Momoちゃんも旅行準備！

Momoちゃんは相変わらず、マイペースで過ごしている。

いつもの散歩コースを、ひょうひょいと先に歩いてゆく。

日本への出発までに、あと2ヶ月を切り、僕らは着々と手順を進めている。

キリッとしたMomoちゃん、スタイル良いねぇ～

日本の柴犬標準を知っている人なら「チョット痩せ過ぎじゃないの？」と思うでしょうが、本犬はいたって健康で、遊ぶ時はとても俊敏に走るし、小回りも利く。

ベルギーでは柴犬を見る機会が少ないから、ベルギー人からは「すごくきれいな犬だ」とよく褒められる　・・・　ベルギー人て道ですれ違う時も、はばからずに声をかけてくる　「きれいな犬ですねえ、なんていう犬種ですか？」　「かわいい、キツネみたいだねぇ、触っていいですか？」　なんてね。

いつものように両足上げのおしっこスタイルも健在（笑）

そんなMomoちゃんだけど、生まれた時から「EUパスポート」は持っているので（必携義務）、それに直近の写真も張り付けたし（上のキリッとしたやつ）、毎年義務の予防注射も済んで証明記入済み、抗体検査も正常値で証明書取得済み。

飛行機の手配もOK！

しかし、あれだね　・・・　運賃がね　・・・　人間の僕らより高いのだ、Momoちゃん（笑）

バカ高い訳ではない　・・・　どちらかというと、僕らの方がバカ安だからMomoちゃんの方が高くなっているだけである。

人間がブリュッセルから沖縄まで片道3万円ちょい（もちろんエコノミー）なのに、Momoちゃんは4万円！

ペットには機内サービスはないはずなのに高いよ～

日本到着（入国）空港である中部空港の動物検閲所には、メールにて「犬の輸入に関する届出書」に「抗体検査結果証明書」を添付して申請し、「受理書」を頂いた。

 こんな事ばかりしてるけど、大丈夫かねぇMomoちゃん。

「動物検疫所　中部空港支所」　が、今回の関係機関なのだけど、初めての事なので、分からないことが多く、何度かメールで質問をしたら、その都度丁寧な返事をいただいて、とても感謝している　・・・　担当者は（勤務時間の関係で）3人ほど変わったが、みんな親切。

堅苦しいお役所というイメージだったが、親身になって対応してくれているのでありがたい。

 心配事も少なくなったところで、散歩に行くか～！

Momoちゃん　・・・　春を探してね～

「はいよ～」

 「見つけたワン！」　　早いな、おい。

「スノードロップだよ～」

「いつも通る道だもんね」

スノードロップ（雪のしずく）　和名はマツユキソウ（待雪草）、オランダ語ではスネウクロッキエ（雪の鐘）　・・・　すべて雪がらみの名前なんだね。

この真っ白な花弁が、この時期に見られるから「雪」のイメージだよね（雪が解けてから見られる）・・・　オランダ語の「Sneeuwklokije」のKlokは「鐘」　・・・　上から吊り下げられた感じで下の方が開く花には、大抵この名前が付く。

春の鐘、夏の鐘、5月の鐘、などがある。

 散歩を続けよう　・・・　傾いたポプラ並木道。

次は何処へ行くの？

はいはい、左へ曲がって！

いつもの修道院。

19世紀のポンプの前

聖マルガレータ教会の前

修道院内の家の門。

修道院敷地内は、静かでお気に入りの場所なのだ。

外へ出て、ジンメルの塔（天文時計）

僕らが住んでいるリール市（Lier）は、規模は小さいけれど、散歩コースには困らないからいいねぇ　・・・　街へ入れば古い町並み、静かな修道院もあり、車の通らない遊歩道、郊外の川沿い自転車道など、気分によって選べるからね。

あと2ヵ月、リール市、ベルギーを記憶に刻み込まなければ！

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