月末水曜日恒例のアントワープ美術館めぐり。
今月は、プランタン・モレトウス印刷博物館です ・・・ 今回で3回目の訪問だけど、面白さは尽きない。
1605年にヨーロッパ初の活版印刷の新聞が、ここから発行されたというのだから驚くべきである。
さて、これは何でしょう?
いや、まあ、大したことではないが、1階から3階までの螺旋階段の手すりです。
この博物館、印刷所の工房兼住居でもあったというので、いろんな部屋が組み合わさって、建物自体もいくつかの建物が組み合わされているようで、迷路のようにできているが、順路の番号通りに進めば、とりあえず出口までは行けるようになっている。
この印刷工房が最盛期の頃は、アントワープで活躍していた画家ルーベンスも同時代に生きていて、かなりの親交があったらしい。
この館内で、ルーベンスの描いた人物の肖像画が多数展示されている。
16世紀に出版されたという本
中庭
アイリスが咲いていた。
大きなゴブラン織りのタペストリー
印刷工房の作業風景
印刷機
生活空間
活版印刷工房
カラー印刷もできていたとは驚き!
蔵書を見せる部屋
ガラスケースの中に展示されている本の地図は、見覚えのあるような地図だったが ・・・
よく見たら、僕が今住んでいるリール市ではないか!
人体解剖図などもあり
印刷技術は医学の発展にも貢献したものと思われる。
印刷技術の発達で、医学、宗教、音楽、地図など、大いに発展したに違いない。
ルーベンスの部屋というのもあり、ルーベンスの描いた肖像画など多数展示ある。
古書の展示も多数 ・・・ この板の床の上を歩くと、ビシッ、ビシッ と、盛大にキシミ音がする。
技術屋の工房
窓のドアのロック部分 ・・・ 細部まで凝っている!
大図書室
小図書室
プランタン・モレトゥス印刷博物館 Museum Plantin-Moretus ・・・ 古めかしい建物で、怪しげだが、一見の価値ありだと思う。
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