地図なしアムステルダム街歩き~ぶらり、その2!
地図なしで不慣れな町を歩くと、ロクなことはなかった ・・・ 南教会あたりまで行ったのは良かったが、そのあとレンブラントの像がある広場、ムントタワー、花市場へと続けばよかったのだが、土地勘がくるってしまい、南教会、旧教会、軽量所なんてところをグルグル回っていて、ガラの悪い、大麻の臭いのする飾り窓地帯を歩いていた。
大麻の臭いが服に染み付くんじゃないかと思うほどに ・・・
気を取り直して、中央駅の見える場所に戻ってきて、東側に舵を切りなおすことにした。
この直線の先が中央駅、右の塔が旧証券取引所と云う、ラムラック通り(Damrak)自転車のレーンを不用意に横切らないよう気を付けましょう。
観光の中心とも言えるダム広場に来た。
王室御用達の新教会
ダム広場から、多くの人でにぎわうショッピングストリート、カルファー通り(Kalverstraat)へ入って行く。
途中、アムステルダム博物館やベギン会修道院の入り口もあるが、前回行ったので素通りして歩き進む。
すると、通りの先にムントタワーが姿を現わす。
ムントタワー(Munttoren)17世紀に取り払われた城壁の残った一部に時計台を付けた物。
ムントタワーの周辺
ムントタワーから運河沿いに花市場がある ・・・ 球根ランド、オランダ、花の国としても有名なオランダである。
観光客が多いので、花市場の向かい側には土産品店やカフェも多い。
さてさて、またもや運河めぐり~ 運河の交差点。
「船上からしか見えない」と言われる、七つ橋。
低い位置からだと、直線に7つの橋が見えるという ・・・ しゃがみ込んで、地面すれすれにカメラを置くと、路上からでも何とか見えた。
そんな運河沿い散策、強い日差しを遮る街路樹の緑がきれいだ。
白い跳ね橋が見えるところに来た。
白い跳ね橋の中でも有名なのがこの「マヘレの跳ね橋」(Magere Brug)
跳ね橋部分は木製だそうです。
昔はこんなハンドルを回して跳ね上げていたのだろうか?
橋の上でウロウロしていると、警告音が鳴りだして、係員の男が「はいはい皆さん、渡る人は渡って、戻る人は戻って、向こうの遮断機の外へ出てください」みたいなことを言った。
で、キーで操作箱を開けて、スイッチON!
期せずして、跳ね橋の開閉ショーの始まり~
橋が跳ね上がったところで、ちょっと背の高いボートが1隻通過して行った ・・・ ただそれだけのために、これだけの事をやらないといけないのだ。
このボートは、さらに次の跳ね橋も上げさせて、市の中心部へ進んでいくのだった。
信号は赤、跳ね橋は上がり、遮断機は下がっている。
解除されると、待たされていた人たちが、一斉に通過していく。
次なる別の跳ね橋。
欄干の街灯が豪華な石橋、ブラウブルグ(Blauwbrug)市庁舎近く。
アムステルダム市庁舎
観光ボート?
ボートの上にリビングルームのようなソファ-とテーブルが置かれている ・・・ リビングにいるような雰囲気でシャンペンでも飲みながらアムス観光をしたいリッチな人向けか?
市庁舎の裏側を取り囲むように、蚤の市が開かれていた。
アムスでよく目にする、コンパクトカー。
軽量所が見える市街地
街中の白い跳ね橋 ・・・ その橋の上に立つと ・・・
なかなかの絶景が見える ・・・ 南教会の塔と運河。
その跳ね橋。
緑色に塗られた跳ね橋はアルミニウム橋(Aluminiumbrug)
アルミニウム橋のたもとにあるカフェ ・・・ 両側にカフェがあったが、古そうで小さそうな店に入る事にした ・・・ (ベルギービールのジュピレーの看板があるのが気になったが)
店の女の子が 「これはアムステルダムのビールですよ」 と言う、おすすめのビール、ZATTEを飲んでみた ・・・ タップから注がれたブロンドでコクがあり美味しかった。
女の子、なかなか働き者だった。
ドリンクメニュー
ベルギービールもあるが、ベルギーより少しお高めです。
運河と橋と自転車
モンテルバーンの塔 ・・・ また、同じ場所に来てしまった ・・・ もう、帰ろう!
いやいや、地図なしのアムス街歩き~ぶらり ・・・ 迷路に迷い込んだようで楽しかった!
が、3時間半も歩き続けると、さすがに疲れた。
アムステルダム中央駅構内。
そう言えば何も食べてなかったな ・・・ アムス名物のひとつである「コロッケ自販機」を見つけたので、ひとつ買った ・・・ ハンバーガーを。
発車10分前の「ブリュッセル行きインターシティー」電車に乗り込み、発車を待たずして食べ始める。
ほどなくして、車掌が来て「この車両は暑いでしょ、前の方の車両は涼しいですよ」と言う ・・・ そうなのか?どうりで蒸し暑いと思っていた(発車したらクーラーが効くのかと我慢していたのだ)
ハンバーガーとビールを持って、前方車両に引っ越し ・・・ ふぅ、涼しい! 鉄道の旅はこうでなくちゃイカン。
オランダ鉄道が、ベルギーと結ぶ国際列車 ・・・ フランスの高速鉄道タリスもあるが、料金が3倍以上(時間は半分)するので、普段は使わない。
しかし、発車時刻を5分もオーバーしても動く気配はない ・・・ 車内アナウンスで「車両に問題があるので発車が遅れています」 と、・・・ まぁ、よくある事なので気にしない。
15分後のアナウンス 「スキポール空港、ロッテルダム行きの方は14番ホームの電車が速くなります」 と聞えた後、半分くらいの人が降りて移動した。
僕は、どうせアントワープまで行く電車はこれしかないのだから、そのまま座っておくことにする ・・・ クーラーが効いているからいいよね~、と。
25分後のアナウンス 「この電車はキャンセルになるので、全員降りて次の電車に乗ってください」 だって ・・・ トホホなオランダ鉄道。
1時間後の電車に乗るために、仕切り直しのビールとおつまみを買ってきた ・・・ すでに30分過ぎていたので、30分後に出発という事で「待たされ感」はなかったのは幸いだ(笑)
相変わらず平坦な田園風景の車窓
約2時間後にアントワープ到着!
アントワープ中央駅はやっぱりいいね!
はい、無事に家に着いて、テラスで白ビール。
今日も1日、よく歩いた!
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