である。
CDのタイトル名になる「Nostalgia」が第1弾としてレコーディングされ、Youtubeでプロモーションビデオを公開中なので、お試しいただきたいと思う ・・・ 静かなベルギーの街並みに、染み渡るギターの音色を ・・・
アランさん作曲のこの曲は、日本の 現代ギター 2014年 02月号 [雑誌] でも紹介されています。
CDが全体として完成し、発売されるのは9月の予定という事なので、時期が来たらまた紹介したいと思う。
と、「アントワープの犬Momo」から話はそれてしまったが、アランさんの奥様が手作りで焼いてくれた抹茶ワッフル!
仰天の美味さ!
抹茶の苦みとワッフルらしい甘みが絶妙で、サクサク感もあり、うまい!
アランさんが、少しだけMomoちゃんにあげてみると、おいしそ~に食べるMomo! ・・・ このあとから、Momoは僕が持っている犬用のデザートを口にしなくなってしまったよ。
アランさんのギターショップを出て、大通りに出ると、立派なナショナルバンクの建物が見えてくる。
聖ヨーリス教会の横を通り過ぎて
世界最高のビアカフェと言われる、クルミナトールにも立ち寄らず通り過ぎ ・・・
ルーベンスと大聖堂が見えるフルン広場に来た。
大聖堂へ向かうMomo
パトラッシュの絵が描かれた石碑を覗き込むMomo
本物はいないんだよなぁ~
市庁舎前のフロートマルクトから大聖堂を眺めていると ・・・
パ、パトラッシュが現れたぁ~!!
でも、追いかけまわされて大変だったMomoちゃん。
ゼェ、ゼェ、大変だったゼぇ~
ブラボーさんの前で。
じゃ~、いつものカフェに行きますか!
土曜日の午後、カフェ・クイントン・マセイスも、お客さんが多くて、僕とMomoちゃんも大きいテーブルに相席する事に ・・・ 隣のテーブルの常連爺さんたちにもかわいがられた。
僕が相席したテーブルには、40代くらいの夫婦と12歳くらいのかわいい女の子がいて、3人ともMomoちゃんを可愛がってくれて、女の子はタブレットPCで、「これが私たちの犬なの」と、ボーダーコリーの写真を見せてくれた。
この親子が帰った後、別の40代くらいの夫婦と12歳くらいの可愛い男の子が店に入ってきたので、僕が「こちらのテーブルでいいですよ」と、僕のテーブルを勧めたら、そのまま座った ・・・ それがなんと、先ほどと全く同じ配置で座り、男の子はMomoちゃんをずっと撫でて可愛がってくれた。
偶然とはいえ、全く同じ台本を、違う役者が演じているお芝居を見ているようで、内心メッチャおもしろかった。
他の席にいた日本人グループにも可愛がられ、Momoちゃんは大満足か ・・・ クイントン・マセイスの看板をチェックするMomoちゃん!
さあ、歩いて駅まで帰ろうか!
アントワープの「手」で記念写真!
また、ルーベンスの家の前に来た!
そして、僕のもうひとつのお気に入りのカフェへ ・・・
お気に入りのハウスビールを飲む!
実は、閉店時間だったが、お店の人が僕とMomoがドアの前に立っているのを見つけたので、招き入れてくれたのだった。
Momoちゃんはさすがに疲れたか ・・・
眠たいよ~
帰ろうよ~
帰るか! まだ西日が差している。
アントワープ中央駅 ・・・ 地上階のホームから電車に乗れるというのは気持ちがいい!
Momoちゃんは、いろんな音でうるさい駅のホームでも平気になってきて、尻尾をクルンと巻いている。
「アントワープの犬 Momoの冒険」でした~!
Album「Antwerpen - Momo , 03 Mei 2014」
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