いつもオランダ語教室のために通っているメッヘレン市(Mechelen)
今日は、無料テーマパーク?メッヘレンを存分に案内しましょう。
朝から晴天の予報だったので、オランダ語のテキストと一緒に、カメラも入れたリュックを背負って、いつもより2時間早く家を出た。
ベルギーの車窓からってこんなものです。
ガラスへの写りこみがあって、きれいには撮れない。
牧場には牛がいたり、羊、馬がいたりする。
まず、行ったのは駅から歩いて、20分ほどの市民公園。
公園の中は「ダリア園」「バラ園」に分けられているが、運動公園も併設でテニスコート、サッカー場、多目的芝生、釣りの出来る池などがあり、広大だ。「ダリア園」「バラ園」とも無料!
撮影中にチョウチョがやって来た。
今は、ダリアの季節のようで、たくさんの種類のダリアが咲き誇っていた。
「ダリア園」から「バラ園」に移動した。
ダリアと違い、バラの季節は夏で終わってしまったようで、ローズビップ見物になった。
それでも、いろいろな実があって面白いと思うのだが・・・。
それでもやっぱり、花の美しさにはかなわない。 頑張って、僕のために咲いてくれているバラも、いくつかあった。感謝!
なかには、つぼみから、咲こうとする途中で、枯れてしまったようなものも・・・。季節外れのむなしさ 来年は、バラ満開の季節に着て、こんなベンチで休みたいものだ。 何の実か知らぬが、きれいなグラデーションの実と、その実が落ちた後のガクまできれいな植物もあった。 落ち葉 晴天で、風がなければ、半袖でも・・・(僕) 広大なバラ園、来年の楽しみにしよう! 木によっては紅葉が始まっている(ドングリの木) 赤いサルビア、後ろの道具小屋がかわいい クレオメ
古い農具を利用した花壇 公園への街路樹も色づき始めている 気の早いリンデンの木は、完全に黄金色 カエデ科の植物の種子 今度は、学校帰りにメッヘレン市街地散策 まるでテーマパークの様なMechelen市街地(フロートマルクト周辺) フロートマルクトの隣にあるビスマルクト(魚市場跡)幅の広い歩道、車道はせまく、車は横断する人を優先しながら徐行でしか進めない。
魚市場という事で、噴水のテーマも当然、魚です。 フランダース最古の石造市庁舎といわれる「Schepenhuis博物館」
何と、13世紀の市庁舎を今は博物館として利用している。 そして、14世紀の市庁舎
これがまた、現在は郵便局として活用されている!
右側にある銅像がマルガレータの像。
13世紀の市庁舎と、14世紀の市庁舎の間にあり、後ろ姿だが、正面にある現在の市役所と、広場を見つめている。
マルガレータが見つめるのは、この広場と現在の市役所 現在の市役所と云っても、いちばん古い部分は14世紀からあり、継ぎ足しで16世紀に増築、左の屋根部分は20世紀に完成したという、何とも気の長い、市役所そのものが歴史を物語っている。
ホント、テーマパークの様な館だ。
(正面はそうだが、結構奥行きがあって、奥の方ではしっかりと、ビジネスが出来るような造りになってますよ!)
市役所の前にある「不実な夫」という、変わったモニュメント
浮気ぐせのある男を、担ぎ出して見せ締める意味だとか。
右の緑の旗がある所が、観光案内所
広場南側の建物群、1階はほとんどカフェ 広場西側の建物群、やはりカフェばかり
要するに、市役所以外はすべてカフェといった感じ、
聖ロンバウツ大聖堂もすぐそこなので、カフェでビールでも飲みながら、カリヨンの音を楽しめるから、ここでのんびりするのは心地よいかもしれない。 広場の反対側から見た、聖ロンバウツ大聖堂
裏側もやはりカフェ
大聖堂の内部、正面主祭壇
主祭壇の反対側、上にはパイプオルガン、下のドアにはカリヨンで有名な鐘楼への搭乗口がある(7ユーロ)
今回は、天気が崩れかけてきたので、上がらなかった。
ベルギーで今現在、時の人となっているダミアン神父(1840-1889)の像が新しく設置されていた。
明日ですよ明日、10月11日、彼はキリスト教の総本山バチカンで聖人に昇格されるのです。ハワイでハンセン病と戦った神父として有名なのだそうです。
ベルギーでも、お祭り騒ぎです。聖人に列せられるという事は、それほど大変な事なんだと、TVや新聞報道、こういった教会の活動でもわかる。
大聖堂内には絵画作品も結構たくさんある。
もちろんキリスト受難の絵もあるが、メッヘレン独自の市の歴史を描いた絵も多い。(外敵に侵略される図)
大聖堂内部見学は無料です。
大聖堂から王立カリヨン学校へ向かう途中でこんなものが・・・
5階建の屋上付近から、飛び出した鉄骨の上には大きなリングが乗っかっている。その下をバスや車や人が通るのだが・・・。
王立カリヨン学校
世界中から生徒が集まると聞くが、意外とこじんまりとして、赤い三角屋根、白い壁にたくさんの窓、小さな緑のドアが入口。
古きを大切にする街である事は、良くわかったと思うが、こちらをご覧あれ!
赤い鉄骨でサポートされているのは、何の事はない赤いレンガの古い家の壁なんですね。
外壁を残して、内側に新しいビルを建てて、この古い外壁で隠すのだ!
相当予算もかかるだろうに、そこまでするかぁーと思うのだが、するんですねここでは。
このようなケースの建築をよく目にするので、市が補助を出すとかの、景観条例でもあるのだろうか?
いつか聞いてみたい疑問だ・・・・
もっとおもしろいベルギー話はこちらにほんブログ村
2 件のコメント:
こんにちは!
以前に一度メールした徳田というものです。
沖縄出身でブリュッセルに住んでいる私です。
いつも素敵な写真や文をありがとうございます。とっても楽しんでいます。
メッヘレンってこんなに素敵なところだったんですね。今度家族で遊びに行かなくっちゃと思いました。それに、かの有名なベートーベンのおじいちゃんは、ベルギー人でメッヘレンの近くに住んでいたそうですね。一度は行きたいと思っていましたが、写真を見て、改めて行きたいと思いました。
そうそう、工業高校出身だそうですね。
だから写真がこんなに上手なのでしょうか・・・。写真は上手いし、花や植物にも詳しいし、ただ者ではないとは思っていました。(笑)
私は、ここで働いているのでじっくりとベルギーのあちこちを堪能できないのが今の不満です。それで、このブログでベルギーを楽しんでいますよ!
機会があったら、一緒に沖縄の話をしたいなあと思っています。
徳田さん、ありがとうございます。
メッヘレン駅からゆっくり歩いて15分くらいで中心のフロートマルクト周辺に着きます。
ちょうど、ブリュッセルと同じようなものですね。
メッヘレンは歴史的にも重要な町だったと言うので、神聖ローマ帝国皇帝カール5世や、オーストリアのマルガレータの事などを調べると、なお身近に楽しめると思います。
僕の住むリール市も「小さなブルージュ」と言われるくらい、街並みと運河の佇まいが素敵な所ですよ!(過去のブログ記事参照)
是非遊びにいらしてください。
コメントを投稿