マルガレータの宮殿 とTennis

日本的に言えば「五月晴れ」の、今日のベルギー　・・・　そういえば子供の日なのか今日は　・・・　ベルギーじゃ、こいのぼりも目にしないから、その季節感がないなぁ。

沖縄じゃ、梅雨入りしたというニュースがFacebookを通じて流れている。

そんな中、午前中にメッヘレンにある裁判所（マルガレータの宮殿）へ用事のために行ってきた。

 正式には、オーストリアのマルガレータの宮殿（Paleis van Margareta van Oostenrijk）と言うらしい　・・・　「オーストリアの」と前置きがあるのは、父親がオーストリアのハブスブルク家出身のマクシミリアン（後の神聖ローマ皇帝となる）だからで、別に「ヨーク家のマルガレータ妃」も同時期（15～16世紀）に存在したから、区別するために、ヨーク家の・・・、オーストリアの・・・　と呼ぶらしい。


ところで、その「ヨーク家のマルガレータ妃の宮殿」もメッヘレンに存在する　・・・　しかも、このオーストリアのマルガレータの宮殿の斜め向かいにだ！
上の写真の、右側の白い壁がそれで「ヨークのマルガレータの宮殿」（Paleis van Margareta van York）と、呼ばれている　・・・　その内部は現在、劇場になっているので、一般人でも入れるだろうが、僕は用事がないので入った事がない。

と、まぁ、ややこしいマルガレータ妃にまつわる話でした。

 マルガレータの宮殿の柱廊

用事に行っただけだから、メッヘレンの街歩きはしないで帰る事にする。
車を出したついでに、買い物するのも僕の役目　・・・　溜まったビールの空き瓶をBOXに入れて持っていた　・・・　カルフールの空き瓶回収機に1本1本放り込んで、数を数えてもらい、レシートを発行させる　・・・　それをレジで提示すれば、その分を合計から差し引いてくれる。

空き瓶1本10セント（0.1EUR）　・・・　レシートには「11.3EUR」とプリントされていた　・・・　という事は113本のベルギービールを飲んだという事だ！

ま、2ヶ月チョイの期間でだから、大したことではないよね。

天気が良かったので、わが家もテラスで昼食をしよう！

 カルフールで「イタリアン祭り」をしていたので、なんとなくパスタを購入してたものの、ソースの事までは考えてなくて　・・・　それ以前に予定していた麻婆なすの材料があったので、麻婆なすを作ってかけた！
なかなかイケル味だったね。

さて、昨日（日曜日）のテニス、インタークラブ（団体戦）

我がチーム4名（50代後半2名、30歳2名）の凸凹チームは、敵地に乗り込んでのアウェーマッチだった。

今回は僕が1stman（1番手）を務める　・・・　この順番は実力順と言うのが暗黙の了解であるが、僕らは「4名とも同じ5Pだから、その日ごとにローテーションしよう」という事での1番手だった。

相手は当然、実力No1の10Pを出してきた　・・・　185cm位の長身で、落ち着いたプレー　・・・　僕が揺さぶってもなかなかミスをしない　・・・　ドロップショットにも追いつかれ、逆にやられ、少々コースを突いたくらいでは、長い腕を伸ばして返してくる。

いやー参った　・・・　こりゃーどうしようもないわい　・・・　と、思いつつも相手バックハンドにボールを集めたりしてミスを誘い、何度も何度もジュースゲームまで持ち込んだが結果に反映されず　・・・　1-6,2-6　と惨敗でありました。

まぁ、途中からは勝つのはあきらめて、練習のつもりで長いラリーを続けてみたり、時折、強打でオンザラインを狙ってみたりと　「やりたい事はやった」　という、満足感も少しはあった。

僕がストレート負けをした後、2demanが1-2で負け、3demanは1-2で逆転負け　・・・　シングルス3連勝の相手チーム応援団からは　「やったー！チーム勝利ポイントだぁ！」　と、歓声が上がったが、冷静な人は　「いや、4demanと、ダブルス2つ残っているからまだわからないよ」　と言う声もあった。

4demanは、ウチの選手が1セットダウンから、第2セットをタイブレークの末に奪い返して、疲れのみえた相手を走らせて、第3セットは6-2と差をつけて勝利した。

シングルスで1勝3敗　・・・　ダブルスを2勝すれば3勝3敗のタイになり、セット率を考えれば2戦ともストレート勝ちなら、チームの勝利は我らのものだ！

という計算は成り立つ。

昼食を間に挟んでから、「ダブルスは2つとも勝つぞー！」　と、気合を入れてコートへ散る。

僕とパトリック、50代後半ペアが1ｓｔダブルスへ出陣、相手は30代の10Pと5Pのペア　・・・　僕がシングルスで負けた選手は出場しなかった。

相手10Pの選手は大柄で、ちょっと肥満気味　・・・　いいポイントを決めると大声で「カモーン」とか叫んでいる　・・・　「あれくらいで叫ばなくていいのによ」　と、僕は思うのである　・・・　僕は、チョコンとボレーしてポイントを取っても、表情を変えず、次のポジションへ移動するだけ。

（パトリックに向かって「あなたのボールが良かったからチャンスボールが来たよ」と、軽く合図をする）

シングルスで3セット走った最年長、パトリックはバテテいるのかと思いきや、調子が良く、いいラリーをした　・・・　僕のサービスポイントも多く、リターンでのパッシングも何度か決めた。

6-4、6-1で快勝した！

もう一方のコートで行われていた、2deダブルスでも、我がチームが　6-4、6-3で勝利を収めていた！

結果　3勝3敗　セット数で　8 対 7　で際どく我がチームが逆転勝利を収めた！（2戦目で初勝利）

カフェで「乾杯！」

トリプル・カルメリートを飲んでみた　・・・　パトリックに送迎してもらうので、車の運転する必要なし　・・・　実に気が楽だ！

ダブルスを2つとも勝ったので、4名とも上機嫌だったのは言うまでもない。

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